カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

イスラム過激派のテロ

2015年11月17日 09時45分25秒 | 海外

まず私は、「一神教の限界を感じている」と最初に申し上げておきます。

さて最近のイスラム過激派を見ていると、次のような事が気になります。

  • 一般住民に紛れ込んでテロを起こす。これはどこでも見られることで、罪のない住民が犯罪に巻き込まれるのか、それとも意図的にある種の住民がテロリストたちをかくまっているのか。
  • 空港の検査態勢が不備なところを狙って、あるいは検査官を買収して、爆発物を機内へ持込み空中で爆発させる、という手口。これもかなり前から使われていた手口です。
  • 今年になって急増した「中東や北アフリカ」からEUへの難民。「人道上」の理由から受け入れを表明した国もあり、EUでも国による割り当てを検討しているようですが、難民の中に紛れ込んでEUへ入り込み、そこでテロを起こすのが最近の傾向です。もちろん「人道上の理由」を変えないEUでしょうが、受け入れ人数などに制限が出てくることは、成り行きでしょう。
  • ということは、EUが「人道」的観点から受け入れた難民政策でしたが、これを逆用されたとも言えます。
  • 言い替えると、「人道上」を逆用した「イスラム過激派」という構図が見えてきます。ISとしては「人道上」という欺瞞を利用してキリスト教国を攻撃したのでしょう。
  • どういう受け入れ条件に落ち着くのか、まだ不明ですが、宗教色を減らしてまで統合が可能になったEUの「人道」を踏みにじったイスラム過激派の「非道」ぶりにどう対応するか、これからの問題となるでしょう。

最初に言いましたように、私は「一神教の限界」をひしひしと感じています。

もちろん、共産主義も「他を許さない」という意味で、一神教の範疇に入ります。

共産主義と反共産主義の戦いが繰り広げられました。ソ連が崩壊して「冷戦構造が崩れた」という人がいますが、私としては、まだまだ共産主義を標榜する国がたくさんみられる、と思います。言わなくてもお分かりのように、中国やロシアですね。

もちろん誰でも「非共産主義国がすべて正しい」などとは決して考えていませんが、それにしても、独裁国家・共産主義国家のあまりにもひどい弾圧には我慢できない、と思う人が多いのも、事実でしょう。

単一と思われるキリスト教ですが

歴史を少しかじる程度でも、その様々な流派・派閥が、幾多の醜い戦争を引き起こしてきました。

さらに同じ宗教だと思われていたイスラム教でも

たくさんの血を流す争いが絶えません。

今ではなりを潜めていますが

もともと、寛容とされる仏教でも、排他的な組織が昔からあり、まるで一神教そのものと思われる宗派があります。

こういう世の中にあって

こういった宗教・共産主義などに一切触れないまま、ただ「平和」を唱えることが、はたして「平和的」なのでしょうか。

「宗教・共産主義」などに触れてしまうと、必ず反対勢力から「反発される」からでしょうが、だからといって「決して宗教・共産主義などに触れないのが正しい」とも言えないでしょう。

何もしなければ平和を勝ち取れるはず、そういう信仰もあるでしょうが、それを逆手に取る人がいますね。いやそんなことはない、そういう人でも真心が通じるはず、という信仰も大切です。しかしそんなのがうまくいくのは物語の世界だけなのかも

実際の世の中は、自分の利益だけしか考えない人が,あまりにも多すぎるのです。

世の中の「悪行」や「悪人」を、見て見ぬふりをすることも大切でしょう。

しかし、性悪説に踏みとどまれとは言いませんが、あまりにも根性が悪いと思われる人も、これまた多いのです。

何もせず、ただ「平和・平和」を唱えていたらそれで「平和」が達成されるものではなさそうです。むしろ「人類の叡智」を考えると、「平和は勝ち取るもの」と考えたほうが自然で、その上でどう行動するかを考えるのがよろしいかと、愚考する次第です。

中華の独善、イスラムの不寛容、ヨーロッパの傲慢、などに目をつぶらないよう、心から祈っております。

そして、どう自分が対応するか、それを考えたいのです。


ロシアの醜聞14 薬物汚染への対応

2015年11月17日 09時05分19秒 | スポーツ

薬物スキャンダルに関する「ロシア政府対応の変遷」

  1. 2015/11/09・・・・WADAの発表があった
  2. 2015/11/10・・・・ロシア大統領報道官「事実無根」
  3. 2015/11/12・・・・ロシア・オリンピック委員会「処分は当該選手だけに」
  4. 2015/11/14・・・・プーチン大統領「世界反ドーピング機関には協力する」〔BBCニュース NHKBS1 2015/11/14 05:00〕
これは
WADA〔世界アンチドーピング機構〕が、「ロシア陸上競技選手が組織ぐるみの薬物汚染にまみれていた」
と発表したニュースに関するものです。
これから明らかですが、順序としては次のようになります。
  1. まず、不利なことなら何であれ、即座に強硬「否定発言」
  2. そして徐々に声明を出す部署の序列をあげていき
  3. そして徐々に「否定」のトーンが落ちていきます
独裁国家らしいですね。そうです
ロシアでも中国でも、まだ何も分っていない段階で、即座に「事実無根」「陰謀だ」と叫ばねばなりません。これが情報を操作して国民をだませる独裁国家にみられる「初期の共通コメント」でした。
何も分らず何も調べていない段階で、
身の潔(けっぱく)」を無理に装うと「身の潔(けっこく?)」を証明しているようなものですね(笑)。 
つまり
  • いつでも引っ込める準備をしつつも、強硬に反発しなければなりません。ただしたとえ「引っ込めて封印」しても、絶対に謝罪はしません(笑)。
  • 中国と似ていませんか。中国では情報を管理している国営通信社が最初に「強硬発言」をします。ご主人様(中国共産党)にしっぽをふる忠実な飼い犬としての通信社なら、いつでも切れます。

やはり独裁国らしい。

中国やロシアの国民は、そのレベルにおいて他の国とは比べられないほど、情報が操作され、弾圧されています。

こういうことを言うと、必ず「そんなのは、どこの国にでも見られる」で一件落着させたい人がいるでしょう。

気楽なもんですね。その度合いについて、知ろうともせず、無視していいのですから(笑)。

教訓として言えるのは

ロシアや中国は、不都合なことについて必ず「すぐに事実無根」といいますから、摘発側としては、充分過ぎる証拠を集めた上で英断を下し、何も言えないようにする必要があります。

それでも中国は、平気でウソをつき通すでしょう。中国共産党は、永遠に正しいのです!

