缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

松茸の缶詰

2015-11-06 08:56:44 | 蔬菜

 

 空は高く澄みわたり、ひよどりが鋭い声で鳴き交わす。

 秋、真っ只中である。

 土地によっては初秋かもしれぬ。あるいは晩秋かもしれぬ。

 それはこの際おいておき...。

 秋といえばきのこ。きのこといえば松茸である。

 実は松茸は、明治の時代から缶詰になってきた。

 しかし松茸が高級化路線を歩み続けた結果、松茸缶詰も数が減ってしまった。

「あの松茸さまを、なにも缶詰にしなくたって...」

 そんな思いもあるのだろう。

 そんな時代だからこそ紹介申し上げたいのが、この缶詰である。

 

 開缶!

 タテ切りになった松茸が、薄い醤油色の汁に浸っている。

 予想以上に数が多い。

 皿に出して確認してみよう。

 

 かくのごとし。

 まず驚くのが、その大きさである。

 タテ四つ切りくらいにしていると思うが(個体差によって変わると推測)、1本1本がデカい。

 かさは丸く膨らみ、はちきれそうである。

 長さも、長いものでは10センチちかくある。

 箸で持ち上げるにも重たいその1本を、まずはひと口...。

 やっ、歯応えが素晴らしい。しゃくしゃく、こきこきと音がする。

 これは一口大に切ってから食べたほうがいいだろう。それくらい噛み応えがあるのだ。

 味付けは、昆布だしを中心にした和風味。やや薄めなのがよし。

 試しに半量をバターとともにホイル焼きにしたら、実にウマかった。

 翌日には、残った半量を刻んで炊き込みご飯とした。すなわち2人家族で2晩、愉しめたのである。

 これで価格は1,800円。1食あたりにすると450円。投資額は回収できたと思う。

 

固形量:80g

内容総量:300g

原材料名:まつたけ、液体昆布だし[昆布エキス(還元水あめ、昆布、食塩)、食塩、その他]、液体和風だし(かつお節、かつおエキス、食塩)、みりん風調味料、砂糖、しょうゆ、調味料(アミノ酸等)、酸味料、糊料(キサンタンガム)

原産国:日本(滋賀県 販売・松茸屋魚松

販売価格:1,800円(税別。上記松茸屋魚松で電話・FAXで買えます)