4病院を訪問しました。
国による医療費抑制策が「医療崩壊」と言っていいいまの事態を招いていることは、各病院の事務長さんたちの共通認識であることにますます確信を深めています。
「政治にはうとい」とおっしゃる事務長も、国立病院機構でも、医師の過労、当直医の手配、常勤医師の確保にほんとうに悩んでいます。
動いた範囲がけっこう広範囲で、夏井川・平窪の白鳥、好間川に遡上するサケ、二見ヶ浦の海鳥たちにも会ってきました。
午後は「いわき市医療と福祉をよくする会」の市長懇談。
後期高齢者医療制度の県広域連合議会議員である市長への要望を含めた懇談でしたが、応対してくれたのは担当の市民協働部長・国保年金課課長・課長補佐・老人医療係係長でした。
私たちは3人の党市議を含めて各団体から15人が参加し、5706人分の署名も届けました。
「変則的国会運営のなかで生まれた制度」「いまになって保険料をどう(凍結)しようかと話が出ていて、制度の根幹を市民に説明できず、正直腹立たしい」「4月スタートできるのか内心心配している」と、市の職員は率直に語っていました。
議員である市長は、11月22日の広域連合議会までに当事者の声を十分に聞く機会をもつこと、資格証明書の発行はしないことを議会で強く求めることなど、1時間を超える懇談は、有意義な時間だったと思います。