Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

リオのゲイカルチャー 1

2007年06月12日 20時05分12秒 | Weblog
リオのゲイカルチャーはスゴかった。

といっても私のようなノンケには到底はいりこむような世界ではないので、ものすごーく外回りからこっそり垣間見た程度にすぎないが、それでも十分刺激的であった。

夜になるとコパカバーナ海岸沿いにはたくさんの雑貨露店が並ぶ。ちょっとした土産物なんか買うのに便利。地元ではフェイラと呼ぶらしい。日本のお祭りなどの露店の規模をだいぶ大きくしたようなかんじで、アメリカからきて宝石を売っている業者もいたりするような本格的なもの。

で、その露店が立ち並ぶ賑わったところから幾分はなれた少し暗いところにポツポツと人が立っている。ぱっと見はすごい美人がいっぱい。で、みんな立ち方がおかしい。人を誘うようなポーズつけてる。

その服装もすごい。小学生がはくのよりもっと短いようなショートパンツ(エナメルっぽい素材の超ピチピチ)+ハイヒール+ど派手な胸のはだけたトップス+濃い化粧。

最初はみなさん普通の(?)コールガールだとお見みえした。・・でも、なんかおかしいぞ。

じろじろ見るのは失礼なので、ちら見で凝視する、という技(!)を使って観察。

うん、よくみると骨格が女性とは違う。上手く言えないけどどことなくゴツイのだ。

しかも、誘ってるのは男だけ!・・ひえー、まちがいない!

この人達、立ち位置の縄張りがあるらしく、いつも同じ人が同じところに立っていた。で、はたからみると、距離感こそ保たれているものの、横一列に一同並んでいるようにも見え、なかなかのスゴみがある。

あとで聞いた話では私たちが住んでいたコパカバーナ地区からサンタテレーザの丘(録音スタジオがあるためよく行き来していた)にかけては、ゲイカルチャーがさかんな地区、とのこと。

日本なら二丁目ってところかなあ?でも海岸沿いということも手伝ってか数十倍オープンな光景に見えた。


ー次号へ続いちゃうんだな、これがー