今日は、川崎市平和館というところへ、
イラクでの取材中に亡くなった戦場ジャーナリストの故橋田信介さんの企画展
「橋田信介の世界」を見に行ってきました。
残念ながら写真点数も限られているようで、ちょっと少なめだったんですが、
戦場のベトナムでの片足の子供の笑顔の写真など、
胸を打たれるものがありました。
中でも、亡くなられたときに身に付けていらしたあの帽子と、
バンドのなくなっている腕時計が展示されていて、
あれを見た瞬間には、思わず息が詰まってしまった。
戦争は何も生まない。亡くすものばかり。
どうして人は争い合うんだろう？みんな仲良く助け合って平和に生きていけないのだろうか？
って思うのは、わたしが島国日本に生まれた人間だからなんだろうか？
国境、民族、思想。簡単には片付けられないものがあるのは仕方ないことなのかな？
いい～表情で笑う橋田さん。
「人間って、バカだからさぁ」
ほんとにその通りかもしれません。
わたしのような戦争を知らない人間に、戦争の愚かさを教えてくれる橋田さん。
忘れることなく語り継いでいかなければいけないと改めて感じました。