カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

沖縄の醜聞 07

2015年08月18日 11時08分05秒 | 社会

大城浩とはどんな人物か。

これは沖縄県知事、翁長雄志とはどんな人物か、と同じで興味ある話題です。

いうまでもなく、人は年齢と共に、時代と共に、考え方が変っていくものであり、むしろ変らずにひたすら組織内で「禄をはむ」ほうが不自然、なのかも知れません(笑)。 

ただし 

変ったとしても「豹変した」と受け止められてはマズイでしょう。

たまに何かを死守する人が見られますが

私は、だいたいそういうのは「あやしい」とみています。

閉ざされた集団への帰順本能とも言うべきで、「人によく思われたい」「組織によく思われたい」「組織内で出世したい」という願望が強すぎると、こういう姿を見せます。

相手の意見を聞かずに否定する

これが弁舌巧みな人のやりかたですが、そうではなく、堂々と意見を聞き、それについての自分の意見を述べるようにしたいものです。

自分の返答ではお茶を濁しておき、相手を追いつめることにしか頭が回らない、そんな風潮を、ぜひともなくしたいものです。

ちょっとばかり頭の回転がよそさそうな人が陥りがちな罠でした。

  • 相手の話を聞かない」なんてのは、最悪。
  • こちらがしゃべっている間だけしゃべらずに、話を聞いているフリをする」人にも要注意。
  • 相互の話から、こちらの話も聞いているかどうか、判断できます。一方的に「振りかざす」人を信用してはいけないようです。

死守からは

自分のみが正義である、という独善性が臭い漂って(においただよって)きます。

「相手の話を聞かない」のが最低であるゆえんです。

まぁ暴力をふるう人よりは、マシですか(笑)。

公人の場合

「何かを言明」してしまえば、それがずっと後々まで影響するものです。

ですから覚悟をもって表明しなければならず、一旦言ってしまえば、一般の人にはずっとその言葉が残ります。

これを避けるために、政治家はできうる限り「あいまい」で「一般的な」発言に終始しようとします。

この攻防は、いわば、「明言させる」と「あいまいに徹する」のせめぎあいで、国会中継をみていると、しみじみとそれを感じるのです。なんとか揚げ足をとり勇み足を引き出せば、組織内での株が上がるのでしょう。

自分が属する党内の出世を願うのではなく、本当に国民の立場に立っているかどうかが、はっきり見えてきますよ(笑)。

そういう目で、大城浩を見ると、どうなるか。 


しかし、公の人物であるにしては、

大城浩に関する情報が、あまりにも少ないですね。だからこそ探す価値があるかもしれませんが、ガセネタも多いので注意が必要です。 


大城浩税理士事務所

沖縄県名護市にあるのですか。ただし、たった、それだけです。

まぁ、たまに帰るだけで、那覇に居住地があるのか、あるいはその逆なのかも知れませんが、それはいいとして・・・・・・ 


行政記録 平成23年(2011年)4月1日 教育委員会

  • 仲井眞知事は、大城浩氏に教育委員就任辞令を交付。知事応接室
  • 県(教育委員会)は、大城浩氏に教育長就任辞令を交付。 教育長応接室

沖縄県の行政記録

これは、単なる記録でした。2015年度から首長が任命するよう変更されたとのことですが、そもそも教育長などが怪しい役職です。


いよいよ沖縄知事選挙に出馬する旨の会見です。

沖縄を独立国家に - 中国・台湾・韓国軍を常駐 RBC THE NEWS「沖縄県知事選 大城浩氏 出馬表明」:YouTube 2014/04/30

あまりにもひどい「公序良俗からの逸脱」でない限り、何を言ってもかまいませんが・・・・

米軍を撤退させて、沖縄の独立をはかり、普天間基地などに中国軍・台湾軍・韓国軍を常駐させると、基地問題が解決する。

と言っています。

決して「あいまい」ではありませんが、しかしこれでは、沖縄の「独立」にはなっていませんね。

近隣3つの外国軍隊を常駐させるとは、まるで紛争地帯ではござらぬか(笑)。

今の米軍駐留よりも遥かにひどい状況ですが、そんな状態を「琉球の独立」と信じるのは大城本人だけのようで、まるで小学校高学年の児童のような視野の狭い主張でした。

しかし、いたって真剣な大城浩が、むしろ異様さを伝えています!

