はるかのひとりごち。

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2009ラストドライブその2:岳南完乗

2012年03月06日 23時27分00秒 | たびろぐ東海。

吉原本町駅から岳南鉄道に乗り、東海道本線との接続駅「吉原」までやってきました。
ここから折り返して、終点「岳南江尾(がくなんえのお)」駅を目指します!
駅の反対側出口へ行ったりした後、岳南鉄道のホームに戻って来ると、
行きに乗った赤い顔の僚友、緑色の元京王3000系がいました。
こちらは2両編成で「かぐや富士 がくちゃん」のヘッドマークがついてます。
なんとも愛らしいお顔に緑色がよく似合ってます。憎めない顔がかわいい~♪


車内では、スピーカーに京王時代の面影を見つけました!
こうしてがんばってくれているのがうれしい♪


本吉原駅で赤いお顔の車両と交換した後、「岳南原田」駅に到着。
やっぱりここも、ホームの屋根の形状が吉原といっしょ!


岳南原田を過ぎると、大きな工場が見えてきて、
旅客の線路に沿うように、もうひとつ線路が現れました。
後方から見ていたら、そこへちょうど貨物列車が!
日本大昭和板紙吉永の貨物列車を入換している場面に出会うことができました。
「その1」でも触れましたが、このワムを牽く貨物列車が見られるのも今月のダイヤ改正まで。残念。


列車の後方から見える、まっすぐな線路と白い息を吐く高い煙突。
製紙の街なんだなぁ~、っていうのが車窓から伝わってきます。


吉原駅から20分ほどで、終点「岳南江尾」駅に到着です!これにて岳南鉄道完乗!
って、この写真なんかひどいなぁ。全然水平がとれてない。ひゃー!(^^;;
それはさておき、この駅舎がすごかった。よく言えばメチャメチャ渋い。悪く言うと殺風景。
でも、


この無骨な感じの駅の字体は大好き。いやぁ、ほんと渋すぎ。


折り返しの列車に乗るため、駅の中へ戻り振り向くと、駅舎の向こうには富士山が。
ここでもテンション上がるわたし(笑)。富士山大好きですからね(^^;;
富士山の手前に見える高架は、東海道新幹線の線路。


いま乗ってきた緑色の「がくちゃん」で折り返します。
右にいる赤い顔のは、予備車だったのかなぁ。
で、ここのホームも同じ屋根の形状。岳南共通仕様ですね。


折り返し吉原駅行きに乗り込み、「比奈」駅に近付くと、
先ほどの日本大昭和板紙吉永工場の貨物列車がすぐ横の線路にいました。
これだけの量数が並んでるのはけっこう壮観。貨車も奥が深いですからね、突き詰めると深みにハマりそうだ(笑)。


後方から貨車を眺めていたら、比奈駅の手前ですごい車両が視界に飛び込んできました!
見るからに古そうな廃車体。これは貴重なんじゃない?と撮っておいたんですけど、
調べてみたら、元小田急(といっても小田原急行時代)の車両のようです。
かなり状態は厳しそうな感じだけど、倉庫かなにかで使われていたようで残されていました。
いまも残ってるのかなぁ。


比奈駅に到着すると、構内に行きに見かけた「ED501」がいました。
こちら、1928年(昭和3年)に生まれた川崎造船所製の大ベテランさん!
貨物の入換専用で使われている機関車だそうです。
岳南の貨物が廃止になった後は、どうなるんだろう。
違った形の活躍の場があるといいのに、なんてちょっと心配になってしまった…。

このあと、もう少し先で途中下車して、吉原の街を散策してみることにしました。

「その3」へつづく。


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