きょうも午前中に5病院を訪問し、これで市内29病院中27病院をたずねることができました。
ともかく実感したのは、常勤で働いてもらえる医師ばかりか、あす当直してもらえる医師をさがすのに少なくない病院が苦労されていることでした。
そうしてさがして泊まってもらったり、非常勤で診察や検査に来てもらう医師を常勤換算してやっと「医師定数」をクリアしているのです。
共通の認識と確認できたのは、国による「医療費抑制策」や「医師養成抑制策」は、「どういう医療が望ましいか」ではなく、「国の財政事情」を優先させることから出てきており、それは誤った政策だ、ということです。
「そうした政策を転換させることが医療再生の条件だ」ということもみなさんから共通して出されました。
財源問題を解決するためには、おおもうけを続ける大企業に応分の負担を求めることは不可欠です。庶民負担をふやすことで、大企業減税を埋め合わせる政策はもってのほかです。