あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「資本主義というもの」/うっかり欠席/ツバメもまもなく巣立ち

2007年07月11日 | 日々の活動



午前中、医療生協の健康チェック班会で後期高齢者医療制度の話をさせていただきました。
かつては施設などを慰問でおとずれていたサークルですが、きょう参加の3分の2のかたは75歳以上の「後期高齢者」。
庶民には定率減税全廃で1兆7000億円の増税の一方で、大企業減税・大金持ち減税が1兆7000億円の話には、増税通知が来ているみなさんから、「これが資本主義というものなのねぇ」、「選挙でだれを選んだかの問題ねぇ」と、本質的な言葉がサラッ、と。

午後は、呼吸器慢性疾患の患者さんの療養支援する病院職員の「呼吸器グループ」が主催し、組合員センターで開いた在宅酸素療法の学習会にその場で誘われて参加。
うっかりしていて、同じ時間で出席する予定だった会議を欠席してしまいました。



ツバメの巣のヒナたちは、もうまもなく巣立ちでしょう。
6月29日に初めて顔を出した姿からくらべると、10日あまりで本当に大きくなりました。

励ましの言葉/職場体験/決起/ミニミニ講演

2007年07月10日 | 日々の活動
病院内の売店に買物に来ていた入院患者さんから呼び止められました。
「がんばってほしい。県職員の長男も残念がっている」と、励ましのお言葉をいただきました。




市内中学校の職場体験があり、デイケア(通所リハビリテーション)では、中学生があらかじめ考えてきてくれたゲームなどを楽しみました。




昼休みには、職員の共産党後援会主催で「決起集会」があり、私からも、高齢者が増税に驚き、後期高齢者医療制度に「悲しみ」と言っていい声をあげていること、利用者がいちばん困っている介護保険改定には民主党も賛成したことなどを報告し、日本共産党の前進がこうした政治を食い止める最大の保障であることを訴えました。



夜には、市民団体「いわきフォーラム'90」による「ミニミニリレー講演会」があり、後期高齢者医療制度をテーマに話をさせていただきました。
いわき市選出の民主党県議も参加されており、質疑や意見交換も1時間におよぶ活発なものでした。


政教一体告発/実態を広く知らせて/草刈り

2007年07月09日 | 日々の活動



6月25日付けの「朝日新聞」声欄に、「『信仰の場』で選挙活動とは」の題で、「税金を免除されている宗教法人の会館で、堂々と特定政党の選挙活動が行われている」として、創価学会・公明党の政教一体の実態を告発する一文が掲載されました。

投稿したご本人で、創価学会員の仲田征夫さんを取材した記事が、7月8日付けの「しんぶん赤旗」日曜版と、7月12日付けの「週刊新潮」に掲載されました。

7月1日付けの「朝日」声欄には、仲田さんの投稿に対し、その宗教法人会館での「投票練習は…無効票をなくすための取り組みである」との「反論」も掲載されましたが、実態を伝える点では仲田さんの投稿が説得的です。
ぜひ当事者から実態を広く知らせていただきたいものです。



病院中庭の花壇はボランティアさんがつくってくれています。そのまわりの草刈りをきょうは職員たちがしました。

街宣/サーファー/羽づくろい(?)

2007年07月08日 | 日々の活動
午前、午後と病院職員共産党後援会のみなさんと11か所の街頭から訴えました。

午前中は「がんばって」と声をかけていただくかた、クラクションを鳴らしてくださる方、午後も家の庭で聞いてくださるかた、車から手を振ってくださるかたなど、多くのかたからご声援をいただきました。
話し終えてからの拍手、車で出かける際に高齢のかたが拍手する姿には感激です。



海岸近くでは、首都圏など県外ナンバーのサーファーが大勢。
彼らからも声援がありました。




向こうに見えるのは「塩屋の岬」の塩屋崎灯台。



せいきょうクリニックに寄ったら、ツバメのヒナが羽づくろい(?)をするまでになっています。

「議会で仕事を」/「高齢者を困らせるな」

2007年07月07日 | 日々の活動


3階病棟テラスの目の前の景色です。
1階に降りると、ラウンジで新聞を読んでいたパジャマ姿の入院患者さんに声をかけられました。
「知人の医師に相談したら、小名浜生協病院を紹介された」という70歳近いかたでした。

「医療にかかわりのある仕事をしていたが、あんたには議会で仕事をしてほしい」と、4月の県議選結果を評しながら、熱く訴えられました。
この3か月間、こうしたかたがたに支えられていることを実感し続けています。

午後は、新日本婦人の会いわき支部の会議があり、後期高齢者医療制度の実施にあたっての要請署名を進めるための勉強会で話をさせていただきました。
介護事業所の経営者、つい先日、いわき市以北の自治体訪問で後期高齢者医療制度についても懇談されてきたかたなども参加されており、まぁともかく、高齢者を困らせるようなことはあってはならない、と意気盛んでした。



昨年以前と比べると、見違えるほど成長したわが家のアジサイです。


長寿会連合会/はねあがった住民税/困った事態

2007年07月06日 | 日々の活動



小名浜長寿会連合会理事会におじゃましました。
各地域の会長さんたち三十数人の集まりで、後期高齢者医療制度について話をさせていただきました。

日本の医療費が、国内総生産に比べると、先進国の中でも低いこと、反対に、医療費に対する窓口負担率は高い事実、また、1983年1月に高齢者窓口負担が導入されてから次つぎと負担が増やされ、そのうえ年金給付額が減らされ、住民税が驚くほど上げられたうえに、また新たな年金天引き制度です。

