小田原文化財団「江之浦測候所」への旅 後編:竹林エリア

「前編:明月門エリア」に続きます。小田原文化財団「江之浦測候所」へ行ってきました。



明月門エリアより藤棚を抜けると、木漏れ日の差し込む鬱蒼とした森の中に入りました。さらに小道を進み、坂道を降りると、小さな石仏などが道端から顔をひょっこり覗かせていました。



これらは、大阪の実業家で、仏教美術を蒐集し、茶人でもあった細身古香庵が、泉大津の邸宅に置いていた石仏群でした。なお同氏のコレクションの多くは、仏教美術だけではなく、琳派などの江戸絵画でも定評のある京都の細見美術館へと引き継がれています。



竹林エリアは明月門エリアより遅れること約1年、2018年10月に新たにオープンした、山の斜面のみかん畑を囲むように整備されたエリアでした。明月門エリアよりも低い場所にあり、確かに下からギャラリー棟を眺めると、相当の高低差があることが分かりました。



ここで中核となる施設が、昭和30年代にみかん畑の道具小屋を整備して作られた化石窟でした。



古屋の中ではみかん栽培のための農機具類や、杉本の化石コレクションが展示されていて、とりわけ目立っていたのが約5億年前に遡る三葉虫の化石でした。



さらに化石窟への奥へと進むと、硝子の社に祀られた縄文時代後期の石棒が姿を現しました。いわゆる石剣への移行期に当たる祭祀用の用具で、水色のガラスの質感と独特なコントラストを描いていました。



小屋の裏手の磐座も見逃せません。樹木の根が露出しては、まるで大蛇のように大地へ食らいつく斜面の前には、1本の石棒が祀られていて、何やら太古の遺跡の気配を伝えるかのようでした。なお巨石は小屋を整備する途中、偶然に発見されたそうです。



化石窟を見学して小道を歩くと、竹林を背景に杉本自身の造形作品、「数理模型0010」が光学ガラスの上に立つ姿が目に飛び込んできました。先ほどの太古の磐座からは一転、さも宇宙と交信するアンテナのような近未来的な雰囲気が感じられるかもしれません。



かつて広島の中心部にあり、原爆投下時に被曝した宝塔の塔身も印象深い資料ではないでしょうか。宝塔は南北朝から室町時代に作られたとされていて、屋根の部分は熱線などにより粉砕されたと考えられているそうです。



一通り、竹林とみかん畑を見学し終えた後は、斜面の小道を登り、明月門エリアへと戻ることにしました。



しばらく進み、ちょうど海へと突き出た夏至光遥拝100メートルギャラリーの展望台の下を抜けて、建物の裏手に回ると、石造の鳥居と茶室「雨聴天」が見えてきました。



「雨聴天」は利休の待庵の写しで、春分と秋分の日の出の際は、太陽の光がにじり口より中へ差し込むように作られています。



そして屋根はかつて残されていた小屋のトタンを用いていて、雨が降る音がトタンに響く音を聴くことから、「雨聴天」と名付けられました。茶室の中へ入ることは叶いませんが、外から中の様子は伺うことは出来ました。



茶室横の鎌倉時代の鉄宝塔も興味深いのではないでしょうか。木造の宝塔を鉄で鋳造したもので、これ以外には現在、13世紀の国宝「西大寺鉄宝塔」と15世紀の重要文化財「日光山鉄宝塔」の2例しか確認されていません。極めて貴重な作品資料と言えそうです。



宝塔を観覧し、箱根町の「奈良屋」の別邸への門として使われていた門を潜ると、夏至光遥拝100メートルギャラリーの中からも見えた円形石舞台に辿り着きました。そして石舞台の一方が冬至光遥拝隧道の入口となっていて、中に入っては海の方へと歩くことが出来ました。



