bbc の特集です。
もしトランプが1ヵ月後に「大統領でなくなったら」という仮定(現状では大いにあり得る)でもって、トランプがかかえている複数の訴訟について論じております。
トランプ氏にかかわる複数の訴訟や捜査 大統領でなくなったらどうなる:bbc 2020年12月25日
連邦政府にかかわる訴訟の場合
大統領の恩赦は可能ですが
州政府の場合
大統領の恩赦は不可能
という取り決めらしい。事実、ある強姦事件で
連邦政府司法省がトランプの代理人になって連邦地裁で争おうとした時、マンハッタンの連邦地裁は2020年10月「連邦政府司法省の介入を認めない」という判断を下したようです。
大統領トランプの恩赦は「州レベルの訴訟」には効かないのでした。
トランプの訴訟の何件が連邦関連であり、何件が州関連であるか、詳細はつかんでおりませんが、たとえ「自分への恩赦(それ自体が可能かどうか議論あり)」をしたとしても、依然として訴訟は残るのです。
アメリカ合衆国では、連邦法犯罪の恩赦権限は大統領、州法犯罪のそれは各州の知事に属する(こちら)
これが
トランプにとって絶対敗北を認められない原因であることは、すぐにひらめきますね。
そう、「自分への恩赦」を考えていたようです。
さてさて、皆様はどう思われますか。