カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞34

2015年08月26日 09時32分21秒 | アジア

「なぜ日本だけを標的に?」欧米から疑いの目を向けられる韓国妄執の“自業自得”

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1月12日の年頭記者会見で、日韓首脳会談について「日本側の姿勢の変化が重要だ」と曖昧な注文をつけ、慰安婦問題を早期に解決しなければ「韓日関係だけでなく、日本の歴史にも重荷になる」と言い募(つの)った。一方的でかたくなな態度には、ため息が出るばかりだ。

 ■冷めた日本政府

 「ムービング(動く)・ゴールポストだ」

 韓国について政府関係者らと話すとき、何度この言葉を聞いたことか。慰安婦問題などで着地点を求めてそこを目指すと、いつの間にか韓国側がゴールをさらに先の方に動かしているという意味だ。

 それでいて韓国側は日本に対し、具体案を示さずに「誠意を見せろ」と要求し続けているのである。

 日本政府は現在、こうした韓国側の十年一日のようなあり方に冷めた視線を向けている。小紙の加藤達也前ソウル支局長の出国禁止のような人権侵害を除き、韓国に対しては「放置でいい」(政府高官)との基本姿勢だ。

 何ともやるせない現状だが、予期せぬ効果もあった。韓国が日本だけを標的に歴史問題にこだわればこだわるほど、欧米で「なぜなのか」という疑問が高まり、客観的な事実関係を知ろうという新しい動きが出てきているのだ。

 今年に入り、韓国メディアは相次いで次のような米国の元政府高官の「妄言」を伝えている。

「日本は過去、恐ろしいことをしたが、韓国もベトナム戦争の際は非常に冷酷だった。ベトナムではそれが非難を浴びている」(デニス・ブレア元国家情報長官・太平洋軍司令官)

 「日本は韓国人戦争犠牲者に8億ドルを支払ったが、当時の朴正煕政権が慰安婦と呼ばれる被害者たちに伝えていなかった。古傷が治癒しない理由がここにある。韓国は、ベトナムで韓国軍が民間人に犯した行為を脇へ置いて、韓国と国交を結んだことを考えるべきだ」(ロバート・シャピロ元商務省次官)

 ■欧米も疑問視

 欧米メディアも昨年来、韓国側の負の歴史に注目するようになり、日本を執(しつ)拗(よう)に非難する韓国の外交姿勢に疑問の目を向け始めた。次のような報道がだんだん目立つようになってきた。

 「慰安婦問題は、政争の具として利用されるべきではない。結局、日本から支払われた何億ドルもの賠償金を、犠牲者のためにではなく、莫大(ばくだい)な公共事業のために使ったのは朴大統領の父親だ」(米フォックス・ニュース)

 「ライダイハンはベトナム戦争中、ベトナム人の母親と韓国人の父親の間にもうけられた子供を指す。多くは韓国人兵士によるベトナム人慰安婦への虐待から生まれた」(米CNN)

 「韓国には、米軍基地周辺に基地村と呼ばれる売春街が存在した。ここで働いていた元米軍慰安婦120人以上が、『韓国政府が米軍のために組織した』として、1人1千万ウォンの賠償を求めて韓国政府を提訴した」(英BBCニュース)

 元米軍慰安婦の訴訟に関しては昨年末、米軍準機関紙「星条旗新聞」も取り上げている。朴大統領が慰安婦問題を提起し続けた結果、韓国が触れてほしくない問題もまた、白日の下にさらされることになった。

 日本は過去の経験から、韓国にいくら譲っても結局、ゴールポストを動かされるだけだと見切った。韓国側も、そろそろ歴史カードの乱用は控えないと「重荷」になるばかりではないか。(政治部編集委員 阿比留瑠比)

iza :産経ニュース 


引用が長くなりましたが・・・・韓国の言動が「ムービング・ゴールポストとは絶妙の表現でしたので、ついつい長くなってしまいました、お許し下さい(笑)。

ゴールを狙われ、危ないと判断するや、シュートが入らないようゴールポストを先へ移動させる、という悪質な違法行為のことですね。

日韓関係でみせる韓国為政者の動向を的確にとらえていて、お見事と言わざるを得ません(笑)。

ひょっとしたら韓国には

    • ムービング・ピッチャーズプレート(マウンド)
    • ムービング外野フェンス

があるのかも(笑)。

    • バドミントンの試合ではムービング風(エアコンのオンオフ)がありましたね(笑)。

とにかく、リーダーシップをもっている、と信じて疑わない『白黒をはっきりさせないで左右にブレる』思考が『ムービング』を必然的に生んでしまったのであり、物事の基準・ルールを自分の好み通りに動かすことは「真理」ですから、本人が「それは間違っている」と気付くはずがないし、もちろん後ろめたいことは何もないのです。

裏でこそこそ「だましあう」という韓国の国民性が、自己を日本人に投影したがり、「日本人は裏で何をするか分らない」となります。

それは自分のことではないのか、と考えるのが普通の日本人ですが、韓国人が自分自身を疑うことは、ありません。かわいそ~な国民性でしょうか!

