カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞669 海底ケーブル

2020年11月01日 23時07分20秒 | 海外

「情報が筒抜けに」 海底ケーブルでも「中国排除」鮮明にしたアメリカ:朝日新聞社 Yahoo 2020/11/1(日) 12:35


海底ケーブルは

      • 1850年代、英仏間に敷かれ
      • 1871年に、長崎-中国、長崎-ロシアた
      • 現在では総延長地球30周分の長さという

この分野でもアメリカは

「中国企業排除」に踏み切っているようです。

グーグルが海底ケーブルを敷こうとしたのですが、最終地が香港であったので、香港が中国と同一とみなした米司法省が許可しなかったようです(bbc 2020/09/01)。

軍事と同じで

自分もまたそうする可能性がある・または今そうしているので、詳しい情報を公表することはしませんが、何を公表しないかによって、概要は分かるようです。

しかし中国に限っては、さっぱり情報がなく、新型ウィルスでも当初武漢で事実を公表しようとした人を罰し、今でもWHOにさえ非協力的で秘密のベールに包まれた(竹のカーテン)中国です。隠ぺいでは共産国が人後におちることはなさそうです。

中国では、すべての企業が中国共産党の支配下にあり、情報を包み隠さず報告しなければならないようで、違反すると職は解かれ、場合によっては企業の存続さえできないという、典型的な中央集権型弾圧国家でした。

この中国を

陸上の5Gだけでなく、海底ケーブルでも中国企業を排除する動きに出たのが、ほかでもないアメリカでした。ファーウェイ(華為)やその関連、あるいは中国企業のすべてを狙い撃ちにしたようです。 

個々の情報はたいしたことがなてくも

それを総合すると、とんでもない事態へ発展することがあり、我々も目が離せません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞668 大統領選あと2日後に

2020年11月01日 21時40分52秒 | 海外

あと2日に迫った米大統領選・・・・


米大統領選、現職敗北は戦後3人のみ トランプ氏再選なるか:afp 2020年11月1日 10:00


記事では

      1. 歴代大統領44人のうち2期連続は「15人」
      2. 最近は 2期連続が多い

としております。たしかに

      • 40レーガン(共)
      • 41親ブッシュ(共)
      • 42クリントン(民)
      • 43子ブッシュ(共)
      • 44オバマ(民)

と続いており、「2.」の中へ現職 45トランプ(共)が入れるかどうかですね。

私は

      • 無数の側近解雇があり
      • 無数の訴訟を受けており
      • 無数の暴言失言に
      • 無数の見て品格を疑う言動や
      • 無数の暴露本(元側近・親族など)
      • 無数の国際的な離脱
      • 無数の利益誘導発言もある

これらから「大統領の資格なし」とし「トランプの再選はない」とみていますが、個人的願望に過ぎないためかしばしば私の予想は外れます(大笑)。

ただし、トランプにはたとえ負けたとしても

      1. 敗北宣言を出さない方法もあるし
      2. 負けたのに勝利宣言し
      3. 郵便投票の不正を訴える方法があり
      4. 選挙無効~再選挙の訴えも考えられ
      5. さらには中国ウィルス説(まるで文在寅の責任転嫁)で駄々をこねる方法もあるので

油断はできません」(笑)。

その郵便投票ですが

最終的には1億人(有権者の4~5割か)が済ませる勢いらしく、その場合この開票作業が遅れそうな制度にも注目しなければなりません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


自由とは(その1)

2020年11月01日 12時19分47秒 | 生き方

難しい問題「自由とは何か」について述べます。


本当に自由になるための最大の障害は、もっとも親しい人たちだ、という悲しいパラドックスが成立する。:P.94 外山滋比古「知的創造のヒント」講談社現代新書


つい先日なくなった

外山滋比古(とやま しげひこ 1923-2020/07/30)も、いい言葉をたくさん残しました。

もしも、親しい人(従う人)がいなくなった人がいるならば、それは「親しい人(従う人)が離れていった」のではなく「あなたが本当に自由になり始めた証拠」「あなたが本当に自由になるその資格を獲得し始めた」のです。

