カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞 09

2016年11月18日 07時29分28秒 | 海外

次期米大統領に決まっているトランプについては

擁護したいところがあったとしても、何やら否定的なニュースばかりが目についてしまうようです。

それはそうで、トランプ既成のメディアをバカにしてのし上がってきた政治素人ですから、メディアから好意的に書かれるはずがない、と言ってもいいでしょう。

政治素人だからといって

韓国チェ・スンシル(崔順実)が明日朴槿恵が着る服の色を「トランプ占いで決めていた」のではないかという話は、おもしろそうではありますが事実ではなさそうなので却下するとして、トランプ次期大統領については妙な噂ばかりですね。

本人が自分の発言を否定し続けるということは、本人が大きくぶれていることを示します。別の表現では、思いつきで何かを言っているだけ、なのでしょうか(笑)。

  • 巷の妙な噂を自身が「元気よく否定」する
  • いままで自分の主張を「安易に否定」する

こういう姿を何回も見てきたので、トランプ自身の発言そのものが信用できなくなっているのです。

こんなトランプが大統領選挙で勝利してから

  • 多くの各国首脳と「電話」会談をしたらしく
  • 先ほど 2016/11/18 07:00頃から首相安倍と初めて「直接」会談し始めた

とのこと。会談内容の詳細は、まだ分っておりません。 

当ブログでも、しばらくの間「アメリカの醜聞」が続くことでしょう。 


追伸:

その後のニュースでは、トランプがまだ大統領に就任していないこと、非公式の会談だったこと、などから安倍との会談の詳細については公にはならなかったようですが、近い将来、双方の都合がいいときに再度広く深く話し合いたい、と安倍が述べています。

また米メディアは「選挙戦時の発言がこれからどうなるのかについてのテストになる」としているようですが、詳細が分らないならば、「本人にとってのテスト」だけに終わりそうです。


中国に関する醜聞 161 罵詈雑言

2016年11月18日 06時19分53秒 | アジア

西洋人が罵(ののし)る時は、大声ではないが意味深長なことが多い。だが中国人の罵声(ばせい)は、大声でなければ意味はない

イギリス人の罵言が翼の付いた弾丸だとすれば、中国人の罵言は汚物の塊である。:P.245 アーサー・H・スミス「中国人的性格」石井宗晧・岩﨑菜子訳 中公叢書


罵詈雑言(ばりぞうごん)とは中国語のためにあるようなものらしいですね。

もちろん亜流である韓国社会の韓国語もその例から漏(洩)れることはありません。

とにかく中国語・韓国語にはケンカ言葉が相当あるようで、日本語の悪口言葉など、かわいいものらしい(笑)。

罵詈雑言の語彙が豊富ということですが、高度に発達した「差別社会」を反映した言語体系のマネをする必要はまったくありません。ぼやっとしていると、だまされますよ、注意・注意!

中国から陰に陽に影響を受け続けた日本ですが

日本が科挙制度や纏足などの悪しき風習の受け入れを拒否してきたことは、立派な判断だったと思います。

特に今の中国・韓国を象徴する悪しき『儒教』の一部だけを形式的に取り入れただけだったのは正解だと言えるでしょう。

いつの時代であっても、いいものは「どんなところからも取り入れ」、悪しきものは「取り入れざるを得ない理由があったとしても広く普及させないことが大切」でしょう。

白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨で書く

その1 その2

罵詈雑言は、けんかが絶えない地域で発達しますが、なぜこれが日本で育たなかったかと言えば、対立を押えるような力が働いたからだと思います。

もちろんケンカ対立が多いところでも対立を好まない人もいますし、対立が少ないところでもケンカ好きな人がいますね(笑)。

白だ黒だとは言っていますが、人種問題のことを言っているのではなく、対立の原点について述べております。日本語でいう「白か黒か」は、「無罪か有罪か」、厳密に言うと「あやしくないかあやしいか」の別表現なのです。 

これには、ひょっとすると、儒教ではなく仏教が影響しているのかも知れません。対立をむしろ推奨する儒教と、どちらかというと対立を忌避(きひ)する仏教でしょうから。

尤も仏教もいいことばかりではなさそうですが、儒教よりは遥かにマシだった、というのが私のとらえ方です。


北京の有名ホテル廊下で何があった? 暴行される女性を従業員も客も見て見ぬふり 

北京市内のホテルの廊下で、女性が見ず知らずの男に襲われているにもかかわらず、通りかかった宿泊客は誰も男を阻止しようとしない-。こんな様子を記録した監視カメラの映像がネット上にアップされ、宿泊客の冷淡さやホテル側の安全管理に対し、激しい批判が巻き起こった。・・・・・・

騒ぎに気づいたホテルの男性従業員に対し、女性は「知らない人だ」と助けを求めた。だが、従業員はカップルのけんかだと思い、「ここでけんかはしないで」などと優しく言うだけで、男を制止しなかった。男が何者かに電話した際は、何人かを呼んで、女性を拉致するような口ぶりだったという。:産経新聞 2016年4月20日 


中国では「けんか」と「見ぬふり」が

地域をあらわす典型のようですから、なにも驚くことはありませんが、監視カメラの映像が中国社会を変える可能性を示しています。いままで不明だった社会の未熟さが如実にあらわれることによって、社会を変えなければならないと気づく人が増えるかも知れない、という意味です。

しかし一方では、この種の映像が火の目を浴びるということは、中国共産党の弾圧が足りないからだとなり、ますます規制と弾圧が泥沼化する可能性もあります。今でもすでに泥沼ですから、「足の立たない深刻な泥沼」とすべきでしょうか(笑)。

いつの時代でも、便利な道具を弾圧強化に役立てる工夫をするのが、中国共産党でした。


さてさて、皆様はどう思われますか。