都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
ぐるっとパス2009を買いました
都内の初夏の展示はこれ一冊で決まりです。今年さらにバージョンアップした「ぐるっとパス2009」を買ってきました。

春先に一度、「メトロと都営deぐるっとパス」の記事で購入云々について書いたことがありましたが、実はうまくスケジュールが組めず、そのままお預け状態となっていました。今回、改めてパスを手にした理由はただ一つ、明らかに見に行くであろう直近の展覧会がいくつも網羅されているからです。
「かたちは、うつる - 国立西洋美術館所蔵版画展」@国立西洋美術館(7/7-8/16)
「コレクションの誕生、成長、変容 - 藝大美術館所蔵品選」@東京藝術大学大学美術館(7/4~8/16)
「日本の美・発見2 やまと絵の譜」@出光美術館(6/6-7/20)
「道教の美術 TAOISM ART」@三井記念美術館(7/11-9/6)
「テーマ展示 うみのいろ うみのかたち」@ブリヂストン美術館(7/11-10/25)
「高島屋資料館所蔵名品展」@泉屋博古館分館(7/18-9/27)
「Stitch by Stitch展」@東京都庭園美術館(7/18-9/27)
「線の迷宮〈ラビリンス〉・番外編」@目黒区美術館(8/1-9/27)
「鴻池朋子展」@東京オペラシティアートギャラリー(7/18-9/27)
ちなみに上記の展示の大人正規料金は合計7320円ですが、パスなら2000円のみで全て入場出来ます。いつもながらお得です。
以下に各展覧会より興味深いイベント、もしくは展示情報などを簡単に抜き出しておきます。ご参考いただければ幸いです。

「かたちは、うつる - 国立西洋美術館所蔵版画展」@国立西洋美術館(7/7-8/16)
・定評のある西美版画・素描コレクションを初めてまとまった形で紹介する展覧会。
・版画技法のデモンストレーションあり。
(7/18:銅版画、8/1:リトグラフ。それぞれ11:00より40分程度。参加費不要。)
・7/11と7/12はファン・デーとして入場無料。上記デモンストレーションも合わせて開催。各日11:00と14:00より。
「コレクションの誕生、成長、変容 - 藝大美術館所蔵品選」@東京藝術大学大学美術館(7/4~8/16)
・芸大美術館名品展。学校設立準備段階からの作品蒐集過程を追う。
・新発見された藤田最初期の油彩画を展示。

「日本の美・発見2 やまと絵の譜」@出光美術館(6/6-7/20)
・やまと絵の系譜を多面的に探る。
・一部作品の展示替の他、重文「四季日待図巻」(英一蝶)や「絵因果経」などの各種図巻に場面替あり。出品リスト。

「道教の美術 TAOISM ART」@三井記念美術館(7/11-9/6)
・日本初、道教美術を総覧する展覧会。国宝4点、重文20点他、計170点。
・展示替は計6回を予定。詳細は調整中。
・三井、大阪市美、長崎歴史文化博物館の3館巡回。規模の大きい大阪市美で全体を網羅する展示を行う。三井、長崎は補完的なものとなる可能性も。
・お盆限定のナイトミュージアム開催。(8/11~16)15日は18時、それ以外は20時まで開館。17時以降の入場料は900円。(通常は1200円)
「テーマ展示 うみのいろ うみのかたち」@ブリヂストン美術館(7/11-10/25)
・館蔵品より海にちなむ作品を展示
・会期中「美の交差点-東京駅界隈」と題した土曜講座を開催。出演は三菱一号館美術館館長高橋明也氏他。要申し込み。
「高島屋資料館所蔵名品展」@泉屋博古館分館(7/18-9/27)
・大阪難波の高島屋資料館の収蔵する日本画、洋画の名品を抜粋で展観。
・竹内栖鳳「アレ夕立に」、須田国太郎「孔雀」他。一部展示替あり。

「Stitch by Stitch展」@東京都庭園美術館(7/18-9/27)
・広義の刺繍をテーマに、現代作家8名(1グループ含む)で表現の可能性を探る。
・夏の夜間開館を開催。(8/10~16)開館は20時まで。
・奥村綱雄、秋山さやか、手塚愛子のアーティストトークを開催。その他、各種イベントあり。
・7/17までダウンロード可能の割引券(pdf)あり。(200円引)
「線の迷宮〈ラビリンス〉・番外編」@目黒区美術館(8/1-9/27)
・目黒区美術館の所蔵してきた70年代の版画集を一覧。
・計10にも及ぶ各種ワークショップを開催。

「鴻池朋子展」@東京オペラシティアートギャラリー(7/18-9/27)
・鴻池朋子の初の「包括的」(HPより)な個展。新作の巨大壁画、襖絵などを展示。
・鴻池のアーティストトークあり。(7/18)要申し込み。
・開館10周年の9/9は無料開館日。
如何でしょうか。なお日程の記載ミスをはじめ、各種イベントにて予定の変更などあるやもしれません。お手数をおかけしますが、詳細は各展覧会サイトをご覧下さい。
パスを買うと、どちらかというと展示を廻る数を優先してしまい、内容に対して消化不良を起こしてしまうことがありますが、今年はなるべく見たい展示だけをじっくり見るという方向で歩きたいと思います。

ちなみに今回のパスも、東京メトロ一日券の二枚付いた「メトロ&ぐるっとパス」にしてみました。パスと710円の一日券が2枚も付いて2800円は格安です。いつも重宝します。
ところでパス使用第一号は、先日の日曜に見た出光の「やまと絵」展でした。こちらの感想も近日中にアップするつもりです。