なぜならば外山の言う通り「本当に自由になるための最大の障害は、もっとも親しい人たち」だからです。


自由のあるところに秩序はない。:P.45 「ダビンチの手記(上)」岩波文庫


アメリカは

自由をかかげていますが、秩序はないのです。自衛のための銃携帯を手に入れましたが、分断も手に入れたのです。

この分断(無秩序)がなければ、今の自由はなかったのです。自由と秩序は反比例するのであり、自由が大きくなると秩序がなくなり、共産国のように秩序を重視すると自由がなくなります。言い換えると「自由×秩序=一定」なのです。

尤も、自由も秩序も低い中国~朝鮮半島があり、自由も秩序も比較的高い日本のような国も、例外的にはありますが・・・・。

いや、こう言いましょうか。本当に自由になるために、もっとも親しい人を(自分の子供さえ)手放したのでしょう。

国として「それではまずい」と判断すれば、「50年単位」で変わっていくことでしょう。

韓国は

自由ではなく、管理・一律を求めています。それが北朝鮮~中国といった独裁国家へあこがれることにあらわれています。

途中で「自由」の意味をはき違えて「自由を放棄」し始めたからで、いまでも「自由」の意味を間違ってとらえています。「27年」では無理だったのです。

形式的に1954年の「米韓相互防衛条約」をもちながら中国へ接近するのは、独特の「瀬戸際外交」そのものであり、まだこれと言って韓国らしさをつかんではおらず、ひたすら米国・中国の間で「ばらばらでヨイショしているに過ぎない」のでした。

旧ソ連には旧東欧(今の露にはベラルーシ)が、そして中国には朝鮮半島が、どうしても「緩衝地帯(クッション)」として必要でした。この緩衝国の存在が共産国の宿命なのです。


エチエンヌ・レー:女が男に自由を要求するときは、彼女が他の男の奴隷になるつもりでいる時なのだ。自由になると言うのは、彼女にとって、単に主人を代えるということなのだ。:P.92 ジェローム・デュアメル(吉田城訳)「世界毒舌大辞典」大修館書店

レーは言っております。「女は常にただ一人の男の奴隷になりたがっている」「自由を追い求めて、主人を代えて不自由を求める」、と。


真理の探究-これが我々の行動の目標でなければならない。これをおいては行動に値する目的はない。---

私達が人類を物質的苦労からだんだんに解放していこうと望むのは、人類がかくして得られた自由を、真理の研究と観照とに用い得るようにするためなのに他ならない。:P.9 ポアンカレ「科学の価値」岩波文庫 


真理の探究が、ノーベル賞を生みました。

従って、「真理を探求」しないところに、科学系のノーベル賞はいきません。

韓国が自然科学系のノーベル賞に縁がないのは、そのためです。 


韓国の離婚率はこのところ急激に増えており、1989年にはついに日本と同率を示した。・・・・

この現象は儒教的な家族倫理の悪い面、つまり女の自由を束縛し、女に耐えることをことを求める家族観に、韓国の女たちがやっと反撃をはじめたことを示すものではないかと思うのだ。・・・・

しかし、日本の場合、女たちが国外へ逃げることはなかった。日本の社会自体がそれを受け容れることができたからである。韓国ではいまだに、離婚した女たちが再び結婚することはきわめて難しい。そして経済的な自立も、である。

いま、韓国の女たちに勇気をもって離婚する者が増えているのには、家から離れても女を受け容れてくれる日本の社会の存在が大きい。事実、日本で働くことをあてにして、泣き寝入りをやめて離婚したと私に話してくれた女性を何人も知っている。ただ残念なことに、彼女たちは日本に来てもまた男に頼ろうとしている。選択する職業はまず水商売に限られているのだ。・・・・