これが「だましあい国家・ペテン師天国・偽造社会・独善の中華」の実体でした。

ただしこれらの国では、国民が「弾圧を受けている」ことに気がつかないよう特別な工夫がなされています。

  • 言論の弾圧・・・・違反するとすぐ拘束・逮捕・投獄・処刑し、恐怖感を与える
  • マスメディアの懐柔・・・・自由に反政府に意見を述べられません。違反したらすぐに、責任者解雇、社の運営を停止。日常のどうでもいいことで読者や国民を喜ばせるコツは身に付けていますが、首根っこを独裁政権に抑えられていることを知っておきたいものです。
  • 政府の対応・・・・独裁者に反する外国の意見には強硬に反発します。言論統制・報道規制されているので、国民は政府のコメントしか知らされていませんから、自分の国の主張が正しいと思ってしまいます。これは私たちにも警告を与えていますね。
  • インターネットやテレビを政府が好き勝手に遮断・・・・これは中国では日常的に行なわれていて、不都合な検索ができないよう操作していますし、常時監視することで中国共産党に不都合なテレビニュースをいつでも遮断する用意ができています。
以上、独裁国家の不祥事への対応を、ご紹介しました。

いずれも御承知のことばかりだったでしょうが、注意したいものです。

2015WBSCプレミア12いよいよ準決勝

2015年11月17日 08時18分45秒 | スポーツ

2015WBSCプレミア12

  • 台湾で開催されてきた世界野球上位12チームによる競技
  • いよいよ2015/11/19(木曜)から準決勝が始まります
  • 予選では、参加する12チームをA組B組の2つに分割しましたが、11月16日の決勝トーナメント(準々決勝)で勝って準決勝へ進出したのは、日本を含めたB組の上位4チームだけでした。
  • 8チームによる準々決勝では、A組で全勝無敗のカナダでさえ、B組で2勝しかできなかった4位ぎりぎり通過のメキシコに負けてしまった、のです。

詳細はこちら。

日本が準決勝で戦う相手は「いやな韓国」(笑)。

なぜ「いやな」と表現したかと言えば、かつてのいくつものスポーツ競技で、韓国側に「あり得ない事件」を起こした伝統があったからです(笑)。

もちろんそんなとき、北朝鮮の韓国への軍事的なちょっかい同様に、日本側が先に変なことをしたからであり、「今後いかなる事態が発生してもすべての責任は日本側にある」、としなければなりません。これが朝鮮半島人・あるいは中国大陸人なのでしょう。

それも毎回「今度は、そんなことがないだろう」と想定した時に発生しますから、2015年の今でも、韓国チームや韓国応援の観客が何をするか分らない、と想定しておくのが妥当、というところで、歴史に学ばねばなりません(笑)。

まぁこんな下衆の勘繰りはいやなものですが、過去の例から想定されるのは、次のようなものです。

  • 韓国チームが、日本が使用しているバットに不正があるのではないか、と抗議する〔自分ならそうするだろうとする例の「自己の投影」心理か〕
  • 韓国チームが、日本の捕手である嶋(しま)が球を受ける時にあまりにも「いい音」を出すのには、何か不正な工作があるからだ、と抗議する〔なんでもイチャモンをつけ、心理的に優位に立とうとします〕
  • 韓国マスメディアが、日本が主審などの審判団を買収している、と抗議する〔これまた「自己投影」で自分の汚点を図らずも暴露します〕
  • 韓国打者が、日本の投手が投げた球に対して、意図的に手足を出して死球判定で出塁しようとする〔これはかつての日本で広島達川(たつかわ)にも見られた愛敬〕
  • 韓国チームが、守備を終えて次に日本投手が投げる投手版周辺を自チームが有利になるよう小細工をする
  • 韓国チーム応援団が、熱狂のあまり、例のマナーを欠く「ぶざま」な応援をする

そうです、韓国では

スポーツ競技でも、「正々堂々と戦う」姿勢などどこにもない、これが「正調韓国節」。

これは「どんな手段を使ってでもいいから、勝たねばならない」とするいびつな社会を象徴していて、これをねらった各種の不正行為・犯罪が組織的に発達してきました。違法な手段であっても、パクってでも、とにかく「だましたほうが賢いのであって、だまされたほうがアホ」なのでしょうか。

日本にも無数の犯罪がみられますが、11月19日の日韓戦では、恒例の韓国による「未開発国風味マナー違反」が見られる「楽しみ?」があるかも知れず、ご注目ください。

これらは、目新しいものではなく、いつものことですので、お間違いのないように。かりに発生したとしても、「またか」で済ませばいいのです。

ただし勝敗は時の運であり、どうなるか分りません。

  • 韓国が勝ち、観衆が狂喜乱舞し何かをしでかす。
  • 韓国が負け、観客が不法行為に走る心配がある。

これが気になるところで、勝っても負けても、危ういのでしょうか(笑)。