自分を省みることなく

加害者意識を忘れ、被害者を装うだけで、日本に謝罪要求し続ける韓国為政者に、どうやら疑惑が向けられてきたようです。遅すぎるとも言えますが、気付いた時が一番はやいとも。

これまでヨーロッパは、

EU対立問題や不法移民問題に追われ、日韓関係などに、さっぱり興味を示しませんでした。ときどき見られても、ピント外れが多かったものです。

アメリカも又、

次期大統領選挙・キューバ関係・ロシア問題・中国への牽制などで忙しく、どうでもよかった日韓関係。しかしようやく、

  • ロシアの違法な領土拡張覇権主義
  • 中国の対外的な領土拡張覇権主義

に関連して、日韓のしこりにも興味を持ち始めたようで、けっこう毛だらけ、中国、灰だらけ

↑ 何回も爆発を起こし「中国が灰だらけ」に。

中国共産党の恥部が表面化してはいけませんから、隠しとおさねばなりません。爆発の原因究明など、夢のまた夢。

これはもちろん車寅次郎の「結構、毛だらけ、猫、灰だらけ」から来ました。

今まで韓国は、

  • ただ主張するだけで、他人の批判には耳を傾けるきざしがなかったのですが、そのままことが運ぶかどうか、というところ。他人を攻撃すればするほど、自分の墓穴を掘る、とも言います。
  • 「韓国がいつも北朝鮮にちょっかいを出されている」焦燥・不満のはけ口が、「日本へちょっかいを出す」方向での快感につながっています。人は、バランスを取らねば生きていけないのですね。

韓国が、自分自身に関する過去に起こった疑惑について

無言を通しているうちに、やがて非難が静まり、頃合いを見計らって、ふたたび日本攻撃に転じることでしょう。韓国に限れば、批判に答えることなど、あり得ませんね。いまは忍従の時、だまって台風が過ぎるのを待ちましょう。そうだそうだ。

これが正調韓国節です(笑)。


ギリシャの醜聞 17

2015年08月26日 06時02分13秒 | 海外

ギリシャのチプラス首相が辞任して議会選挙を実施するらしいのですが、一体どういうことでしょうか。


 ギリシャのチプラス首相が突然、辞任を発表し、近く総選挙を行う方針を明らかにしました。

 チプラス首相は20日、夜のテレビ演説で「できることはすべてやった」と語り、総選挙で改めて民意を問いたいと訴えました。反緊縮政策を掲げて発足したチプラス政権は、EU(ヨーロッパ連合)との金融支援の交渉で公約を翻し、緊縮策を受け入れたことから、首相の方針に反対する与党議員が続出する事態が続いてきました。ただ、国民の支持率は今も高いことから、総選挙を通じて反対勢力を一掃し、政権の安定を図る狙いもあるとみられています。:テレ朝 news 2015年08月21日


ギリシャ首相辞任、総選挙へ=投票日、9月20日か―EUに譲歩「審判あおぐ責任」

【ブリュッセル時事】ギリシャのチプラス首相は20日夜(日本時間21日未明)、パブロプロス大統領に辞表を提出し、早期の総選挙実施を要請した。投票日は9月20日を軸に検討される。

経済危機に苦しむギリシャに対する欧州連合(EU)の金融支援をめぐり、チプラス首相率いる与党・急進左派連合(SYRIZA)は分裂状態になっている。選挙に勝利して自身に反対する勢力を一掃したい狙いが首相にはある。

チプラス首相は辞表提出直前の20日夜、テレビを通じ国民向けに演説、EUなどとの妥協について「望んだ合意を得られたわけではないが、現状では最善のものだ」と訴えた。また「合意は守るが戦いは続ける」と述べ、緊縮策に苦しむ国民に理解を求めた。・・・・

その上で「自分の行ったことに対し、国民の審判をあおぐ道義的責任が今の私にはある」と呼び掛けた。国民の前で辞意を表明し、現政権の政策継続を望むかどうかを争点に「国民が決断を下さなければならない」と主張、解散総選挙に踏み込む決意を示した。