多くの女たちが自分の国に生きる場を見出せず、日本を頼って流出して来ている。女たちが外へ外へと流れ出す国、韓国。:P.82 呉善花「スカートの風」角川文庫


これは20年も前の本からの引用であり

今でもそうだとは言えませんが、そのころの情景が目に浮かぶようですね。

日本の男は当時、女の離婚を認め対応したので、日本の女が外へ流れることはなかったようです。

しかし韓国では当時、女は離婚しにくく再婚が難しかったのを韓国の男が認めず、しかたなく韓国の離婚女は、国外へ流れた、と女の呉善花(オ・ソンファ 日本国籍取得済み 拓殖大教授)は言っております。


やはり同じ民族である北朝鮮から亡命した人々も(北朝鮮出身の彼らは「帰順者」という用語に屈辱感と拒否感を感じるらしい)、自由を求めてやってきた韓国に失望して亡命を後悔する人が多いという。・・・・

最初のうちは好奇心と憐憫(れんびん)、同情心をもったりもするが、1~2ヶ月たつとそれは疑心と異質感、はなはだしくは敵対心へと変貌を遂げ、「北から逃げてきた奴」と遠ざけては蔑み馬鹿にする。:P.135  金文学/金明学「韓国民に告ぐ!」祥伝社文庫

韓国の自由に憧れた脱北者がいたのでしょうが、実際は失望することが多いらしい。

この原因としては、韓国に最大の問題があるでしょうが、それとともに、徹底的な鎖国をしていた北朝鮮が不幸な錯覚を生んでしまったことにも触れておかねばなりません。

もっともなんでも日本に責任があるという韓国人ならば、「脱北者が韓国に失望した責任もまた日本にある」のでしょうね(大笑)。


中国国営・新華社通信は25日、五輪成功を称賛する外国メディアの報道を伝える一方、チベット問題や報道、宗教の自由を問題視する内容は全く報じていない。 :2008年8月25日 毎日新聞

何を伝えるかも大切ですが、何を伝えないかもそれ以上に大切であることを示しています。

それを知るためには、たくさんの情報源にあたらねばならないし、信頼していたはずの情報源に裏切られる経験なども、大切でしょうか。


他人への気配りをしないでいるとそのベクトルが内向して、一方では仲間うちでおなじであることへの脅迫となり、他方では同じはずの仲間のなかでの攻撃欲求となる。かつては、農村共同体の閉鎖性にたいして、さまざまの人間のまじりあう都市の自由がたたえられた。しかし今ではたとえばニュータウンで、ある程度ゆたかな標準性に支えられながら、そこにもっとも典型的に「ガマの油シンドローム」が見られるようになった。・・・・

けっして「仲間」ではない異人が存在し、そして異人に心を使いながら暮らす方が、本当のところは健全であるのに。

日本が「単一民族」でうまくいっているというのは嘘で、民族的異質性の不足のために「ガマの油シンドローム」におかされている、というほうが本当だろう。

学校の問題でも、いまなにより必要なのは、問題児や問題教師も含めて、異質なものをかかえこむことであって、それを排除しながら「国際化」を唱えると言うのは矛盾している。「みんな仲間」であることではなく、「仲間はずれ」の許容されることが重要なのである。:森毅 毎日1986.12.6夕刊

重要なのは、「異質・仲間はずれ」をかかえ込む・許される社会であり、これこそ真の「多様性」なんでしょうか。

「同質」を追い求めていると、「ささやかな違いを大きい違い」ととらえるなど、奇妙なゴールに達しそうで、まさに「針小棒大」(笑)。


ソクラテス:私がこうしていちいち質問しているのは、ただ議論が正しい順序を踏んで最後まで進行するようにと願えばこそであって、べつに貴方にたてつくのが目的ではありません。私たちがお互いに相手の言おうとすることを推測しあってそれを強引に相手よりさきに言ってしまうような習慣は避けて・・・・

