母が在宅医療に切り替えたことで、数枚の必要書類を提出しなければならないのですが、その中の一枚に、いわゆる延命治療の希望の有無を問う用紙がありました。
その項目の多さと細かさにびっくりしたのですが、先日紹介した本『死にゆく人の心に寄りそう』を読んで勉強したことが早速役に立った!と思いました。
項目は10項目。
『心臓マッサージ』『気管挿管』『人工呼吸器』『気管切開』『昇圧剤』『輸血・血液製剤』『人工透析』『鼻チューブ』『中心静脈による栄養補給』『胃ろうによる栄養補給』
各項目の具体的な治療方法の説明書きはあるものの、こんなものをいきなり見せられて、マルバツつけろ、と言われても、普通、家族は面食らうと思うし、私の場合『心臓マッサージ』『胃ろう』ぐらいしか見聞きしたことがなかったので、用語を見ただけで気が動転してしまいます。
『死にゆく人の心に寄りそう』では、著者の玉置氏が病院勤務の看護師として多くの患者を看取る中で培ったノウハウが丁寧に書かれています。
私自身が『リビングウィル』を書く時にも役に立ちそうです。