首相自ら主導した7月5日の国民投票では「反緊縮」の民意がはっきり示された。ところが、首相は直後にEUに大幅譲歩している。ギリシャでは今年1月に総選挙が行われたばかり。チプラス氏はその選挙に勝って首相となった。在任はまだ1年にも満たない。:時事通信 2015年08月21日 


またまた動きを見せたギリシャのチプラス首相。

  1. ギリシャの放漫財政
  2. ギリシャがEUに加盟しているため、財政支援の代償として「EUがギリシャへ財政緊縮を要求」
  3. ギリシャの粉飾財政が発覚
  4. ギリシャ国民が不公平な緊縮財政に不満〔この段階で国民は政府の隠蔽工作に洗脳され、国内政治の問題であることを知らされていなかった可能性がある〕
  5. ギリシャ国民に反EUの動き〔実は反政府なのかも〕
  6. 状況を察知したチプラスが2015年1月の選挙において「反EU」を唱えて首相に
  7. EUがギリシャにさらに緊縮財政を要求し、チプラスが不本意ながら条件付きで合意か・・・・このあたりが不透明で分りにくい
  8. ギリギリの不利な状況下、チプラスは国民投票を決行し信を問うとした
  9. 国民投票の結果は「EUが提示する不利な条件に反対し緊縮財政に反対する」というもの。つまり最初のチプラスを支持。さてこまったのが豹変済みだったチプラス。・・・・このあたりもまた分りにくい
  10. しかし国民投票の結果を無視して、チプラスはEUとの「屈辱的?」な合意に。もちろん反政府運動が激化。
  11. チプラスが辞任を表明し、反対議員を排除すべく、総選挙に打って出て、たった8ヶ月くらいでふたたび議会議員の選挙に向かうことに。
  12. さてどうなるか。

こういう流れだったと思います。思い返してみると、この8ヶ月の間にチプラスはさまざまな経験をしましたね。

  • 反EU
  • 反国民投票〔首相就任後の豹変〕
  • 反議会〔さらなる豹変〕

豹変に次ぐ豹変のチプラス首相なのに国民の支持が高そうな動きを理解することなど困難ですから、さらに先を予言することなど、私にはとてもできませんが・・・・

もしも来月(2015年9月)に予定されるという8ヶ月後の再びの議会総選挙で

もしもチプラス与党が勝利した場合

豹変したチプラスを議会が承認したことになり、本格的なEUとの交渉が再開され、ギリシャの財政改革が前進することでしょう。ただし不公平感のない財政改革が必要で、これをギリシャ政府が実施できるか、にかかっています。

不法移民問題では、さらにEUからの支援が必要でしょう。これはEU全体の問題でもありますから。

もしもチプラス与党が敗退した場合

ギリシャ国民は議会選挙を通じて、「ギリシャ政府の不公平財政緊縮政策」ではなく、「EUに不満」をぶつけたことになり自国の放漫経営を見て見ぬふりをしたか。

そして豹変するチプラスを見限ったか。そうすると、

3つの公の行動で、ギリシャ国民はほぼ同じ「反EU」の決意を固めたことになります。

世論操作・言論を封殺していると、このようなねじれた状況をもたらすものですね。中国共産党はその最たるもの、韓国も似たようなものか。

この場合どうなるか、予断を許しませんが、

  • ギリシャはEU離脱不法移民という2つの難問をかかえることになります。これからは自立して生きていかねばならず、そこへ中国やロシアがどうかかわるか、注視しなければなりません。
  • 制裁され通貨ルーブル安や原油安で一時の好調経済を見失ったロシアや、そもそも共産党一党独裁下での経済が破綻しようかという中国が、ギリシャに接近すれば、これらの国の対EU戦術が大きく変ってきます。
  • しかしながら、ロシアも中国も、今、経新たな投資ができる余裕があるかどうか、まったくわかりません。余裕に関係なく投資をすることで、国家の衰退を早めることになるかも。
  • AIIBもギリシャ問題に関連しているため、難航が予想されます。2015年末頃の各国批准がうまくいくかどうか、不透明です。

参考までにAIIB関連では

  • 参加を表明したのは57カ国
  • 参加に署名をしたのは50カ国〔7カ国が離脱
  • 2015年末の批准状況ですが、一体何カ国の離脱があるのか。根拠のない私の予言(笑)では、10カ国以上は批准できないとみています。せいぜい30~40各国が傾きつつある中国経済にすがろうとするか。これは傾きつつあるギリシャに難民がすがろうとしている昨今を連想させます。 

9月には

  • このギリシャの総選挙
  • 防衛省と沖縄県との交渉再開
が予定されています。国外も国内も、難問山積ですね。