あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

また雪/訪問車の雪下ろし/晴れ上がり/出前講座

2010年02月18日 | 日々の活動


日刊の「しんぶん赤旗」を配達するのに午前4時半起きしたら、すっかり雪景色のうえに、降り続ける様子。また雪です。

いわき市の街なかでは、だいたい年に一度か二度、ドカッと降ると、翌日か翌々日にはすっかりとけるのがここ数年の傾向だったように思いますが、今年は短い期間に何度も繰り返されてびっくりです。

出勤直後から、訪問看護師たちは、訪問車の雪下ろし作業です。
こうしてみると、雪国の訪問看護や訪問介護や訪問診察や訪問リハビリなどは、毎日どうされているんだろう、と思ってしまいます。



午後にはすっかり晴れ上がり、雪もいっきにとけようとしています。




小名浜生協病院の糖尿病患者会「みのりの会」が主催したいわき市役所出前講座「糖尿病教室」がありました。せっかくの機会なので私も聴講。

講師は市立総合磐城共立病院の2人の看護師さん。
「これはどうなの?」「こんなことを聞いて実践してるんだけど」などと患者のみなさんから出されたさまざまな質問に答えながらのなごやかな勉強会でした。

これまでは「健康な人」を対象とした教室が多かったらしいです。

責任者会議/松/交流集会/ビル

2010年02月17日 | 日々の活動



仙台市内で東北地方の医療生協組織責任者会議がありました。

家からの往復で、国道6号線・4号線を通り走行距離313km、所要時間約7時間。



相馬あたりで見かけた松。

昨年の生協強化月間のまとめと年度末活動方針などの交流、盛岡で開催予定の来年度東北ブロック組合員活動交流集会について、今年度の組織担当者研修会のまとめと来年度計画などが議題でした。

交流集会は2年度に一度の開催で、各県持ち回りで9月開催が通例ですが、前回は「雪のない冬のいわき」で昨年2月(一昨年度)で、今回はまた9月にもどるので、間がずいぶん縮まりました。



たまに大都市に出ると、立ち並ぶビルの風景がめずらしい。



プルサーマル受入表明/抗議声明/めまぐるしい日

2010年02月16日 | 日々の活動



佐藤雄平県知事は、2月定例県議会冒頭の「知事説明」で、福島原発でのプルサーマル実施を受け入れることを表明しました。

耐震安全性、高経年化対策、MOX燃料の健全性の三つの技術的条件をつけたものの、福島県がこれまで、プルサーマルの前提となる核燃料サイクルについて、「一旦、立ち止まり、今後のあり方を国民に問うべき」とした立場を投げ捨てる暴挙というほかありません。

知事がこれを表明したことの連絡を受けたのは、法人の職責者会議の最中でした。

私の報告を終えるや、市役所へ行き、いわき市原発の安全性を求める会として、原発の安全性を求める福島県連絡会とともに緊急の記者会見をし、知事表明に強く抗議し、撤回を求める声明を発表しました。

きょうは午前中に「春まつり」の実行委員会、午後は職責者会議、記者会見後に平地域にある団地の党後援会のつどいでごあいさつし、夕刻には医療生協の組織づくり委員会と、なかなかめまぐるしい日でした。


マラソン経済効果/吉田泉「国会だより」/証拠がなければないことに

2010年02月15日 | 日々の活動
きのうの福島県内初めての日本陸連公認コースのフルマラソンを始めとした第1回いわきサンシャインマラソンにはランナーとして総勢4964人、フルマラソンには3143人が参加し、2864人が完走したそうです。

全国各地からご参加いただいたみなさんが市内の民宿や旅館などに宿泊していただいたようです。宿泊だけではないでしょうから、市内の経済にも少なくない効果があったはずです。ありがたいばかりです。




きのうの小名浜生協病院前の風景です。きょうはほとんど雪は解けましたが、夕刻からまたみぞれ模様。今年はいわきもけっこう寒い日々です。




それにしても民主党衆議院議員・吉田泉さんの2月「国会だより」。

「圧倒的な小沢批判を展開し、世論を誘導」、「犯罪者扱いすることは不当」だとして「小沢幹事長不起訴:マスコミは猛省を!」というのです。

小沢さんの現・元秘書がウソの報告をしたとして起訴され、これを小沢さんが指示したのか、共同でしたのかについて「嫌疑不十分」と検察が判断したのですが、嫌疑なしとしたわけではありません。

だいたい、政治資金の21億7000万円にのぼる虚偽記載が国民をあざむいていることや、土地購入の原資の一部にゼネコンからの税金が流れたのではないか、ということをすっきりさせることが今回の問題の本質です。それは、公人としての議員が責任をもって明らかにすべき問題で、まさに政治的道義的責任の問題です。

ある人が私に、「鳩山首相が母親から多額のお金をもらっていたことを知らない、と言っているが、誰もそんな説明に納得できるはずがない。だいたい知らないはずがない。証拠がないことをいいことに、知らない、と言い続ければ、なかったことになってしまう話だ」と話してくれましたが、その類の話だと思います。






いわきマラソン/先頭集団/走ることに意義/職員完走

2010年02月14日 | 日々の活動


第1回いわきサンシャインマラソンがありました。

フルマラソンコースは小名浜生協病院のまん前を通るコースで、医師はじめ職員たちもランナーの応援に「出勤」。




きのう時点での出場予定者は、フルマラソンに定員3000人を上回る3660人、ほかにも10km、5km、2kmなどを含め、総勢5708人だそうです。



9時にいわき陸上競技場をスタートし、数人の先頭集団の姿が見えたのは約30分後。

それから約1時間にわたってランナーが走りすぎていきました。

なかにはデジカメを手にしたり、ビデオカメラを手にしたり、仮装したりする参加者もいたようです。参加して走ることに意義あり!



救護のバイクではAED(自動体外式除細動器)を備えていました。



参加した医療生協職員も無事完走したようでした。



先頭です。

「民主党の医療政策」/「かけはし」/雪だるま

2010年02月13日 | 日々の活動



『民主党の医療政策は私たちのいのちを守れるか?』(日野秀逸著、自治体研究社)を読みました。

政党の政策を評価する本書のスタンスは、「日本の医療の主要な問題点に関する、ある程度の系統的で説得力ある認識」を前提に、「現時点の政策に限定せず、長期的な推移」、「政策の変化が確認できれば、その変化が発生した理由」、「変化の意味する経済的・政治的・政策思想的含意を把握し」、そのうえで自分たちの対応を定めよう、というものです。

結論的には、民主党は近代的政党とは言いがたく、鳩山・菅・岡田・前原さんなどの構造改革推進派、小沢さんを中心とした保守派、長妻・山井さんなどの国民生活密着議員派の3つの政治集団の集合体で、それだけに私たちとしては、一つひとつの政策と行動を丹念に吟味し、平和裡に、健康で文化的に、幸福に暮らす憲法的諸権利を物差しにして、批判もすれば後押しも共同もする、という立場で臨むことです。




通信「かけはし」をご近所220軒余りに配布しました。

今回は、第25回党大会に参加した「感動の4日間」がテーマ。

1面には、3月7日(日)、郡山ユラックス熱海で午後1時半から開催される志位和夫委員長をむかえての演説会の案内です。



雪が舞い、きのう積もった雪がしっかりと残ったなかで、ペロもうれしかったようです。



雪だるまも目立ちました。


また珍しい積雪/診療報酬答申/実質ゼロ/窓口負担

2010年02月12日 | 日々の活動



いわきでは積雪は珍しいんです、と強調していたら、今年はこれで3度目でしょうか。




雪はやんでいましたが、けさはこの冬いちばんの一面銀世界でした。

わが家の庭も、病院存置林も、中庭も、一年に一度見られるかどうかの景色です。



中央社会保険医療協議会の2010年度診療報酬改定答申がありました。

すでに厚労省は、改定率は0.19%と説明して、10年ぶりのプラス改定と誇っていましたが、医薬品の後発品がある先発品の追加引き下げ600億円が総枠の0.19%から削減されるので、実際の改定率は0.03%で、実質ゼロに等しいというほかありません。

1月31日の「毎日新聞」が「診療報酬増を『偽装』」と報じたのはそういう事情です。

ともかく答申は、その枠内で、個別の診療報酬点数を示したわけです。

微々たるものとはいえ、総枠引き上げはいいことですが、医療崩壊深刻化をとどめるものではさらさらありません。

それから気になるのは報道のあり方。
患者さんの窓口負担が「定率負担」であるかぎり、診療報酬が上げられると自動的に窓口負担が上がります。

定率負担のしくみは、負担額の上限額を超えるまでは、医療にかかるほど負担がふえる=病気は自己責任だから医療という利益に応じて負担せよ、という考えに基づくしくみです。

保険料と税金を支払う国民に医療費窓口負担はないのが世界の常識、という報道が「しんぶん赤旗」以外にないのは、異常だと私は思います。

経常利益・雇用者報酬・内部留保/県党会議/帰路

2010年02月11日 | 日々の活動



消費税が5%に引き上げられた1997年から07年までに、銀行・保険を除く資本金10億円以上の日本の大企業の経常利益は15兆円から32兆円にふえました。

一方で労働者の雇用者報酬は279兆円から262兆円(09年は253兆円)に落ち込んでいます。

大企業がふやした利益が、これを生み出した労働者へはいかずにどこへいったのでしょう。この10年余の大企業の内部留保は、142兆円から229兆円へ膨れ上がっています。大企業のため込み金に回ったわけです。

志位委員長が8日の衆院予算委員会で示した資料です。

志位さんは、イギリスの1月13日付けフィナンシャル・タイムズの論評が「企業が過剰な内部留保」を蓄積したことを日本経済の「基本的な構造問題」と指摘していたことも紹介していました。

鳩山首相も「弱肉強食の市場主義万能経済に身をゆだねすぎた政治に原因があった」と、政策転換の必要性を認めたにもかかわらず、大企業のふくれあがった内部留保を「どのように政策によって取り崩させればよいかという判断は難しい」と、相変わらず筋なし。

大企業に安定した雇用を保障する社会的責任をはたさせ、非正規社員を正社員にする転換を図ること、大企業と中小企業との公正なルールをつくることの政策改革がどうしても必要ではないでしょうか。

きょうは、1月の第25回党大会を受けた県党会議がありました。
郡山市の会場へ向かう朝は曇り空でしたが、昼過ぎから降り始めた雪が降り続け、そのうえ帰りの高速道路では事故による通行止めがあり、なかなかたいへんな帰路でした。


ボランティア/男と女/心のぬくもり

2010年02月10日 | 日々の活動



ボランティアに来た80歳のTさんが、「あの人のお宅に行ってきたわよ」と。

「あの人」というのは、5日前に私がたずねた一人ぼっちの78歳の男性です。
その日にTさんにお知らせしていたのです。

「ちょうど出かけるところで、3分ぐらいの立ち話だったんだけど、たまたま通りかかったHさんと以前からの知り合いのようにあいさつしてたのよ。彼は、Hさんも長寿会に入っているなら私も入ろうかな、だって」と。

そのHさんはいっしょにきょうもボランティアに来ているのですが、「男と女のことだし、私からは聞きづらいからあなたから二人の関係を聞いてよ」と。

しょうがないから聞こうと思ってHさんに近づくと、Tさんが、「Hさん、あの人とどういう関係なの?」と。

彼が自営業を営んでいたお店の近所にかつて住んでいて、当時からのお知り合いだったことが判明。

その場を離れて外に出ると、クリニック前でその男性とばったり。受診に来ていたのでした。
「たずねてきてくれた人がいました。ほんとうによかった」とニコニコ顔でした。

「生きててもしょうがない」と言われたときには困りましたが、人のつながりの心のぬくもりを感じたしだいです。


原発労働者社会保険未加入/「言語道断」/言えない風土?

2010年02月09日 | 日々の活動



「いわき市原発の安全性を求める会」として東京電力へ申し入れをしました。

主旨は、原発での下請け労働者の社会保険未加入の実態調査と解決策を求めることでした。
「原発の安全性を求める福島県連絡会」の早川代表(楢葉町)と大熊町議の石田さんも同席しました。

応対してくれたのは福島第一原発の広報部長、第二原発の広報部地域広報グループのお二人でした。

私たちが申し入れるきっかけは、原発で1年間、フルタイムで働いたものの、社会保険には加入しておらず、失業給付もない、と、渡辺ひろゆき・いわき市議が受けた相談です。

渡辺市議が別の下請け会社で働いていたかたに話を聞くと、同じ事例があり、これは発注者である東電の責任ある対応が必要ではないか、と私たちは考え、今回の申し入れとなりました。

部長のお話では、元請会社に対しては当然に法律遵守を強く求めているし、法律を守らない会社があるとすれば言語道断、申し入れの主旨を真摯に受け止めて調査するが、元請経由の調査にならざるを得ない、ということです。

東電としては下請け会社はせいぜい3次、多くても5次下請けぐらいまでは聞いている、とのことですが、私たちが聞いたところでは、そんな話ではありません。



東電としては、下請け会社を含めた「情報交換会」、それぞれの事業所として「エコー委員会」、「パートナーシップ委員会」、あるいは目安箱を通して、原発で働く人びとはすべて家族、というとりくみをしている、というのてすが、社会保険未加入についてはまったく把握していませんでした。

「言えない風土」がほんとうにないのでしょうか? 私の根本的疑問です。