隧道の途中には採光のため光井戸があり、光学硝子の破片が敷き詰められていました。雨の日は、雨粒の一滴一滴が井戸に降り注ぐのを目で見られるそうです。



さらに光に誘われて先へ向かうと止め石があり、まさに目の前に海を望めました。写真では分かりにくいかもしれませんが、ちょうど開口部の上下で海と空が二分していて、まさに杉本の海景そのものでした。

最後に観覧に際しての注意点です。まずチケットは原則、ネットでの事前予約制です。専用サイトにて午前の部(10:00~13:00)、もしくは午後の部(13:30~16:30)のどちらかを予約する必要があります。なお入場人数を相当に制限しているのか、敷地内の人は疎らで、見学に際して並ぶことなどは一切ありませんでした。



敷地内はほぼ屋外で、屋内スペースはギャラリー棟や待合所程度に過ぎず、空調のあるスペースも限られています。全て歩いて見て回るため、見学時間は個人差があるものの、最低2時間は必要です。

また敷石や舗装されていない通路も多く、歩きやすい服装や靴でないと観覧するのもままなりません。高低差のある山道もあるので、簡単なトレッキングの感覚で準備されることをおすすめします。雨具等も必須です。外を歩くことを考えると、傘よりもレインコートの方が有用かもしれません。



飲食に関しては自販機は設置されていましたが、カフェや売店はありませんでした。ただ屋外のベンチでは持ち込んでの飲食が可能でした。とは言え、根府川駅には食事を調達出来るような店はないので、予め用意する必要がありそうです。



9月初旬のまだ暑い日に出向いたからか、歩いていると、終始、汗が吹き出ているのを感じました。夏は暑さ、そして冬は寒さ対策が必要です。



測候所の名が表すように、気象条件によっても鑑賞体験が大きく変わるのかもしれません。私が出向いた日は快晴でしたが、曇天や雨、それに季節によっても光の感覚はもちろん、景色が大きく違って見えるのではないでしょうか。

杉本は子どもの頃、江の浦を走る東海道線から見た景色が、海景シリーズの原点だと語っています。



「古代の人々がどのように自然を見ていたのか?」を同時体験出来るという江の浦測候所は、まさに杉本の美意識で全てが構築された、「アーティストとしての集大成」(解説より)を飾るに相応しい場所でした。

「小田原文化財団江之浦測候所」@odawara_af
休館:火、水、年末年始および臨時休館日
時間:午前の部(10:00~13:00)、午後の部(13:30~16:30) *事前予約制。各回定員制での入れ替え。
料金:一般3000円(ネット事前購入。税別。)。当日の場合は3500円(朝9時より電話予約。税別)。
住所:神奈川県小田原市江之浦362-1
交通:JR線根府川駅より無料送迎バス。JR線真鶴駅よりタクシー10分。(料金2000円程度)駐車場あり。
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小田原文化財団「江之浦測候所」への旅 前編:明月門エリア

小田原文化財団「江之浦測候所」へ行ってきました。

現代美術家の杉本博司は、自らのコレクションを公開すべく、2017年10月、神奈川県小田原市に建築施設や庭園からなる江之浦測候所をオープンしました。



最寄駅はJR東海道線の根府川駅でした。10時前の電車で駅に到着すると、淡い水色に彩られた木造の可愛らしい駅舎が出迎えてくれました。相模湾に面した同駅は見晴らしの良いことでも知られ、関東の駅百選に認定されています。



根府川駅からの徒歩アクセス(約50分)は現実的ではありません。よって事前に予約しておいた無料送迎バスで行くことにしました。午前のバスは9:45、10:05、10:30の3便あり、駅前から10:05の便に乗車すると、バスはカーブの多い山間の道をしばらく登って、約10分ほどで江之浦測候所の駐車場にたどり着きました。



江之浦測候所が位置するのは、箱根外輪山を背にした、相模灘を眼下にした急峻な山地で、駐車場からも海を一望することが出来ました。そして駐車場から坂道を上がると、右手に瓦屋根の古い門、明月門が姿を現しました。



