職場のまん前に見える秋の景色もなかなかのもんです。
福島労災病院を国井事務長とたずね、副院長・事務局長と懇談しました。
国による医療費抑制策、「医師充足論」からの転換を求める声はほんとうに強いです。
これでいわき市内の全病院を訪問することができました。
強く感じるのは、「何かあったときに」医療機関を頼ってくる住民と、住民の命・健康を守る仕事を日々実践している医療機関従事者との、医療への見方のギャップを逆手に捉えて医療費抑制策を柱とした政策を国が強行しているのではないか、ということです。
それだけに、住民と医療従事者との連携は重要だと思います。
午後は、介護支援専門員(ケアマネジャー)のいわき市連絡協議会の事務局をたずね、懇談しました。
私の問題意識は、介護保険運営にかかわる情報を、利用者・家族・ケアマネジャー・事業者・行政が共有し、そこから見えてくる課題も共有し、なにをどうすれば「介護保障」にふさわしい介護保険にできるか、ということです。
その点では、情報を「独占」しうる保険者である行政の役割が重要なことはいうまでもありませんが、制度の「かなめ」のケアマネジャーが介護現場でどんな実情にあるかを、ホンネで情報交換し会える場も決定的に大事な気がします。
「介護保障にふさわしい」というのは、介護が必要な人が、必要な介護をなんの心配をもつことなく受けることができる、ということです。
ねむたいペロの表情。