春先に一度、「メトロと都営deぐるっとパス」の記事で購入云々について書いたことがありましたが、実はうまくスケジュールが組めず、そのままお預け状態となっていました。今回、改めてパスを手にした理由はただ一つ、明らかに見に行くであろう直近の展覧会がいくつも網羅されているからです。
「かたちは、うつる - 国立西洋美術館所蔵版画展」@国立西洋美術館(7/7-8/16)
「コレクションの誕生、成長、変容 - 藝大美術館所蔵品選」@東京藝術大学大学美術館(7/4~8/16)
「日本の美・発見2 やまと絵の譜」@出光美術館(6/6-7/20)
「道教の美術 TAOISM ART」@三井記念美術館(7/11-9/6)
「テーマ展示 うみのいろ うみのかたち」@ブリヂストン美術館(7/11-10/25)
「高島屋資料館所蔵名品展」@泉屋博古館分館(7/18-9/27)
「Stitch by Stitch展」@東京都庭園美術館(7/18-9/27)
「線の迷宮〈ラビリンス〉・番外編」@目黒区美術館(8/1-9/27)
「鴻池朋子展」@東京オペラシティアートギャラリー(7/18-9/27)
ちなみに上記の展示の大人正規料金は合計7320円ですが、パスなら2000円のみで全て入場出来ます。いつもながらお得です。
以下に各展覧会より興味深いイベント、もしくは展示情報などを簡単に抜き出しておきます。ご参考いただければ幸いです。

「かたちは、うつる - 国立西洋美術館所蔵版画展」@国立西洋美術館(7/7-8/16)
・定評のある西美版画・素描コレクションを初めてまとまった形で紹介する展覧会。
・版画技法のデモンストレーションあり。
(7/18:銅版画、8/1:リトグラフ。それぞれ11:00より40分程度。参加費不要。)
・7/11と7/12はファン・デーとして入場無料。上記デモンストレーションも合わせて開催。各日11:00と14:00より。
「コレクションの誕生、成長、変容 - 藝大美術館所蔵品選」@東京藝術大学大学美術館(7/4~8/16)
・芸大美術館名品展。学校設立準備段階からの作品蒐集過程を追う。
・新発見された藤田最初期の油彩画を展示。

「日本の美・発見2 やまと絵の譜」@出光美術館(6/6-7/20)
・やまと絵の系譜を多面的に探る。
・一部作品の展示替の他、重文「四季日待図巻」(英一蝶)や「絵因果経」などの各種図巻に場面替あり。出品リスト。

「道教の美術 TAOISM ART」@三井記念美術館(7/11-9/6)
・日本初、道教美術を総覧する展覧会。国宝4点、重文20点他、計170点。
・展示替は計6回を予定。詳細は調整中。
・三井、大阪市美、長崎歴史文化博物館の3館巡回。規模の大きい大阪市美で全体を網羅する展示を行う。三井、長崎は補完的なものとなる可能性も。
・お盆限定のナイトミュージアム開催。(8/11~16)15日は18時、それ以外は20時まで開館。17時以降の入場料は900円。(通常は1200円)
「テーマ展示 うみのいろ うみのかたち」@ブリヂストン美術館(7/11-10/25)
・館蔵品より海にちなむ作品を展示
・会期中「美の交差点-東京駅界隈」と題した土曜講座を開催。出演は三菱一号館美術館館長高橋明也氏他。要申し込み。
「高島屋資料館所蔵名品展」@泉屋博古館分館(7/18-9/27)
・大阪難波の高島屋資料館の収蔵する日本画、洋画の名品を抜粋で展観。
・竹内栖鳳「アレ夕立に」、須田国太郎「孔雀」他。一部展示替あり。

「Stitch by Stitch展」@東京都庭園美術館(7/18-9/27)
・広義の刺繍をテーマに、現代作家8名(1グループ含む)で表現の可能性を探る。
・夏の夜間開館を開催。(8/10~16)開館は20時まで。
・奥村綱雄、秋山さやか、手塚愛子のアーティストトークを開催。その他、各種イベントあり。
・7/17までダウンロード可能の割引券(pdf)あり。(200円引)
「線の迷宮〈ラビリンス〉・番外編」@目黒区美術館(8/1-9/27)
・目黒区美術館の所蔵してきた70年代の版画集を一覧。
・計10にも及ぶ各種ワークショップを開催。

「鴻池朋子展」@東京オペラシティアートギャラリー(7/18-9/27)
・鴻池朋子の初の「包括的」(HPより)な個展。新作の巨大壁画、襖絵などを展示。
・鴻池のアーティストトークあり。(7/18)要申し込み。
・開館10周年の9/9は無料開館日。
如何でしょうか。なお日程の記載ミスをはじめ、各種イベントにて予定の変更などあるやもしれません。お手数をおかけしますが、詳細は各展覧会サイトをご覧下さい。
パスを買うと、どちらかというと展示を廻る数を優先してしまい、内容に対して消化不良を起こしてしまうことがありますが、今年はなるべく見たい展示だけをじっくり見るという方向で歩きたいと思います。

ちなみに今回のパスも、東京メトロ一日券の二枚付いた「メトロ&ぐるっとパス」にしてみました。パスと710円の一日券が2枚も付いて2800円は格安です。いつも重宝します。
ところでパス使用第一号は、先日の日曜に見た出光の「やまと絵」展でした。こちらの感想も近日中にアップするつもりです。
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