これは室町時代、鎌倉の明月院の正門として建てられ、大正の関東大震災で半壊し、後に解体と保存、また移築されて、戦後に根津美術館の正門として使われた建物でした。2006年の根津美術館の建て替えの際、小田原文化財団へと寄贈され、この地に再建されたそうです。江之浦測候所のシンボルと言えるかもしれません。



ただ受付は明月門にはありませんでした。係の方の誘導により門を横目に進むと、四方をガラスで囲んだ待合所に案内されました。中央には樹齢一千年を超える屋久杉のテーブルが置かれ、窓の外からは箱根外輪山を見渡すことが出来ました。



このスペースが事実上の受付でした。敷地内の見学は原則、自由ですが、入場の際には一度、待合所にて係の方から注意事項などの説明を聞く必要があります。そこでマップを頂戴し、立ち入り禁止エリアなどを説明していただいた後、いよいよ見学となりました。



江之浦測候所のエリアは大きく分けて2つ存在します。1つは待合室やギャラリー棟や光学硝子舞台、茶室からなる明月門エリアです。そしてその先に榊の森、みかん道、化石窟、竹林の小道からなる竹林エリアが続いていました。よって順路の通り、明月門エリアより見学することにしました。



まず待合所の目の前に建つのが、夏至光遥拝100メートルギャラリーと名づけられた、測候所唯一のギャラリー棟でした。ちょうど海抜100メートルの位置に、全長100メートルからなる建物で、ギャラリーの先端部は海に突き出すような展望スペースとなっていました。そして夏至の朝、海から昇る太陽の光がこの建物の中を透過するように設計されていました。



大谷石の壁が特徴的な建物の中には、杉本の海景シリーズの作品が展示されていて、一方のガラス壁から外を見やると円形石舞台と、苔庭に据えた三角形の石が設置されていました。



こうした石こそ測候所の要と言えるかもしれません。実際のところ庭園内には、飛鳥時代に遡る法隆寺の若草伽藍の礎石や、天平時代の元興寺の礎石、それに室町時代の渡月橋の礎石などが、さも空間を引き締めるかのように随所に置かれていました。



堆く石の積まれた三角塚も目を引くのではないでしょうか。これは根府川石を組む過程で古墳のような空間が現れたことから、実際に古墳石室に使われた石と石棺の一部を収めたもので、まるで明日香の石舞台古墳を連想させるかのようでした。



石舞台は能舞台の寸法を基本として設計されていて、石材は当地を開発した際に出土した転石を用いていました。なおそもそも同地は強固な岩盤で支えられていて、近隣には根府川石丁場など、石を切り出すための丁場が今も残されているそうです。なおこの石舞台の石橋の軸線は、春分秋分における朝日の光が抜ける線に合わせられていました。



夏至光遥拝100メートルギャラリーと並び、明月門エリアで象徴的な存在であるのが、光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席でした。舞台は冬至の朝の光を貫く冬至光遥拝隧道と並行に設置され、檜の懸造りの上に光学硝子が敷き詰められていました。まさに海に突き出さんとばかりの斜面に位置していて、さながら空中舞台とも言えるかもしれません。



その舞台を囲むのが、イタリアのラツィオ州にあるフェレント古代ローマ円形劇場遺跡を再現した観客席でした。ちょうど観客席から舞台を眺めると、立ち位置によっては水に浮かんでいるようにも見えなくなく、それこそ杉本の海景シリーズと重なって思えてなりませんでした。



また冬至光遥拝隧道の上は、止め石の場所まで歩いて進むことも可能でした。何せ高い位置にあり、手すりも一切ないため、足元もすくみましたが、先から広がる海はまさに絶景と言えるのではないでしょうか。なおこの止め石は敷地内の随所にありましたが、いずれも立ち入り禁止箇所を示す目印として使われていました。



