カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 33

2015年08月16日 04時36分32秒 | アジア

中国天津で異常な事態が発生したのが、8月13日 0:30頃。

化学工場で爆発が起こってから3日以上(75時間)が経過したにもかかわらず、まだ小爆発が続くという異常事態ですが、中国共産党による「非常(異常)事態宣言」には至っていないようです。

「非常(異常)事態宣言」は中国共産党を崩壊させようとする動きが見られた時のために温存しているのでしょうか?

この間の「爆発」報道による死者数の変遷ですが

  1. 死者数44 8月13日ロイター
  2. 死者数50 8月14日フジTV
  3. 死者数104 8月15日毎日
  4. 死者数112 8月16日NHK(8月16日)

となっています。死者数は、3日間で2.4倍(44→104)になっています。

ただし

中国特有の報道規制があり、独自の取材を禁じ、報道内容として、中国共産党の発表に基づくものだけ、が認められているようですから、この数値さえあやしい、というところ。

もちろん

ケガ人や死者の運ばれた病院が、収容人数・死者数を発表できるはずがありません。報道のすべてが中国共産党政府の指示に従わねばならない、これが中国ですから・・・・

そんな言論の自由さえない中国、いや中国共産党を見ていると、この国(党)がまともな組織へ脱皮できるとは、信じられないことでしょう。

もちろん言うまでもありませんが

  • 当ブログは死者数の増加を喜んでいるのではない。
  • 報道される死者数の増加によって、中国共産党支配の裏側が見えてくるのではないか。
  • それは一体何なのか。
  • これに対して中国人がとる行動は、どのようなものか。そこにもし問題があるならば、そしてそれをなくしたいと考えるならば、何をどうすればいいか。 

に関心をもっている旨、念のため申し上げておきます。これが動機で、発表される死者数の移りかわりを追いかけているのです。

いちいちこんなことを言わないと、こんな時に限って「こころない中国人」が、間違いなく

日本人はきっと「ざまーみろ中国人」と思っているに違いない

と言うでしょうから。

しかしそれは、

  • あなた方中国人が、自己を日本へ投影しているだけの、みじめな姿ですよ。
  • 自らの「本心からでた衝動」の装いをした中国共産党の言論弾圧によるものの見方が、図らずも、形を変えて日本批判にむいているだけではないか、そう自分の心を分析する余裕がありますか。
  • まずは、問題が日本にあるのではなくて、自分たち中国にあるのではないか、そう考え始めることから、開始してみませんか。
  • ただし中国共産党の強烈な締め付けがあり、もうだましあいの社会であり、誰も周囲の人を信用できないようになっているのを、私はよく理解しているつもりです。
  • それでも、何らかの方法はあるはずです。 

また

団体旅行ではなく個人旅行で日本を訪問した経験のある中国人ならば、そこから何かを見つけ、そして勇気をもって自分の国を変える行動をとれるはずです。

世界中に散らばった華僑の人たちは

遠く離れた祖国である中国が、どんなひどい国家であれ、どんな立派な国家であれ、祖国を支持するものです。

今、住んでいる国で、受けていると信じている「差別」(これは加害者としての自己を見失っている可能性あり)があっても、中国へ帰国すればよりひどい差別があろうとも、です。

よって華僑に関して中国(中国共産党)のとる道が2通りあります。

  1. これら世界中の華僑を利用して、一路、崩壊への道を突っ走る
  2. 世界中の華僑のためにも、親しみを持たれる立派な国家へ変身する

私は、後者であることを、心から念願しております。

そうこうしていると、次のようなニュースが。 


50ウェブサイト閉鎖=天津爆発でデマ―中国 

 【北京時事】中国国家インターネット情報弁公室は15日、天津で起きた爆発に関連してネット上にデマを流したとして、18のウェブサイトを永久閉鎖し、32のウェブサイトを1カ月の閉鎖処分としたことを明らかにした。 

 これらのウェブサイトは爆発発生後、「死者は少なくとも1000人」「天津は混乱し、商店が強奪されている」などのデマを流したという。中国当局は社会不安の拡大を警戒し、報道やネットへの規制を強化している。 :時事通信 2015年〔平成27年〕8月15日(土)21時54分配信

すでにお気づきでしょうが、

これら「悪質」とされる強制閉鎖されたウェブサイトの中には、事実を述べたものがある、はずですね。

事実をそのまま伝えるウェブサイトを「デマ」とするところが、言論を封殺する中国らしい邪悪さです。

中国共産党に不都合な情報を絶対に報道させないという姿勢です。

もし事実なら、その証拠を見せろ

と言うのですが、証拠を見せられないように国家権力で弾圧しているからこそ、言えることですね。

で、もし言っても的を射ていたら、その取材源を強制逮捕するだけで、無視します(笑)。そしてそれを述べたサイトを強制閉鎖させるだけ。

相手は中国共産党であることを、お忘れなく!

暴力的な中国共産党のやり方に不満をもつと、「テロ」「国家転覆罪」「汚職」「わいろ」などなどの罪状をでっち上げる

この政府の「でっちあげ」を言論封殺によって反論できないようにする、のが中国共産党のやり方ですね(笑)。

日本語でしか伝えられないのが残念ですが・・・・以上で中国の皆様への連絡を終わります(笑)。

 


更新履歴:

2015/08/16 死者数を「112」に更新