カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

全国最低気温

2015年11月26日 14時45分26秒 | 科学(気象)

本日2015/11/26 12:00現在(原則)都道府県庁所在地の最低気温です〔気象庁観測値〕。

ただし今回から少し色を変えてみました。また、温度区分は季節に応じて変えています。

 

寒くなってきたようです。

ここには出ていませんが、ニュースでは、富良野市で -20.8℃ を記録したとのこと。〔気象庁の暫定値はこちら


北海道・富良野で氷点下20.8度 北海道内、今季一番の冷え込み

北海道新聞 2015年11月26日(木)12時33分配信 


沖縄県の那覇市で18.7℃。

また気象庁の観測地でここに掲載されていないところでは

旭川  -14.8℃(最低)

父島    27.0℃(最高)

なんと高低差 41.8℃の地域にまたがっております。

41℃と言えば、まったくの偶然ですが日本記録を思い出します。

    • 最高気温が高知の江川崎で  41.0℃〔2013年08月12日〕
    • 最低気温が北海道の旭川で -41.0℃〔1902年01月25日〕

最低はしばらく破られそうにはありませんが、最高はいつ更新されるか分りません。ただいま覚えやすい同じ値41」℃であることにご注目を。

ささやかな予感では、10年以内に最高値のほうが破られそうに思います。

なお背番号で「41」と言えば

    • 松本竜也(読売)・・・・賭博容疑で解雇か
    • 稲葉篤紀(日本ハム)・・・・昨年2014年に引退

またここ石垣島では上図の通り、 19.3℃です。 


それにしても心配なのは、ウクライナとロシアの関係で

  • ウクライナから、クリミア半島(ウクライナ領土ですが、昨年2014年ロシアが武力侵攻して以来、まだ占領中のため、ロシアは世界中から制裁されています)への送電設備が破壊され、ただいま停電中とのこと。
  • ロシアからエネルギーが供給されているウクライナで、その代金でもめています。高圧的なロシアは昨年クリミア半島を武力占領してから、現在海底ケーブルを敷設中で、これが2015年の年内に完了すれば、停電はなくなるのでしょう。
  • これから寒い冬に向かおうとしているウクライナでは、いったいどう対応しようとしているのでしょうか。ロシアは何をするか分りませんから、突然天然ガスの提供を停止するかも知れません。

中国に関する醜聞 76 誘拐・転売・乞食業

2015年11月26日 09時02分59秒 | アジア

自国の歴史を正視できない国が、他国に歴史の正視を求めることはできません。

その、できないことを、堂々と、ど厚かましくも、平気でするのは、いまのところ中国共産党以外にはみられません。

いい譬喩かどうかわかりませんが、山口組がある堅気の人に対して「あいつには遵法精神が欠けている」と叫ぶようなものでしょうか(笑)。

  • 客観性などまだ「食べたこと」がないらしい中国共産党!
  • そもそも中国語にはないとみられる「客観性」という言葉の意味が、さっぱり理解できない中国共産党!
  • 客観性って、なんですか?」の中国共産党!
  • よって自分をふり返った経験もないし、どんな間違った判断をしても、それは「間違い」ではなく謝罪など絶対にしない中国共産党!
  • 「謝罪って、なんですか?」の中国共産党!

弾圧を美化する「発展途上国」以前の「未発達段階にある軍閥」集団ですが私たちがまだまだ知らない「功績」があったようですよ。


組織的に身障者をつくりあげ儲ける乞食集団

改革開放後、人民公社の解体によって「大鍋飯」で生活できなくなつた人々は、行くあてもなく乞食業へと転職(あるいは転落)するケースが多かった。中国では、村や県単位で乞食業をしていることもある。

都市や観光地に流出した乞食は、通行人や観光客につきまとい、足にしがみついてしつこく銭をせがむ、または身体障害者として同情を誘う。彼らはそれぞれ単独で動いているカイバンが、組織化された乞食集団もある。・・・・