誰にとっても「独立」には「夢」がありますが

十分に注意しましょう。自分周辺の利益だけで動く人に乗せられてはいけません。

私としては、「独立」そのものには抵抗感がありませんが、沖縄の独立の場合、先の話ではないか、と思っています。

こんな程度の頭脳の持ち主が、はたして沖縄知事選に立候補する資格が、ありやなしや。 


案の定、大城浩は、立候補を取りやめたようです。みじめな結果に終わることが、本人にもわかったのでしょうか。

ただしその出馬断念のニュースは

「沖縄タイムス」では「期限切れ、有料読者のみの閲覧」となっているようです。私は有料読者ではないので、記事をみることができません。

悪くいえば、マスメディアにとって都合が悪いニュースを、すぐに「期限切れ、有料読者のみの閲覧」にしてしまうのでしょうか(笑)。

もしそうなら、不都合なニュースを瞬時に遮断する監視体制の中国共産党のようなものですか。

沖縄タイムスが沖縄県とぐるになって情報を操作している、と疑われても仕方がありません。

琉球新報でも、検索できませんでした。同類でしょうね。 


さて正式に知事選挙に出馬したのは、Wikipedia によれば、つぎの4名でした。 

  1. 下地幹郎
  2. 喜納昌吉
  3. 翁長雄志・・・・知事に当選
  4. 仲井眞弘多

当選したのが翁長雄志であったことは、ご存じの通りです。

そして新知事翁長は、公約を実現するために、辺野古埋め立ての問題で、第三者委員会をつくり、検証させることになりました。

さて、その第三者委員会ですが・・・・ 


第三者委員会 

利害をもつ当事者とは関係の無い第三者による委員会。不祥事などの問題が発覚した場合に、疑惑告発者と疑惑対象者の双方に関係の無い第三者が、疑惑調査などを担うこと。:hatena 

残念ながら、沖縄県の第三者委員会のメンバーは、「関係の無い第三者という条件を満たしていないようです。


直接の利害をもたない中立的な第三者によって構成される委員会。第三者機関ともいう。

官公庁、企業などで不祥事が発覚した場合に設置され、調査報告書の作成などを行う。メンバーは、企業法務に詳しい弁護士や公認会計士などのなかから選ばれることが多い。

ただし、当該企業をおもんぱかって委員会メンバーが手心を加えることもあり、踏み込み不足の調査報告書になることが多い。

第三者委員会報告書が形骸化しかねない問題に対処するため、2010年(平成22)には日本弁護士連合会がガイドラインを定め、第三者委員会において弁護士がとるべき規範を定めている。2011年の九州電力による原子力発電所再稼動に関する「やらせメール事件」を巡っては、第三者委員会が会社側の責任を厳しく追及したが、こうした実効性のある結論を導くケースは多くない。:コトバンク 


やはり今回の沖縄の第三者委員会とは

中立的な第三者」ではなく「利害がからむ第二者委員会」であり、信頼性は、なさそうです。

第三者委員会の報告書をみると、「踏み込み不足」どころか、知事翁長にずいぶんとヨイショした内容になっています。

明らかに信頼性のない委員長の選定、つまり瑕疵(かし)のある委員の選定のもと、埋め立て交渉をした職員や前知事仲井真への罰則・賠償責任請求まで踏み切れない瑕疵(かし)のある報告書を作成するものの、言いたいことは言うという瑕疵(かし)のある翁長。

そもそも翁長の経歴に、自民党の県連幹事長だったという「瑕疵(かし)」がありましたね(笑)。いった、どうなったんぢゃ!

瑕疵(かし)のある知事が、瑕疵(かし)のある委員の選定で、瑕疵(かし)のある報告書を出させ、瑕疵(かし)のある言動をこれからも進めることになるのでしょうか(笑)。

「瑕疵(かし)」をふりかざすと、自分の身にも降りかかってきます。これを昔からのことわざでは「天につばする」と申します。

ちょうど、

ギリシャのチプラスが意味のない国民投票をやったのと同じで、翁長は意味のない第三者委員会に報告書を作成させた、と言えます。

というのは、

想定通りの・肝いり・ヨイショ第三者委員会の報告書を重要視すればするほど、翁長の手法がバレてしまい批判を受けるでしょうから、その批判を恐れて重要視しないとなれば、まったく意味のない報告書となり、チプラスと同じ運命に至る

こういう意味です(笑)。

さて今のところ、翁長と自民党の争いは、夏の1ヶ月停戦となっているようです。

この間に、政府は翁長と話し合うとしていますが、翁長のほうは「結論ありき」なので、これでは話し合い・交渉には、ならないでしょう。

「沖縄に基地ありき」の防衛省と、「新基地なし」の翁長の、「あり・なし」対決です。

翁長に「死守する傾向、あるいは正義を振りかざす人に見られる独善性」がみられやはり中国の「悪い」影響が強い、と思わざるを得ません。 

少し古い話ですが、ふり返ってみましょうか。 


翁長知事は、昨夜東京都内で開かれたシンポジウムで講演しました。

「辺野古には絶対に基地は作らせない。あるいはまた作れない、というふうに思ってますので、本当に埋め立てを始めた場合にはですね、私たちもこんにちまでの、ありかたからいいますとね、これは恐らく、重大な岐路にですね、立つのではないかなと思っております。」

翁長知事はこのように述べ、沖縄県の反対にかかわらず政府が埋め立てを強行すれば、沖縄県と政府との関係に重大な影響を及ぼすと、現場での作業を進める政府を牽制しました。

一方で翁長知事は、今年(2015年)4月以降、安倍総理大臣や菅(すが)官房長官らと相次いで会談したことに関連して、対話を通じて話し合いをしていけば、わかり合えるし沖縄とにっぽんがどうかかわっていくべきかは、だんだん見えてくるのではないかと述べ、政府との対話は続けていく考えを示しました。:NHK総合 2015/07/30 06:55 


普通に読んでいると何も気付きませんが、

翁長には「絶対に基地を作らせない」という結論があるのに「話し合う」というのです。

一体「何を話し合う」のでしょうね(笑)。

これが、「自分の主張こそが正義である」という思い上がりでした。

絶対に妥協しない、という人が話し合いをする、というのは、やはり「話し合うそぶりを見せた死守」ですか。うつろな言葉ですね。

長い時代を経過して、一体なにが沖縄に欠けていたのか、の視点が欠如していて、もう「辺野古基地を作らせない」というお題目を唱える新興宗教のようです。

ただし、翁長が知性を欠くとはいえ、それで一件落着ではなく、何らかの対応策が必要でしょう。

ロシアのプーチンがよく言う

双方に受け入れ可能な解決策」というのは「自分の考えは変えない」と同意義

中国共産党がよく使う

これによって起こるすべての責任は相手にある」も「自分にはまったく非がない」と同意義

かつて

中国の劉暁波 (りゅう ぎょうは)がノーベル平和賞を受賞した頃、中国共産党は「ノルウェーとの関係に悪影響を及ぼす」と主張し笑われましたが、翁長も交渉ごとにおいてこの「関係に重大な影響」を多用しており、笑われる恐れがあります。いやすでに笑われていますが・・・・。

翁長には、やはり独善を旨とする中国への属国願望がある、のでしょうか(笑)。

中国共産党は

国内放送で、不都合なニュースのときだけ放送を遮断するべく、注意深く一般テレビ放送を検閲しています。

一方、日本国憲法は、この「検閲」を禁止しております。 

日本国憲法第21条

  • 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
  • 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

中国では、この「検閲」が、堂々と平気で行なわれております。国家崩壊が目の前であることの象徴でしょうか。  


ノーベル賞発表中継、CNNとNHKが一時中断 

中国各地で8日、ノーベル平和賞の受賞者を発表する様子をノルウェーから生中継していた米CNNテレビの画面が、午後5時(日本時間同6時)4分から12分まで真っ黒になった。NHKのニュース番組の放送も同時刻、アナウンサーが「ただいま、ノーベル平和賞のニュースが入ってきました」「中国の人権活動家の劉暁波さんに決まりました」と言った直後に停止し、関連のニュースが終わると復旧した。いずれも中国当局が劉氏の受賞を国民に知らせないために操作したとみられる。 :2010年10月08日 asahi.com  


こんな放送遮断という「いやがらせ」を平気でする中国共産党。中国共産党が中華人民共和国を建国したという不純な動機が、如実にあらわれています。

共産党の意志に反したとして服役中の劉暁波 (りゅう ぎょうは)のノーベル平和賞を発表する中国国内のテレビ放送で、CNNやNHKの該当するニュースの時だけ、放送が遮断されました。

中国共産党は、政府にとって不都合なニュースが流れて広く国民の知るところにならないよう、注意深く監視体制をとり、国民に知らせてはマズイと思われる瞬間に放送を遮断するのが、中国共産党のいつもの「検閲の手口」です。このようにして世論を中国共産党が好む方向へ誘導できるのでした。

裸の王様というか、もう最悪の国家ですね(笑)。

自分に「正義」があり自分の考えが「善」であるため、相手はすべて自分の主張を認めなければならない

という独善で、これは共産主義国や宗教国に特有な思い上がりで、一神教らしさが溢れています。

さて私は、翁長の主張に

これとほぼ似た独善性の臭いを感じるのですが、皆様はいかがでしょうか。

沖縄県知事なのに「決して中国問題に触れない」のが翁長らしいところ。

余計なことを言わない、というつもりでしょうが、今いちばん問題なのが

沖縄県がいかに中国を位置付けるか

でしょう。

それに答えない沖縄県知事翁長雄志とはどんな人物か、謎は深まるばかりです(笑)。

翁長には

まったく悩みがなさそうで、理解力を欠く「一直線さ」がみられます。

こんな人のことが、琉球の歴史が語り継いできた「石敢當に吸い込まれる魔物」なのでしょう。「曲ることができず、一直線に進む」という意味において!

翁長の場合、あまりにも近眼体質ゆえに、問題の本質が分っていないのかも知れません。

さてさて2015年9月からの攻防が気になります。