円形劇場への入口にはイタリアの大理石のレリーフがはめ込まれていました。これは12~13世紀頃に作られた、旧約聖書のエデンの園にあった生命の樹を表現したもので、かつてはヴェネツィアの商館のファサードに掲げられていたそうです。



測候所の名が示すように、夏至、冬至、春分、秋分と、それぞれの光の在り処や位置と、敷地内の建物なり施設が全て関係して築かれているとしても良いのかもしれません。



眩しいまでの光を感じつつ、古い社か遺跡に迷い込んだかのような明月院エリアをしばらく散策した後は、階段を降り、工事現場用の単管で組まれた藤棚をくぐり抜けて、竹林エリアへと足を伸ばしてみました。



「後編:竹林エリア」へと続きます。

「小田原文化財団江之浦測候所」@odawara_af
休館:火、水、年末年始および臨時休館日
時間:午前の部(10:00~13:00)、午後の部(13:30~16:30) *事前予約制。各回定員制での入れ替え。
料金:一般3000円(ネット事前購入。税別。)。当日の場合は3500円(朝9時より電話予約。税別)。
住所:神奈川県小田原市江之浦362-1
交通:JR線根府川駅より無料送迎バス。JR線真鶴駅よりタクシー10分。(料金2000円程度)駐車場あり。
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「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」 ポーラ美術館

ポーラ美術館
「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」
2019/8/10~12/1



ポーラ美術館で開催中の「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」を見てきました。

印象派絵画を筆頭に、彫刻、東洋陶磁、ガラス工芸など幅広いコレクションを有するポーラ美術館が、2002年の開館以来、初めて現代美術とのコラボレーション展を実現させました。

それが「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展で、クールベ、モネ、セザンヌの他、東洋陶磁などの同館のコレクションと、国内外の12組の現代美術家の作品が合わせて公開されていました。

カランカランと鳴り響く透明感のある音が耳に聞こえてきました。それがフランスのアーティスト、セレスト・ブルシエ=ムジュノの「クリナメンv.2」で、たくさんの白いボウルが円形のプールの上に漂ってはぶつかる音でした。


クロード・モネ「睡蓮」 1907年 ポーラ美術館

ボウルは水の流れにより常に動いていて、どこかで互いに絶え間なく衝突しては、偶発的に音を奏でていました。そしてこの作品とともに展示されたのがモネの「睡蓮」で、まさに水にたゆたい、複雑な光を放つ睡蓮が、「クリナメンv.2」の音の移ろいに響き合うかのようでした。


石塚元太良×ルネ・マグリット 「偽る風景」

アラスカを撮影した石塚元太良の写真も興味深い作品ではないでしょうか。カヌーで同地を探検して見つけた氷河の風景は、時に実景とは思えないほど絵画的で、確かに「超現実」(解説より)的にも見えました。


右:ルネ・マグリット「前兆」 1935年 ポーラ美術館

そして隣り合うマグリットの「前兆」と見比べても、どちらがリアルな光景で絵画なのか、にわかには判別し難い面があるかもしれません。その絶妙なズレに面白さを感じました。


ヴォルフガング・ティルマンス×エドゥアール・マネ 「世界を見つける」

現代美術と西洋絵画の意外な邂逅とも呼べるのが、写真家のヴォルフガング・ティルマンスと、エドゥアール・マネによる「世界を見つける」と題した展示でした。


ヴォルフガング・ティルマンス×エドゥアール・マネ 「世界を見つける」

そこでは日常の何気ない光景を断片的に捉えたティルマンスの写真と、寓話の場面を組み込んだマネの「サラマンカの学生たち」などの絵画が入り混じっていて、不思議と1つの物語を紡ぐかのような空間を作り上げていました。ひょっとすると「草上の昼食」において裸婦像を人間として表したマネの革新性と、新たな視点で世界を見つめようとするティスマンスのスタンスに何らかの共通点が見出せるのかもしれません。