中国の観光地では、よく手足のない身障者が見られる。何も知らない観光客は、中国にはそれほど身障者が多いのかと思うほどだ。・・・・

しかし、手足のない乞食の多くは、誘拐され売られてきた児童の手足を切り落としたものである。「弓酎」は、こうして身障者をつくりあげて、観光地で彼らを展示することで儲けを得ているのだ。

林青悟氏は、著書『中国の希望と絶望』(かんき出版)のなかで、南京鶏鳴寺の裏門にある階段で、肩から両手がなく膝から下の両足もない身障者の乞食が物乞いをしているのにショックを受けたと述べている。しかし、これら手足のない乞食は、自力で階段を登れないはずだ。その裏にはやはり組織的動きが見え隠れする。彼らは、組織の車で寺の階段まで運ばれ、1日中階段に陳列され、夕方になるとまた車で運ばれていくのだそうだ。・・・・

それを裏付けるごとく、湖南省の嘉禾県の農民雷某は、乞食となって南下し、帰郷したときには村1番の金持ちになっていたという話もある。そして、あろうことか彼に見習い、彼の郷里2504世帯の9割が家族を乞食として南へ送り出したという。さらに驚くべきは、そのうちの半数が大金を手にして帰ってきたということだ。

現在チベットを除く中国全土の都市に100万人以上もの乞食が出現している。こうした状況に応じるために、河北省、河南省、安徽省では、なんと県政府が有効期限1年の「乞食証」なる正式の営業許可証を100元で交付している(『争鳴』2004年4月号)。

改革開放の申し子として、太子党だけでなく、乞食でも成金になれるのだ。

:P.319-321 黄文雄「日本人が知らない中国人の本性」徳間文庫 2007年11月5日 2版


中国は今「人権」云々以前の、もっと悲惨な段階にあるらしい。

いや、子供を誘拐してきて転売し身障者をつくりだして乞食業を営ませるなどというのは大昔の話で、今ではそんなことはない、と思う方は、どうぞ、そう信じて下さい。どの国も自分の国と同じはずであるという信仰は「香(芳)しい:かぐわしい」ものであり、独裁者にとって、それ以上のごちそうはありません(笑)。

  • 国内で誘拐し転売された子供の手足を切り落として身障者をつくりだし、観光地で物もらい業に従事させるという背景には、毎日の送迎をしてでも元が取れるとする大きな組織があるはずで、村単位で大規模にいそしんでいるところもあるらしい。
  • 単なる個人の言動ならどこにでもあり得ることですが、村単位で支援するとなると、共産党末端組織と密接につながった裏社会の関与が想定されます。「村のその他の自活手段を奪ってしまった国家の経済政策失敗」を見逃してはいけないようです。堂々とした社会を目指さないと、こんなミジメな社会になってしまうのですね。
  • 河北省、河南省、安徽省で県政府が有効期限1年の「乞食証」なる正式の営業許可証を100元で交付している(『争鳴』2004年4月号)にも驚きます。この「営業許可証」が「正式」だとするとお笑いものですが、同時にそれを認め温存する独裁政権の薄汚さも暗示しています。
  • 一方この「営業許可証」は、中国社会でしばしばみられる「偽造の証明書」ではないかと疑うのが本筋かと思います。ワイロを出せば証明書などいくらでも手に入る国ですし、もしも見つかれば「腐敗防止」の規則を建前にトカゲのしっぽを切ればよく、もしも運良く見つからなければ巧みに役得(やくとく)にありつき「うまくやった」と称賛されるのでしょう。
  • このように地方官僚を泳がせておき、中央幹部にとって不都合が発生すれば、厳しく取り締まればいいというのが中国共産党が長年にわたって熟成してきた「取るに足らない未熟な社会システム」でした。
  • マンモスが絶滅し小さい哺乳類が生き延びた理由が見えてきませんか。多様性がないまま混迷している中国を感じるかたには、こちらが参考になるかも。 

中国は、古代から人身売買が盛んであった。貧しい農村には嫁が来ないため、嫁買いを行なったり、ときには誘拐や掠奪婚などをしなければならない。ことに、改革開放後は、その実情を見た欧米の特派員や中国専門家によって、「はびこる人身売買の凄い実態」「村ぐるみで婦女売買」といった内容の記事が書かれ、その実態がじょじょに明らかにされてきた。 

