goo blog サービス終了のお知らせ 

静岡県知事選挙 7月19日

全国的には知られていないが、今、静岡県知事選挙の真っ只中だ。
まがりなりにも県知事選挙、その行方は、国政も含め影響は非常に大きい。4選という多選に挑む現職知事は、それだけで不評。その上、県民の多額の税金を投入して、静岡空港という無用の長物を造ろうとしたり、あるいは裏金のプール問題など、現職知事には問題が山積。立ち止まって冷静に県政を見つめ直す好機と、今回の知事選は位置づけられるべきである。

しかし、期待に反して盛り上がりには、かなり欠ける・・・。さすが徳川本流だけに、県民の思慮深さは他の類を見ないが、リーダーシップをとれなかった民主党は、県民の期待に応えていない。せっかく審判を問うチャンスだとういうのに、盛り上がりに欠ける分、単純に現職に有利な展開だ。

再三ここでも書いているが、羽田国際空港と中部セントレア空港にはさまれて、いずれも最大2時間圏内にありながらの静岡空港建設は、誰が考えてもナンセンス。同じ税金を投入するのなら、例えば地球温暖化防止のために、燃料電池の供給ステーションを開発したほうが、よっぽど県民ひいては日本国民のためになるというものだ。スズキ自動車の本音は、絶対にそこになるはずだ。でなければ、トヨタに続く国際競争力を、スズキはどこで競うのか!?

連合静岡は、4選をねらう現職候補を推薦している。労働者として、自らのフロンティアの開拓につながるのかと明らかに疑問に思う選択だが、それが連合の選択だから仕方ない。おそらく組合員の多くは、執行部の判断に疑問を抱いているはずだ。それら多くの組合員の意志の受け皿を、民主党は用意しなければならないはずなのに、現実には事はうまく運んでいない。

本当に正しい選択と決断ができないもどかしさが、民主党には今なお存在する。一つ一つを材料にして、同じミステイクを二度と犯さないように、今後の糧とするべきだ。せっかくの好機を、逃すさず活かす民主党で、常にあるべきなのだから。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )