あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

母親大会/介護と医療分科会/佐藤栄佐久前知事

2010年02月07日 | 日々の活動



第41回のいわき母親大会の第二分科会「これからの介護と医療」に顔を出しました。

3つの分科会のひとつでしたが、いわき市生涯学習プラザ4階の分科会会場は追加の机とイスを運び入れるほど盛況でした。私は「黒一点」。

運営担当は察するところ、医療生協と労災病院労組でしたが、介護保険のしくみといわきの事業所の紹介を医療生協のケアマネジャーがし、実際の介護の現場でのシーツや寝間着の交換の実践を生協病院の看護師とケアワーカーがしました。

介護保険は始まって10年ですが、いまだ「介護が必要な人に必要な介護」にはほど遠い実態と私は感じています。それは、1人暮らしの高齢者をたずねて歩けばたちどころにわかります。

介護認定申請手続きのためにどうすればいいのかわからない高齢者が多いうえに、認定されても利用料負担が重いので、せいぜい月1万円以内にしてくれないか、となれば、受けたいサービスを自由に受けられるはずもないのです。抑制的に考えても。

介護や医療は、自分や身内や身近な人がその場にぶつかって初めて制度の理不尽さに驚くかたが多いのが現実ですが、これを承知しつつ、すべての人が安心できる制度とすべきです。それは政治の責任です。




午後は市民団体「いわきフォーラム90」が主催のミニミニリレー特別講演会。
佐藤栄佐久前知事による「『地方自治』を語る」。

このミニミニリレー講演会では、私も介護保険制度のことや医療保険制度改革のこと、県議現職時にはそれこそ前知事辞職に至る経過などを話させていただく機会をつくってくれた場です。

前知事は、政治的道義的責任から知事を辞職したわけですが、私は、与党となってしまった民主党代表や幹事長にこそ、求められる姿勢だと思います。

前知事、伊東達也さん(元県議)、フォーラム事務局長の矢吹道徳(みちのり)さんと。