なかには婦女売買専門の村もある。たとえば、四川省石家荘のある村は、村ぐるみで隣の県から婦女を拉致し転売している。その売上は年間10万元にもなるという。

・・・・ 

中国の婦女誘拐の多くは、貧しい中西部の農村で流行っている。嫁不足が大きな理由だろう。政府資料によれば、1991年に婦女売買で検挙された事件は2万5000件、逮捕者2万人、救出された女性2万5000人だった。 

また、1995年の誘拐検挙数は9万5000件、誘拐組織1万9000件、誘拐犯14万3000人、救出された婦女8万555人であった。いくら取り締まっても、婦女誘拐・売買の風潮はなくならないどころか、減ってもいない。 

誘拐されるのは婦女だけでなく、児童もその対象である。中国公安部の統計では、女性・児童の誘拐売買事件は5万余件もあり、誘拐犯7万余人を逮捕、救出された女性や児童は4万人にのぼったという。 

しかし、これらの数字はあくまでも表面化したものだけである。水面下では、それをはるかにしのぐ数の誘拐・売買事件が起こっている。中国ではこんな非常識なことでもニュースにならない。それどころか、数千年来の風習として受け止められ犯罪にもならないケースも多いのだ。もちろん犯人側にも罪を犯しているという意識はない。

・・・・ 

中国には1人っ子政策がある。そこで、人々は男児を欲しがり、女児を妊娠したとわかった段階で堕胎、あるいは「殺嬰」(嬰児殺し)をしてしまう。そのため、男女の比率は当然ながら偏り、男子は女子よりも7000万人も多くなってしまった。 

そして、ただでさえ嫁不足に悩んでいた貧しい農村は、さらなる嫁不足にあえぐ結果となり、嫁買いの風習がさらに活性化するというわけだ。人身売買市場で暗躍しているブローカーにとって、女性と児童は人間ではなく金儲けの対象でしかなくなっている。 

児童誘拐組織には、100人以上のグル-プもあれば、10人以下という組織もある。誘拐した児童は1人2000~3000元で農村に売られるが、父母が自分の子供を売るケースもある。子供を売って牛や豚を買うのだ。

かつて、韓国は世界最大の嬰児輸出国として有名だったが、政府の抑止対策が強化されたためにじょじょに下火になっていった。その韓国に替わって登場したのが中国である。 

中国からの嬰児輸出は、政府が1人っ子政策を断行してから増え続けている。

・・・・

人身売買集団の手口としては、内陸から出てきた出稼ぎ少女を工場まで送迎するという口実でバスに乗せ拉致する。拉致された少女は強姦された後、1人1500~2000元で僻地の農村や漁村、あるいは売春宿に売り飛ばされるのだ。 

:P.314-317 黄文雄「日本人が知らない中国人の本性」徳間文庫  


さぁ、これでも、

「不都合なら根拠なく堂々と否定する中国共産党の言葉」

「顔を引きつらせながら強弁し続ける共産党広報の言葉」

を信じますか、それとも、

「この国は、どこかおかしい」

「この国は、滅びるしかない」

と信じるようになりましたか(大笑)。

すぐに後者になれない人でも、これからは、つらいでしょうが現実を見つめて下さいね。

  • どこにでも醜聞はありますが、「あまりにもひどすぎる醜聞」から顔をそむけないようになれば、取るに足らない利害関係にこだわり大声で相手を非難するのを唯一の生き甲斐とする人よりまちがいなく立派だと言えます!
  • ただし「ひどすぎる醜聞」がバレてしまった側の人たちは、「根拠なく歴史をねつ造して反撃に転じる」でしょう。客観性など、あるはずがありませんね。非を認めてよりよい社会をつくろうとする頭脳などなく、ひたすら党内での保身をはかり、金儲けに走るだけなのは、北朝鮮やロシアをみていると、よく分りますね!

今後とも引き続きご注目されますよう、祈っています(笑)。