「なぜ日本だけを標的に?」欧米から疑いの目を向けられる韓国妄執の“自業自得”
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1月12日の年頭記者会見で、日韓首脳会談について「日本側の姿勢の変化が重要だ」と曖昧な注文をつけ、慰安婦問題を早期に解決しなければ「韓日関係だけでなく、日本の歴史にも重荷になる」と言い募(つの)った。一方的でかたくなな態度には、ため息が出るばかりだ。
■冷めた日本政府
「ムービング(動く)・ゴールポストだ」
韓国について政府関係者らと話すとき、何度この言葉を聞いたことか。慰安婦問題などで着地点を求めてそこを目指すと、いつの間にか韓国側がゴールをさらに先の方に動かしているという意味だ。
それでいて韓国側は日本に対し、具体案を示さずに「誠意を見せろ」と要求し続けているのである。
日本政府は現在、こうした韓国側の十年一日のようなあり方に冷めた視線を向けている。小紙の加藤達也前ソウル支局長の出国禁止のような人権侵害を除き、韓国に対しては「放置でいい」(政府高官)との基本姿勢だ。
何ともやるせない現状だが、予期せぬ効果もあった。韓国が日本だけを標的に歴史問題にこだわればこだわるほど、欧米で「なぜなのか」という疑問が高まり、客観的な事実関係を知ろうという新しい動きが出てきているのだ。
今年に入り、韓国メディアは相次いで次のような米国の元政府高官の「妄言」を伝えている。
「日本は過去、恐ろしいことをしたが、韓国もベトナム戦争の際は非常に冷酷だった。ベトナムではそれが非難を浴びている」(デニス・ブレア元国家情報長官・太平洋軍司令官)
「日本は韓国人戦争犠牲者に8億ドルを支払ったが、当時の朴正煕政権が慰安婦と呼ばれる被害者たちに伝えていなかった。古傷が治癒しない理由がここにある。韓国は、ベトナムで韓国軍が民間人に犯した行為を脇へ置いて、韓国と国交を結んだことを考えるべきだ」(ロバート・シャピロ元商務省次官)
■欧米も疑問視
欧米メディアも昨年来、韓国側の負の歴史に注目するようになり、日本を執(しつ)拗(よう)に非難する韓国の外交姿勢に疑問の目を向け始めた。次のような報道がだんだん目立つようになってきた。
「慰安婦問題は、政争の具として利用されるべきではない。結局、日本から支払われた何億ドルもの賠償金を、犠牲者のためにではなく、莫大(ばくだい)な公共事業のために使ったのは朴大統領の父親だ」(米フォックス・ニュース)
「ライダイハンはベトナム戦争中、ベトナム人の母親と韓国人の父親の間にもうけられた子供を指す。多くは韓国人兵士によるベトナム人慰安婦への虐待から生まれた」(米CNN)
「韓国には、米軍基地周辺に基地村と呼ばれる売春街が存在した。ここで働いていた元米軍慰安婦120人以上が、『韓国政府が米軍のために組織した』として、1人1千万ウォンの賠償を求めて韓国政府を提訴した」(英BBCニュース)
元米軍慰安婦の訴訟に関しては昨年末、米軍準機関紙「星条旗新聞」も取り上げている。朴大統領が慰安婦問題を提起し続けた結果、韓国が触れてほしくない問題もまた、白日の下にさらされることになった。
日本は過去の経験から、韓国にいくら譲っても結局、ゴールポストを動かされるだけだと見切った。韓国側も、そろそろ歴史カードの乱用は控えないと「重荷」になるばかりではないか。(政治部編集委員 阿比留瑠比)
引用が長くなりましたが・・・・韓国の言動が「ムービング・ゴールポスト」とは絶妙の表現でしたので、ついつい長くなってしまいました、お許し下さい(笑)。
ゴールを狙われ、危ないと判断するや、シュートが入らないようゴールポストを先へ移動させる、という悪質な違法行為のことですね。
日韓関係でみせる韓国為政者の動向を的確にとらえていて、お見事と言わざるを得ません(笑)。
ひょっとしたら韓国には
- ムービング・ピッチャーズプレート(マウンド)
- ムービング外野フェンス
があるのかも(笑)。
- バドミントンの試合ではムービング風(エアコンのオンオフ)がありましたね(笑)。
とにかく、リーダーシップをもっている、と信じて疑わない『白黒をはっきりさせないで左右にブレる』思考が『ムービング』を必然的に生んでしまったのであり、物事の基準・ルールを自分の好み通りに動かすことは「真理」ですから、本人が「それは間違っている」と気付くはずがないし、もちろん後ろめたいことは何もないのです。
裏でこそこそ「だましあう」という韓国の国民性が、自己を日本人に投影したがり、「日本人は裏で何をするか分らない」となります。
それは自分のことではないのか、と考えるのが普通の日本人ですが、韓国人が自分自身を疑うことは、ありません。かわいそ~な国民性でしょうか!
自分を省みることなく
加害者意識を忘れ、被害者を装うだけで、日本に謝罪要求し続ける韓国為政者に、どうやら疑惑が向けられてきたようです。遅すぎるとも言えますが、気付いた時が一番はやいとも。
これまでヨーロッパは、
EU対立問題や不法移民問題に追われ、日韓関係などに、さっぱり興味を示しませんでした。ときどき見られても、ピント外れが多かったものです。
アメリカも又、
次期大統領選挙・キューバ関係・ロシア問題・中国への牽制などで忙しく、どうでもよかった日韓関係。しかしようやく、
- ロシアの違法な領土拡張覇権主義
- 中国の対外的な領土拡張覇権主義
に関連して、日韓のしこりにも興味を持ち始めたようで、けっこう毛だらけ、中国、灰だらけ
↑ 何回も爆発を起こし「中国が灰だらけ」に。
中国共産党の恥部が表面化してはいけませんから、隠しとおさねばなりません。爆発の原因究明など、夢のまた夢。
これはもちろん車寅次郎の「結構、毛だらけ、猫、灰だらけ」から来ました。
今まで韓国は、
- ただ主張するだけで、他人の批判には耳を傾けるきざしがなかったのですが、そのままことが運ぶかどうか、というところ。他人を攻撃すればするほど、自分の墓穴を掘る、とも言います。
- 「韓国がいつも北朝鮮にちょっかいを出されている」焦燥感・不満のはけ口が、「日本へちょっかいを出す」方向での快感につながっています。人は、バランスを取らねば生きていけないのですね。
韓国が、自分自身に関する過去に起こった疑惑について
無言を通しているうちに、やがて非難が静まり、頃合いを見計らって、ふたたび日本攻撃に転じることでしょう。韓国に限れば、批判に答えることなど、あり得ませんね。いまは忍従の時、だまって台風が過ぎるのを待ちましょう。そうだそうだ。
これが正調韓国節です(笑)。