アリシア・クワデ×サルバドール・ダリ 「鏡の向こう側」 *作品タイトルは「まなざしの間で」

まさに視覚を揺さぶられるとはこのことを指すのかもしれません。ポーランド生まれのアーティスト、アリシア・クワデは、ガラスや金属フレーム、それに電球などを用いた「まなざしの間で」を展示室の中央に設置していて、その向こうにはダリの絵画、「姿の見えない眠る人、馬、獅子」が掲げられていました。一見するところ、無機的なインスタレーションとダリの作品に関係性は見出せないかもしれません。


アリシア・クワデ×サルバドール・ダリ 「鏡の向こう側」

しばらく「まなざしの間で」の周りを歩いていると前に開ける景色に驚きました。とするのも、作品にはガラスと鏡が組み合わされているため、時に自分の姿が写り込んだり、向こうが見通せたりと、様々に変化して見えるからでした。そして幾つかの立ち位置からでは、本来あるはずのダリの絵画がなくなったり、2枚あるように見えることもありました。


サルバドール・ダリ「姿の見えない眠る人、馬、獅子」 1930年 ポーラ美術館

そうしたまるで迷宮の中を彷徨う感覚こそ、ダリの絵画世界にも近い面があるのではないでしょうか。鏡像と実像で変化する景色にしばし見入りました。


アブデルカデル・バンシャンマ×ギュスターヴ・クールベ 「神秘の大地」

フランスの作家、アブデルカデル・バンシャンマは、展示室全体をダイナミックに覆うドローイングの壁画を制作しました。いずれもモノクロームで大波、あるいは大地や地層が隆起するような大胆な表現を用いていて、一部はパネル状の立体としても展開していました。


ギュスターヴ・クールベ「岩のある風景」 ポーラ美術館

そのバンシャンマが敬愛するのがギュスターヴ・クールベで、同じく岩山を力強い筆触で描いた「岩のある風景」が展示されていました。ちょうどドローイングの中に掲げられていたからか、さも画中の世界が壁画に広がっていくような錯覚にもとらわれるかもしれません。


渡辺豊×ポール・セザンヌ、パブロ・ピカソ、レオナール・フジタ 「ポートレート」

古くから多くの画家らの表現してきた肖像、すなわちポートレートをテーマとした展示も充実していました。ここではピカソ、セザンヌ、フジタらの描いた絵画とともに、渡辺豊がモデルたちの名前をネット上に求め、真偽の混じるイメージから表したポートレートを並べていました。どれもがキュビスムを思わせる画風で、元の作品との関係を追うのも面白いかもしれません。


オリヴァー・ビア×東洋陶磁 「声のかたち」

イギリスのオリヴァー・ビアは、ポーラ美術館の陶器コレクションを用いて、オーケストラのような音響空間を築き上げました。ステージ上には、古代アナトリアの壺や古代ギリシャのアンフォラ、そしてコンゴの仮面や日本の陶磁、さらにはイギリスの砲弾などが並べられていて、それぞれの器にマイクを差し込み、内部で反響した音を増幅させては、スピーカーから空間全体に響かせていました。


オリヴァー・ビア×東洋陶磁 「声のかたち」

それこそ楽器が固有の音を持つように、個々の器も独特な音を奏でていて、さも器自身に音が宿っているかのようでした。音と器に着目した他にはないアプローチではないでしょうか。

さて一連の「シンコペーション」展は、美術館内だけで完結しているわけではありません。美術館の外へ連なる森林、「森の遊歩道」も会場の1つでした。なお入口は一度、美術館のエントランスを出て左手に進み、駐車場の横に位置します。展示室から直接の出入りは出来ません。(再入場が可能です。)