最後まであなたに自由に述べてもらうようにするためなのです。:P.241 プラトン 「ゴルギアス」世界の名著6 プラトンⅠ 中央公論社 

人がしつこく反論するのは、こっちが言おうとしていることを先に 形を変えて述べるからで、これが分かっていて的確に質問するのは相当難しいようです。


要点のみ情報がたくさんあって自由度が大きくなればなるほど、人間は固定を求めたがる。:森毅「電脳教育論」日本ソフトバンク


さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞1245 あべこうべ製鋼

2020年11月01日 03時10分54秒 | アジア

前総理が「神戸製鋼」にいたらしい題名です。

文在寅は本来あるべき像とまったく逆の「あべこべ」韓国をすすめており、「こうべ製鋼」の安倍晋三と対立しています。

したがって「あべこうべ製鋼」。

説明するのも気が引けますね・・・・

韓国の

      • 憲法裁判所は合意の法的拘束力を否定
      • 大法院は請求権条約を否定する判決

否定(ひてい)」ばっかりで、「ひでー否定韓国」でしょうか(笑)。

韓国政府には、政敵たたきの目的があるだけで、韓国憲法裁判所や韓国大法院の制御まだできないのです。

それはそうでしょう、自分の言いなりになっている部下を粛清できるはずもなく、かといって憲法を改正する勇気もありません。

つまり国としてをなさず、大きな矛盾をかかえたままの「国家ごっこ」でした。

都合がよければ、憲法裁判所の解釈も、大法院の判決も、そのまま認めるのですが、不都合な今回、少なくとも大法院判決で「韓国政府が違法状態にある」ことを内外に見せつけました。

左翼文在寅政権は、外国である「日本」に対し

国際条約を無視して韓国内法に従う」よう要求しております。

まともな国家なら、そんな要求に従えるはずもないですね。

韓国の新しい提案ですが

企業が賠償に応じれば、後に韓国政府が全額を穴埋めする2020年10月31日

とするものの、残念ながら

      1. 企業が賠償に応じることは、大法院判決の受諾を意味し賛成できません。「合意の破棄や再交渉は求めない(文在寅)」を一方的破っただけなのか、単なる政敵たたきか。「合意の破棄や再交渉は容易でない(文在寅)」とも言ったらしい。一体どっちなんぢゃ?
      2. 韓国政府が全額を穴埋めする」もあやしい。なにしろ条約も合意も一方的に破棄している国ですから・・・・

小手先の手法であり、いずれも、受け入れられません。

文在寅は、よっぽどヨイショする組織が可愛いのか、この違法状態を「よし」とします。

もう言っていること全てが信用できない国ですね(笑)。


元徴用工で解決策要求 日韓局長が対面協議:日経新聞 2020/10/29 17:22


韓国提案、日本は乗らず 元徴用工問題「賠償応じれば、後に穴埋め」:会員記事 朝日新聞 2020年10月31日 5時00分


韓国は

      1. 外国日本との合意を国内事情で破棄
      2. 外国日本に大法院判決の順守を強要

こういう無茶苦茶なことをしています。

すでに「1.」では、相手である日本政府の意向に関係なく、まるで国内問題であるかのように、政敵の保守派が結んだ韓政府間合意(2015/12/28)を日本側の同意なく一方的破棄し、日本政府支出の基金による財団さえ日本側の同意なく一方的に解散(2019/07/03)させました。憲法裁判所は「合意の法的拘束性」を否定したのです。つまり拘束性のないことを認め、韓国政府の突出行為を事後認定したのです。事後法やら事後認定など、韓国では「事後」ばやりらくちんですね(笑)。

さらに「2.」では、外国である日本に、韓国内でのみ成立する大法院判決に従うよう強要しました。何のための条約の「批准」だったのか、何のための外国との「合意」だったのか、という疑問だけが残ります。

一方的」が多すぎる韓国は

法律を無視できる無法地帯

だったのです。

案の定、韓国から脱出しようとする企業が極端にふえてきました。こんな無法国家とは付き合っていられない、と判断したのでしょう。

韓国脱出件数(韓国から撤退した企業数)」が、2018年に比べて2019年が約3倍になっているらしく、2020年度はもっとひどくでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。