カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 32

2015年08月15日 07時16分24秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


 中国・天津市で大規模爆発 300人以上が病院で手当て受ける 

中国・天津市で、日本時間13日未明、大規模な爆発があった。300人以上が、病院で手当てを受けている。

爆発とともに上がる巨大な炎。これは、日本時間13日午前0時半ごろ、北京に隣接する天津市で起きた爆発の瞬間をとらえた映像。

中国メディアは、現場は危険物を保管する倉庫などが集まる地域だとしているが、何が爆発したかは、まだわかっていない。

この爆発で、これまでに300~400人程度が病院で手当てを受けている。現場から10kmほど離れた場所でも、住民らが、爆発の衝撃を感じたという。:フジテレビ系(FNN) 2015年〔平成27年〕8月13日(木)4時50分配信  


いろいろな事故・事件が伝えられる中国ですが

今回の天津での爆発はまれに見るほど巨大な爆発だったようで、通常の爆発事故とはかなり様相がちがっています。

10km離れた場所でも衝撃を感じたと言うからには、爆発現場付近での悲惨さが分ろうというものです。

こういうとき中国共産党は必ず報道規制をします。

これは間違いありません。ですから、まいどおなじみとはいえ、事故の真相は永久にわからないままに終わります。

しかしながら、時間が経過するにつれ、いくら隠しても隠しきれない中国共産党の醜態が、あらわになってしまうのです。こういう隠蔽体質が続く限り、中国共産党の崩壊は、もう間近に迫っているようです。

いつもいつも「中国共産党の崩壊が間近だ」と叫ぶのは

「笑点の座布団運びがもうすぐ交代する」あるいは「ネイマールが接触されてもいないのに倒れ込んで被害者を装いPKを要求し続け今や狼少年になっている」のに似て片ぐるしいところですが・・・・

危険を顧みずに行動するジャーナリストですから、侵入禁止地域を儲けるのはいいとしても、必ず中国共産党は

政府の許可を得ないで報道すれば罰する

と非公式に表明するでしょう。

事故は「中国共産党の威信にかかわることであり、真実・事実を報道すれば、その威信に傷がつく」からでした。

事故の報道は「中国共産党が許可した」ものに限るのであり、独自の推測記事は許さない、というのですが、腐敗社会を支配していると思い込んでいる中国共産党が「恥部をあばかれるのを恐れている」からだと考えていいでしょう。

これが有名な中国の報道規制」「言論の封殺でした。

中国社会には

「腐敗」をなくすために腐敗」を使う、という宿命があります。

これが中国の実態でして、永遠に中国社会から腐敗がなくならないという根拠でした。

そして

中国共産党には落ち度がない。なぜなら言論統制で「落ち度の報道を許さない」から

という笑い話が、生まれます。


天津倉庫爆発 中国当局が報道規制「現場に記者を派遣してはならない」 

【北京=矢板明夫】中国天津市で起きた大規模爆発で、中国の宣伝当局は13日、国内メディアに対して、国営新華社通信や同市共産党委員会宣伝部が管轄するニュースサイト「天津北方網」の情報のみを報じるよう通達を出すなど、報道規制を敷き始めた。 

中国当局は社会の安定に影響を及ぼすことを警戒しているとみられ、共産党宣伝部は国内メディアに対し、「現場に記者を派遣してはならない」と通知。通知は、インターネット上で爆発や救援の状況を中継したり、無断で情報を集め個人の見解などを加えたりすることも禁止している。 

中国政府は、6月に湖北省で400人以上の死者を出した客船転覆事故が起きた際も、独自の報道を禁止している。:iza 2015.8.14 09:19

やはり報道規制がありましたね。

中国共産党の威光が消えてしまうので、中国共産党に不都合なことを報道してはいけません(笑)。

これは北京オリンピック時の取材制限にも似ていて、都合が悪い取材を許すわけにはいきません。中国共産党の威光に傷がつくからですね(笑)。

まあこのような底辺を、どうぞ永遠にさまよい続けて下さい。そして自分を省みることなく「偉そう」に日本に注文し続けましょう。それこそが、中国共産党の矜恃〔きょうじ:自負・プライド〕というもの。 


なぜか日本では

  • 日本国内では「報道規制に反対」「言論の封殺に反対」としながら
  • 中国の「報道規制」「言論の封殺」には、じっとだまったまま、何も言わないと決め込んでいる

という中国共産党の日本支部員のような人がいますね。

信仰の自由を認めたいとは思うものの、このように「相手を刺激しない」人たちの「二重基準のおかげ」で、中国共産党の崩壊が早まるとなれば、「対等な日中関係樹立のための立派な貢献」をしていると考えても、良さそうです(笑)。←かなり強引ですねぇ。 