美術館の建物を横目に、屋外彫刻などを鑑賞しながら遊歩道を歩くと、いつしか木漏れ日の差し込む鬱蒼とした森の中に入っていました。



するとどこからともかく軽やかなフルートの調べが奏でられていることに気がつきました。しかし周囲を見回しても音のありかはよく分かりませんでした。



遊歩道の最奥部に音の主がありました。それがイギリスのスーザン・フィリップスの「ウインド・ウッド」で、ラヴェルの「シェヘラザード」より魔法の笛の旋律を切り取った音を、森の樹木に11個のスピーカーから流していました。その音色は、鳥のさえずりや小川の流れる音、また風が樹木を揺らす音などを一体化し、あたかも森の精霊が声を発しているかのような幻想的な空間を作り上げていました。

まさに緑に囲まれ、森の中に位置したポーラ美術館でなければ叶わないような展示ではないでしょうか。何度か深呼吸をしながら、しばし時間を忘れては、美しい音色に聞き惚れました。

タイトルの「シンコペーション」とは、「基準となるリズムの拍をずらして、楽曲に変化を与える音楽の手法」(解説より)を意味します。それゆえか音楽的な要素を盛り込んだ作品が目立っていました。視覚と聴覚の両面で楽しめる展覧会といえるかもしれません。



タイミング良く晴天の日に鑑賞することが出来ましたが、荒天時は「森の遊歩道」を閉鎖する場合があるそうです。また高低差のある地形でもあるため、歩きやすい靴や服装で出かけることをおすすめします。



なお台風19号により、一時臨時休館していたポーラ美術館ですが、10月14日より開館しました。「森の遊歩道」のインスタレーションも通常通り観覧出来ます。

しかし箱根地区は、土砂災害により交通アクセスが寸断され、箱根登山鉄道が全線不通になるなど、大きな影響が出ています。全て復旧するには相当の時間がかかると思われます。


10月17日現在、箱根湯本からポーラ美術館を結ぶ直通バスも運休中です。美術館へのアクセス情報については同館の公式サイトでも発表されています。お出かけの際は十分にご注意下さい。

台風19号の影響による交通アクセス状況のお知らせ(ポーラ美術館)

一部を除き撮影も可能です。12月1日まで開催されています。おすすめします。

「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」 ポーラ美術館@polamuseumofart
会期:2019年8月10日(土)~12月1日(日)
休館:会期中無休。
時間:9:00~17:00 *入館は閉館の30分前まで。
料金:一般1800(1500)円、65歳以上1600(1500)円、大学・高校生1300(1100)円、中学生以下無料。
 *( )内は15名以上の団体料金。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
交通:箱根登山鉄道強羅駅より観光施設めぐりバス「湿生花園」行きに乗車、「ポーラ美術館」下車すぐ。小田急線・箱根登山鉄道箱根湯本駅より箱根登山バス「ポーラ美術館」(桃源台線)行きに乗車、「ポーラ美術館」下車すぐ。(所要時間約40分)有料駐車場(1日500円)あり。
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「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」 大倉集古館

大倉集古館
「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」 
2019/9/12~11/17



大倉集古館で開催中の「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」を見てきました。

2014年より約5年半、増改築工事のため休館していた大倉集古館が、このほど工事を終え、9月12日に全面リニューアルオープンしました。

それを期して開催されているのが「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」で、吉祥主題として知られる桃のモチーフの絵画を中心に、国宝の「普賢菩薩騎象像」や横山大観の「夜桜」など、同館の誇る名品が一同に出展されていました。


呉春「武陵桃源図屏風」(左隻部分) 江戸時代・18世紀 大倉集古館

新たに収蔵された呉春の「武陵桃源図屏風」が初めて一般に公開されました。おそらくは呉春が、師の蕪村が晩年に取り組んだ「武陵桃源」の主題に倣ったとされる作品で、右には満開の桃の木の下、漁夫の乗った小舟が渓流を進み行き、左には仙人らしき老人らの集う光景などが、柔らかでかつ細かな描線で表されていました。

