13,000円で売っていたので衝動買いです。
中古本体にCPU Xeon5130 2GHz×1、DDR2-667 FB-DIMMメモリ512MB×4(2GB)、ですが、SAS HDD 75GB 15krpm 2本ついて、この値段は安いと思いました。 この仕様だと、WebサーバかAPサーバに使用されていたものでしょう。 このG5モデルは、いまちょうど5年保守が切れる時期ですね。
電源はオプションで冗長化されています。
本体天板を開けてみました。
プラスチックの蓋を取り外すと、SmartアレイE200が見えます。 HDDベイの1番~4番まで使用でき、RAID0とRAID1のみ設定可能です。 写真上の方にはUSBメモリキーを実装するUSBポートがあります。
Wondows Server 2003 の評価版を導入し動作確認です。 HDDはRAID0で構成しました。
HDD速度を測定しました。 15k rpmである上にRAID0ですから、SSD並みに速いです。
SmartアレイE200は、SATAディスクをSASディスクと混在接続することができます。 手持ちのHITACHI HDD2本を3番、4番ベイに実装しました。 実装方法は、仮付のつもりでビスを紙ワッシャーをはさんで枚数調整でビスをしめて内部のレールにのっかるようにしました。
以下は、間違って5番ベイに入れた状態です。 実際は4番ベイに入れました。
以下写真の上から順番に1台(RAID0設定)の場合、2台RAID0設定の場合、2台RAID1設定の場合です。
だいぶ書き込みが遅いです。 やはりIBM系HDDだからHPのRAIDコントローラとの相性があるのでしょうか?。?。?。 これでは使い物にならないので、HITACHI HDDの実装はやめました。
衝動買いとはいえ、今回のサーバ購入はVMware ESXi 3.5 での使用を想定していました。(会社で以前ESXi 4.1を導入したところ、Windows 2000 Serverのマイグレーション先としてサポートされていないことを知ったのがきっかけですが) 手持ちのUSBのSDカードリーダと古い1GBのSDカードを使い、これに、VMwareのブートイメージを実装しました。 SDカードリーダの蓋は無くしそうなので、養生テープでSDカードリーダ本体にくっつけときました。
VMwareのブートイメージの実装は意外に簡単でした。 VMwareサイトでDVDのISOイメージをユーザ登録後ダウンロードし、ISOからinstall.tgzを抽出、7-Zipファイルマネージャで*.ddファイルを取り出して、DDforWindowsによりUSBメモリに転送します。 DDforWindowsは、Windows7では、手持ちのUSBカードリーダがなぜか見えないという問題に当たりましたが、WindowsXpでは見えたので転送することができました。
このサーバ・・・通常運転では静かな方ですが、ブート時にはサーバ特有の爆音が発生し、自宅では置くところはないですし、自宅のような24時間空調のないところでは温度と埃で寿命が短くなると思いますし・・・、やはり、仕事場(サーバ室)で使うことになります。