みなさんのうなずく姿が印象的でした。
質疑も活発で、若い人にも署名をしてもらおうと、署名用紙を持ち帰っていただきました。

小川地域の班会へいくと、77歳の班長さんが、「住民税が去年の4万円台から18万円台にはねあがっている。市役所で十分説明を受けたい」とおっしゃっていました。

夜7時からは勿来(なこそ)地域の新日本婦人の会と医療生協の班が合同で開催した「医療改革」学習会で話をさせていただきました。
「先日とどいた増税と国保税通知といい、後期高齢者医療制度といい、介護保険といい、いまほど自分の身に降りかかって実感することはない」のご意見をきっかけに、身近に起こっている介護や医療で困っている事態が次つぎと出されました。



クリニックのツバメの巣に親が2羽。

まちかどの怒り/改憲派も今の政治家による改憲は反対

2007年07月05日 | 日々の活動
小名浜の玉川地域のスーパー前で「まちかど健康チェック」をしました。
世間話もするわけですが、住民税増税に驚き、後期高齢者医療制度で保険料がまた年金から天引きされると知り、「庶民の暮らしをまったく知らない連中を、国会に出しちゃだめだ」と怒りの声がおさまりませんでした。

『戦争をしない国 日本』(ドキュメンタリー映画「憲法と共に歩む」製作委員会編著、花伝社)で、伊藤塾塾長の伊藤真さんと精神科医の香山リカさんが対談しています。
伊藤さんが紹介しているのですが、改憲派の小林節慶大教授が、“二世議員が多い今の自民党の政治家たちは、国民と自分たちは違うんだと思い込んでいて、国民を支配して自分たちの権力欲を満たすための道具として憲法を使おうとしてる、こんな政治家たちに改憲させたらとんでもないことになる”というような話をしてくれたそうです。



病院敷地の片隅に、ボランティアさんがちょっとした菜園づくり。



変電設備などのフェンス外側にはねじ花。


「温暖化と原発」

2007年07月04日 | 日々の活動



「いわき市原発の安全性を求める会」が主催して、「みんなで考える原発問題」の勉強会をしました。
私は、この「求める会」の代表を今年度からつとめています。

講師は伊東達也さん。伊東さんは現在、原発問題住民運動全国連絡センターの筆頭代表委員でもあり、「求める会」の顧問です。
今回のテーマは「地球温暖化と原発問題」。

温暖化の元凶である二酸化炭素を出さないのが原発であるかのように、電力会社のコマーシャルでもさかんに流されます。
はたしてそうでしょうか。
ウラン鉱山から資源となるウランを掘削し、精錬し、濃縮し、加工し、輸送するだけでも、掘削機や工場建設・稼動などで当然石油を使っています。この事実をみれば、原発から電気を生産することが、二酸化炭素排出と無関係であるかのような話は聞けません。

そのうえに何万年も管理しないとならない放射性廃棄物の問題、強い放射能を帯びた原子炉が廃炉になったときの処理は現実に迫ってきます。まして原子炉破壊に至った場合の事故の可能性はなくなりません。

この原発の問題というのは、「二酸化炭素を選ぶか、放射能を選ぶか、の問題として捉え直す必要がある」(池内了『禁断の科学』晶文社)と私も思います。



病院二階から入口方面のながめです。


安心できる高齢期のために/外来職場/勉強会

2007年07月03日 | 日々の活動



安心できる高齢期の生活・医療施策のため、また、「介護保障」といえる介護保険制度のために必要な実態資料を市へ求めるのに、どんな文言で表現したらよいか、つらつらと考えています。

せいきょうクリニックの外来職場会議におじゃまし、医事課職員も加わって、後期高齢者医療制度、病棟の診療報酬の動向などの勉強会をしました。
質疑応答も活発で、15分だけ聞いてもらう予定が、会議時間の大半の50分を費やしました。
患者さんへお知らせし、医療機関経営を守るためにも、積極的に口にも出し、署名運動も進めることにしました。

夕刻には、浜通り医療生協の組合員センターで「いわき子どもを育てる会」事務局のみなさんの集まりがあり、せっかくの機会をのがすまいと、私から後期高齢者医療制度について勉強会を申し入れ、実施させていただきました。



ツバメの子どもの写真は、「ピーッ、ピーッ」と声を出しながら親からのえさを口にしている場面です。先日の写真では、声はまだ出していませんでした。



原爆惨禍と国連憲章・憲法/大臣の資格なし

2007年07月02日 | 日々の活動



原爆の惨禍(さんか)を繰り返させてはなりません。
日本国憲法の前文で、「日本国民は…政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意」しました。私たち日本人にとって、「戦争の惨禍」は、原爆の惨禍を抜きに語れません。

第二次世界大戦が終わっていない1945年6月26日に署名された国連憲章は、その第2条4項で、「すべての加盟国は…武力による威嚇又は武力の行使を…慎まなければならない」と定めました。
第一次世界大戦後、国際連盟や不戦条約によって違法とされた戦争を、原則禁止するまでに国際的合意がたどりついたのです。

原爆惨禍後の1946年11月3日に公布された日本国憲法は、国連憲章で「慎まなければならない」とした「武力による威嚇又は武力の行使」を「永久にこれを放棄」(9条1項)したうえで、「武力による威嚇又は武力の行使」の根源にある武力そのもの(戦力)を「保持しない」(9条2項)としたのです。

国連憲章の精神をより徹底したのが日本国憲法の精神と言えます。日本ほど、国連中心主義と国際貢献を最高法規で誓った国はないのではないでしょうか。

久間防衛大臣は、日本の大臣の資格はありません。