計画年休の日にちょうど天候が良好だったので、前々から計画していた丹沢山に登ることにしました。 山行計画では日帰りだったのですが、思い立ったのが少し遅かったため、丹沢山山頂にある「みやま山荘」に当日宿泊予約を入れ1泊2日としました。
2月25日(金)
埼玉から圏央道が東名までつながっているので便利になりました。 秦野中井ICで降りて、公園駐車場近くの24H営業の駐車場(平日500円、土日休日800円)にとめました。 秦野戸川公園の駐車場は日中(8:00~21:00)しか営業していないため。 昨年末の料金改定で、24H営業の駐車場の方が土日休日料金が安いようです。 もう少し大倉登山口の方に行くと民家敷地内の1日500円駐車場がありました。
10:48 駐車場から歩いて登山口に到着
標高差は1000m以上のため、厳しい山行になりそうです。
丹沢山に夏行きたくないのはこれがいるからです。
11:54 残雪が現れ始めました。
12:10 駒止茶屋に到着。
平日なのでやってないようです。 翌日土曜日は営業していました。
12:30 雪が少し多くなってきています。
大倉尾根は登りがずっと続くという話(バカ尾根など)を聞きますが、ここは少し下りになります。 大倉尾根全体通して2か所緩やかな下りがありました。
12:40 堀山の家に到着
ここも平日は営業していないようです。 下山した翌日土曜日は営業していました。
13:23 視界が開け始めて振り返ると街並みが良く見えます。
13:57 「金冷し」に到着
14:24 塔ノ岳山頂に到着
残念ながら富士山は雲に隠れてしまっています。 ここで少し遅い昼食を調理(マルタイラーメンにポテト入りコンビーフとあげ玉+コンビニおにぎり+ドリップコーヒー)し、1時間弱ほど休憩。 マルタイラーメンだけだと味気ないので、コンビーフでタンパク質を補給、あげ玉でコクを出します。 意外に合います。
16:22 丹沢山山頂に到着
残念ながらここでも富士山は雲に隠れています。
「みやま山荘」にチェックイン。 お客は7名ほどしかいなくて、布団も余裕をもって敷けました。 宿泊5500円、夕食だけ頼んで+1500円。 夕食は焼肉でおいしかったです。 ぬれた衣服は、乾燥室に灯油ストーブをたいてもらい乾かしました。
私は窓際に布団を敷きましたが、山荘の窓は大きく、寝ながら窓から見る夜空は格別でした。 その後、疲れの為か足のいままでにないところがつって悶えました。。。
20:30消灯後はトイレとか寝室、土間、ロビーでは、灯油ランプが弱くついており、灯油が燃えるかすかなにおいが室内に漂い雰囲気がよかったです。
2月26日(土)
04:00 起床
1階の土間にあるテーブルで自炊が可能とのことで、ヘッドランプを照らしながら昨日昼に食べたマルタイラーメンの半分に、コンビーフとあげ玉を入れたものと、「きのこパスタ」を食べました。 食べている途中で小屋番さんが起きてきて、土間にあるストーブをつけていただき、一晩中ついていた土間の灯油ランプを明るくしてくれました。 昼は暖かくなりますが、この日外は-11度でした。
05:10 蛭ヶ岳に向けて出発
小屋に荷物をデポして、蛭ヶ岳に向けて出発しました。 出発時は真っ暗で、目を光らせているシカに2頭ほど遭遇しました。
05:52 夜明けが近いようです。(「不動ノ峰」から)
06:23 「棚沢ノ頭」の先の方で日の出を迎える。
06:28 「鬼ケ岩ノ頭」に到着
この先は、みやま山荘の小屋番さんに話によると、1週間前まではアイゼンがないと危険な鎖場でしたが、1週間前にだいぶ雪が解けたのだそうです。 今回のコース全般的にアイゼンは一回もつけませんでした。
右に蛭ヶ岳、左に富士山(左奥)と鬼ヶ岩(左手前)。
06:50 蛭ヶ岳山頂に到着。
今回のコースでは、富士山に最も近い。
振り返ると、これまで辿ってきた塔ノ岳(右奥)、丹沢山(左奥)、不動の峰(中央奥)、鬼ヶ岩ノ頭/棚沢ノ頭(中央手前)がすべて見えました。
山頂にある蛭ヶ岳山荘です。 ここも客少なかったんだろうな。
07:10 下山開始。
07:25 蛭ヶ岳(右)を振り返ります。
これから戻る「鬼ヶ岩ノ頭」。 急斜面になっていて鎖場となっています。
07:58 「不動ノ峰」まで戻って、峰を越えたあたりから見る丹沢山(左)と塔ノ岳(右)
08:20 「みやま山荘」に戻ってきました。
すでに客は全員チェックアウトしていて、小屋番さんはロビーでふき掃除をしていましたが、ロビー隣の土間でドリップコーヒーを作って飲みながら、しばらくふき掃除をしている小屋番さんと会話をしました。 意外に小屋番さん、話好きのようです。
その時名前を聞かなかったのですが、あとでホームページみたら「宮崎さん」という方のようです。 30分ほどゆっくりしてからお礼の挨拶をして小屋を出ました。
小屋に隣接している外のきれいなトイレ。 小屋の中にも、便座暖房のある洋式トイレが1つあります。
山頂にある看板です。 丹沢山、百名山なんですが、その山容をはじめ派手さはありません。 それが逆に魅力ではあります。
今日はきれいに見えました。
08:55 下山開始
09:22 下山途中「竜ケ馬場」から、不動ノ峰(左)、丹沢山(右)を振り返ります。
左側を見ると不動ノ峰(右)と、遠くに早朝行った蛭ヶ岳(左の最も高い山)
09:49 塔ノ岳まで戻ってきました。
ここからも富士山よく見えます。
山頂の尊仏山荘です。 この直後ぐらいに登山者が続々と登ってきて、あっという間に山頂が人でいっぱいになりました。 早朝登り始めた方々がちょうど到着する時間です。 日帰りで塔ノ岳だけ登りに来る人が多いのかもしれません。 その後、下山中はたくさんの人が登ってきました。 トレラン系の人が1割くらいでしょうか。 ものすごいスピートで登っていきます。
12:14 大倉の登山口に到着
早朝、蛭ヶ岳往復が効いていて足がだいぶ疲れているようで、我慢の下山でした。
早朝、丹沢山から蛭ヶ岳に至るログは取り忘れました。 蛭ヶ岳の下山開始からになります。