あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

県民集会/公約違反/破壊傷跡の是正

2010年02月19日 | 日々の活動



福島市の県文化センターで「後期高齢者医療制度は今すぐ廃止を! 2・19福島県民集会」がありました。

小名浜から会場までは、高速道路を使って途中で昼食をとって2時間半。

講師は中央社会保障推進協議会事務局長の相野谷(あいのや)安孝さん。
東京から会場への所要時間はいわきからよりも短いと思います。

それはともかく、医療が必要になる高齢者がふえれば自動的に保険料が上がるしくみ、そのしくみが75歳という年齢で区切られること、無年金や年金が少ない人が医療から排除されるしくみは廃止しかなく、廃止先送りという明確な公約違反を許さない世論と運動が重要です。

私が意外に感じたのは、小泉改革以来、2002年度に社会保障費が3000億円削減されて以降、毎年2200億円削減が6年間続けられ、09年度は230億円削減に縮減されたものの、01年度との比較では1兆6430億円の削減、累計では8兆3630億円にのぼっている事実に会場からどよめきがおこったこと。

この事実が国民の生存権を奪う社会保障破壊の原因であることは、もしかしてまだ知られていないのではないでしょうか。

このきわめて大きな傷跡をすみやかに是正することが新政権最初の予算に求められるのです。「政権交代」に託した国民の願いはそこにあるのではないでしょうか?