ここで目を引くのが、小舟の上の事物、特に籠の精緻極まりない描写で、目地の一つ一つが浮き上がるかのように描かれていました。また桃の花の咲き誇る点描のような技法は、さも新印象派絵画を目の当たりにするかのようで、淡い色彩が美しく広がる様子を見ることが出来ました。

また随所にいる鶏や犬などの動物も可愛らしいのではないでしょうか。まさに桃源郷の織りなした、長閑でかつ情緒的な光景に見入りました。


趙伯駒(款)「武陵桃源図巻」(部分) 明末~清初・17世紀 林原美術館

この「武陵桃源」に関した一連の作品も充実していました。中でも印象に深いのは南宋・趙伯駒の「武陵桃源図巻」で、まるで地層が大きく隆起して屈曲した山々を背景に、細かな筆のよる小さな人物などが俯瞰するように描かれていました。ともかく山々を象る緑や青の色彩が鮮やかで、どことなくエキゾチックにも感じられるかもしれません。なお本作は明末清初期に蘇州で作られた「蘇州欠」と呼ばれた、良質な贋作、いわば複製品として見做されているそうです。

この他では明・呂紀の「鶴桃図」と沈南頻の「双寿図」にも惹かれました。また絵画だけでなく、桃をあしらった景徳鎮の「藍釉粉彩桃樹木文瓶」など工芸にも優品がありました。出品総数は約30件(展示替えあり)と必ずしも多くありませんが、これほど桃に囲まれる展覧会も滅多にないかもしれません。



さて改めて新装の大倉集古館です。まず国の登録有形文化財の外観は変わりません。しかし当初の位置をずらしては地下室を増築し、免震化工事も実施され、最新の設備を伴う施設へと生まれ変わりました。バリアフリーの観点からエレベーターも新設されました。



展示室は以前と同様、1階と2階にあり、地下フロアにはショップとお手洗い、会議室、映像資料コーナー、コインロッカーが設けられました。荷物が多い場合は先に地下へ行き、ロッカーに預けておくのが良いかもしれません。



低反射ガラスのケースが導入され、照明等も一新されたのか、作品自体も以前より映えて見えました。見え方は明らかに違います。



最後に展示替えの情報です。会期中、一部の作品が入れ替わります。

「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」出展リスト(PDF)
前期:9月12日〜10月14日
後期:10月16日〜11月17日

10月16日より後期展示に入ります。(本エントリは前期展示の感想です。)以降の入れ替えはありません。


大倉集古館2階テラスより「The Okura Tokyo」

大倉集古館の展示を鑑賞した後は、4年半の建て替えを終え、9月12日にリニューアル開業したホテルオークラ東京本館こと「The Okura Tokyo」のプレステージタワーへと足を運んでみました。



超高層ビルの建物こそかつての趣きこそないものの、谷口吉郎の設計によるロビーは寸分違わぬデザインで復元されていて、さもタイムスリップしてはかつての本館へと迷い込んだかのようでした。



リニューアルを手掛けたのは谷口の子、谷口吉生で、お馴染みの切子玉の型の照明や、テーブルなども、旧来のものを再現して設置していました。



建物の見学を兼ねて出かけるのも良いかもしれません。11月17日まで開催されています。

「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの」 大倉集古館
会期:2019年9月12日(木)~11月17日(日)
休館:9/17(火)、9/24(火)、9/30(月)、10/7(月)、10/15(火)、10/21(月)、10/28(月)、11/5(火)、11/11(月)。
時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで。)
料金:一般1300円、 大学生・高校生1000円、中学生以下無料。
 *20名以上の団体は100円引。
住所:港区虎ノ門2-10-3 The Okura Tokyo前
交通:東京メトロ南北線六本木一丁目駅改札口より徒歩5分。東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩7分。
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台風19号(ハギビス)に伴う東京・神奈川・埼玉・千葉の「美術館・博物館」休館情報