今までの主な中国での「爆発事故」を挙げてみました。これだけでも結構時間がかかるものですよ(笑)。

最近、中国で発生した「爆発事故」の一覧 

  • 2003年02月:貴州省の水城鉱業集団公司の水沖溝炭鉱でガス爆発事、35人死亡。
  • 2004年12月:貴州省銅仁地区の天池炭鉱で出水事故が発生、36人が坑内に。 

上記の出典は「こちら 産業・地域・環境保護交流協会」

  • 2013年07月:福建省の化学工場で爆発があった。死傷者報告なし。

出典は「こちらCNN」。死傷者報告なしとは不審ですが、報道規制があったのでしょう。

  • 2014年08月:江蘇省の金属工場で爆発があり、75人が死亡。

出典は「こちら日経

  • 2015年04月:上記の福建省化学工場で爆発。6人がけが。

出典は「こちら朝日」CNNが指摘していた事故の朝日版

  • 2015年08月12日:貴州省の炭鉱でガス爆発、10人死亡。

出典は「こちらロイター」。つい先日のことです。

そしてついに最大の爆発事故が起こります。 


中国・天津大規模爆発 爆発による衝撃は10km先にも 

中国・天津で13日未明に起きた大規模な爆発で、死傷者は700人を超えた。現場では、日本時間13日午後11時半現在も黒煙が上がり、消火活動が続いている。フジテレビ系(FNN) 2015年8月14日(金)

中国でなぜ爆発事故がこうも多いのでしょうか。

確かに日本でも、かつて炭鉱での悲劇がしばしば起こりましたが、石炭の利用が激減したためか、事故はほとんどなくなりました。

中国では格安燃料として、大気汚染の代償を産みながらも、まだ炭鉱事故があるようで、また同時に石炭から他の資源に移りつつある段階で、危険物質の保管の仕方に問題があったのでしょうか。

とにかく、今回の爆発は、異常なほどの災害を生んでいます。四川省での地震では7万人が死亡していますが、内陸地域でのそれほど人口密度が高くない場所でした。しかし今回は人口密集地帯での事故。

ロシアの報道規制と共に、中国では事故がある度に言論統制が堂々と行なわれます。

かつて日本より中国のほうが民主化に近いと信じていた人たちは、今でもそう信じているのでしょうか(笑)。 


爆発事故報じず「韓流ドラマ」、天津のテレビ局に批判=「どんだけ悠長なんだ?」「事故のニュース流したらおしまい…」―中国ネット 

13日、網易新聞は、中国天津市の開発区で起きた大規模な爆発が注目を集める中、地元のテレビ局が韓流ドラマを放送し、物議を醸していると伝えた。:livedoor News 2015年8月14日

これは、もちろん報道規制があったからでしょう。

中国共産党は、発生した事故の一番近く、いわば地元で真っ先に「報道規制」「言論統制」を行ない、これに違反した地元のマスメディアはいとも簡単に取りつぶされてしまうので、それよりは安易に韓流ドラマを流し続け「だんまりを決め込む」方がいいのでしょう。

よって地震で停電が発生し、震源地近くの人たちが一番情報から隔離される、のと似た状況になります。

日本でも、中国のひどすぎる問題点にはだんまりを決め込む」人がいるでしょう? 誰かとは言いませんが(笑)。

事情を知っている中国人たちが、それでもなおかつ「爆発事故の放送をしない地元テレビ会社を偉そうに批判する」光景は、異様にみえてきます。

かれらは中国政府の厳しすぎる言論統制を知らないのか、そんなはずはありませんね。知っているからこそ、非難しているのです。そして、ただ非難に終わるだけ、が延々と続きます(笑)。あくまでも自分の利益だけが先にあり、中国で公共の利益が優先されることは、歴史始まって以来なかったと言えます。 


上記は「爆発事故」だけに絞ったものであり、それ以外の事故・事件を含めるともう書き切れません。ほんの一部だけ抜粋すれば・・・・

  • 中国四川で大地震M7.8・・・・2008/05/12 死者7万人ほど〔死者数発表の推移:107人(最初)→5000人→70000人(最終)
  • 韓国セウォル号沈没事件・・・・2014年4月16日 死者300人ほど
  • 中国長江で旅客船が竜巻転覆・・・・2015/06/01 死者400人ほど

もうやめておきましょうね(笑)。