はるかのひとりごち。

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話を聞くということは。

2010年11月28日 20時49分14秒 | にちじょう。

先日、とある偉い方とお話しする機会がありまして。
そこで、こんな話題になりました。

『人の話を聞こうとしない人はダメだよね』

うっ、わたしももしかしたらそういうときがあるかもしれない…。

ドキッとしていると、その方が、

「そうやって、自分を顧みることができる人は、
もしもそういうことがあったとしても、ちゃんとわかってもらえているはずですよ」

そうかなぁ…。そうだといいんだけどなぁ(^^;;
もちろん、伝える側の姿勢もすごく大事だと思うんだけど。

問題なのは、自分は正しい、自分は間違っていない、
と「聞く耳を持たない」人なんだそうです。
なるほど、話を聞かないってそういうことか。

この歳で、ある程度の地位になって、自分が調子よかったりすると、
結構そういう傾向になってく人がいるんだよね、とその方は笑っておりました。

自分がうれしいとき、悲しいとき、つらいとき、
話を(=気持ちを)聞いて(=酌んで)くれないと寂しいでしょう、って。

たとえ、解決策が出てこなくても、話を聞いてもらえるだけで気持ちが楽になることってある。
それだけで救われることってたくさんあるんですよね。
人の話を聞く、ということは、相手の気持ちに耳を傾けるってことなんだな、
と、当たり前のことなんだけど、ものすごく気付かされた瞬間でした。



今年は、いつもよりも1ヶ月早くハガキを準備することになりました。
ちょうどそれが届いた頃、昔いっしょにある時期を過ごした仲間がメールをくれました。
しばらくは年賀状だけの付き合いになってたけど、
そんなわたしの便りに、大変だったね、と温かいメールをくれました。
直接会って話したり、電話で会話するだけでなく、
悲しみを伝えるハガキも、話を聞いてもらうことになるんですね。
わたしの気持ちに答えてくれた仲間がいること、話を聞いてくれる友人がいること、
ほんの少しだけこぼした愚痴に、優しく答えてくれる友人がいること、
ものすごくうれしかったし、力になりました。
そういう人を、これからもずっと大切にしていかなきゃ。
わたしも、誰かの気持ちにちゃんと耳を傾けられる人でいようって改めて思いました。

いまひとり、話を聞いてほしい人がいます。
その人が、ほんの少しでもいいから、わたしの話を聞いてくれる人だったらいいなぁ。

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4 コメント

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人の思いやりにふれて... (カーク)
2010-11-29 07:44:07
僕は悲しい出来事以来カウンセリングに通っていて、自分の思っていることや、出来事をカウンセラーにお話するヨ。カウンセラーは解決策を明示することはないけれど、話を聞いてもらうだけでも、気が楽になるよ。

はるかさんが話を聞いてほしい人、きっと話を聞いてくれると思うヨ。
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カークさんへ。 (はるか)
2010-11-30 00:03:07
そうですよね、誰かに話すってすごく大事なことだって、
わたしも最近すごく感じています。
聞いてもらえるということは、すごくありがたいことですよね。
解決してくのは自分自身だし、乗り越えていくのも自分自身。
ただ、話を聞いてもらうことで、その勇気をもらえるような気がします。

もしかしたら、話せないまま時間が過ぎていくかもしれません。
でも、悲しい気持ちの中でも「聞いてほしい」と思えただけでも幸せなことかもしれませんね。
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話を聞くほうが難しい。 (nikko81)
2010-12-04 12:42:22
nikko81@上海、です。

話をするよりも聴くほうが難しい、
といいますよね。

意見が違うこともあるし、
あって当たり前なんですが、
違っているにしても、まず受け止めて
くれるかどうか、そこに違いが
出てくるように思います。

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nikko81さんへ。 (はるか)
2010-12-04 14:09:47
おお~!上海からのコメントありがとうございます!!

確かに、人の話を聞くのって難しいですよね。
ちゃんと聞けてたかなぁ、って思うことばかり。
話すほうとしても、とっても大事な話は、誰彼かまわず話すわけにもいかないし。
でも、もしも話して違う意見を言われたら、
それはそれでうれしい気がします。
自分にはなかった考えを知ることができる。
意見が違っていても、受け止めてくれる人がいるということは、
ほんとにありがたいことなんでしょうね。
話すことも聞くことも、いちばん大切なのは信頼関係かもしれないですね。
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