風の備忘録~ ~ ~

風は林に色や形や音を運んできます
忘れないうちに 忘れないように
短い言葉でメモ memo   
       

私の好きなイギリスの詩人 クリスティナ ロセッティとつながる人々

・画家・詩人ダンテ・ガブリエル・ ロセッティは兄 ・西條八十 ・三井ふたばこ(西條嫩子) ・宮澤賢治  ・金子みすず

③ クリスティナ・ ロセッティ の詩 「どちらなの」

2005-02-26 | クリスティナ・ロセッテイ関係
    
  「どちらなの」

              クリスティナ ロセッティ
    
  どちらが重いの、
  海のすなと悲しみと。

  どちらがみじかいの
  きょうとあすと。

  どちらがもろいの、
  春の花と青春と。

  どちらがふかいの、
  海と真理(しんり)と。 

・・・・・・・・・・・・・・・

 2月15日に掲載の「のぞみ」と同じノート(昭和38年ころ)に書き写していた詩です。
 訳者は書いてありません。
 でも、後で書きますが
 もう一つの「わたしが死んでしまっても」は三井ふたばこさんが
 訳していますから、きっとこれも三井ふたばこさんの訳と思います。

追記:2005年11月30日 「どちらなの」の原詩

「What Are Heavy?」 

What are heavy? Sea-sand and sorrow:
What are brief ? To-day and to-morrow:
What are frail? Spring blossoms and youth:
What are deep? The ocean and truth.