大型で非常に強い勢力の台風19号(ハギビス)が東海と関東地方に接近し、私の地元の千葉県でも11日夜から強い雨が断続的に降り続いています。今後、各地でさらなる暴風雨に見舞われることが予想されます。

10月12日(土)17時現在、台風のために休館している、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の主な美術館・博物館は以下の通りです。*13日(日)17時情報更新

【上野】

・上野の森美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.ueno-mori.org

・国立科学博物館:12日〜13日13時から開館。
 http://www.kahaku.go.jp

・国立西洋美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.nmwa.go.jp

・東京藝術大学大学美術館:12日。13日から開館。
 https://www.geidai.ac.jp/museum/

・東京国立博物館:12日~13日13時から開館。
 http://www.tnm.jp

・東京都美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.tobikan.jp

・弥生美術館・竹久夢二美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp


【丸の内・日本橋・新橋】

・出光美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://idemitsu-museum.or.jp

・東京国立近代美術館:12日~13日。14日から開館。(美術館・工芸館共通)
 http://www.momat.go.jp

・東京ステーションギャラリー:12日~13日14時より開館。
 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/

・パナソニック汐留ミュージアム:12日~13日。14日から開館。
 https://panasonic.co.jp/es/museum/

・三井記念美術館:12日。13日11時から開館。
 http://www.mitsui-museum.jp

・三菱一号館美術館:展示替え期間につき休館中。
 http://mimt.jp

・ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション:12日~13日。14日から開館。
 https://www.yamasa.com/musee/

・アーティゾン美術館:美術館建替工事のため休館中
 https://www.artizon.museum


【表参道・青山】

・太田記念美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.ukiyoe-ota-muse.jp

・岡本太郎記念館:12日。13日から開館。
 http://www.taro-okamoto.or.jp

・根津美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.nezu-muse.or.jp

・ワタリウム美術館:12日。13日より開館。
 http://www.watarium.co.jp


【新宿・渋谷】

・NTTインターコミュニケーション・センター :12日〜13日。14日から開館予定。
 http://www.ntticc.or.jp/ja/

・國學院大學博物館:12日~13日。14日から開館。
 http://museum.kokugakuin.ac.jp

・渋谷区立松濤美術館:12日~13日12時から開館。
 http://www.shoto-museum.jp

・東京オペラシティ アートギャラリー:展示替え期間のため休館中。
 (ギャラリーショップ「gallery 5」は、12日~13日を臨時休業。)
 https://www.operacity.jp/ag/

・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館:移転準備のため休館中
 http://www.sjnk-museum.org

・文化学園服飾博物館:12日。13日、14日は通常休館日のため15日から開館。
 http://museum.bunka.ac.jp

・Bunkamura ザ・ミュージアム:12日~13日13時から開館。
 http://www.bunkamura.co.jp/museum/

・日本民藝館:12日。13日12時〜13時頃に開館。
 http://www.mingeikan.or.jp

・戸栗美術館:12日。13日13時から開館。
 http://www.toguri-museum.or.jp


【六本木・虎ノ門】

・菊池寛実記念 智美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.musee-tomo.or.jp

・国立新美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.nact.jp

・サントリー美術館:12日〜13日14時以降開館。
 https://www.suntory.co.jp/sma/

・21_21 DESIGN SIGHT:12日〜13日15時から開館。
 http://www.2121designsight.jp

・森アーツセンターギャラリー:12日〜13日14時から開館。
 https://macg.roppongihills.com/jp/

・森美術館:12日〜13日14時から開館。
 https://www.mori.art.museum/jp/

・泉屋博古館分館:12日〜13日13時から開館。
 https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/

・大倉集古館:12日〜13日。14日から開館。
 https://www.shukokan.org


【恵比寿・白金・目黒・品川・台場】

・東京都写真美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://topmuseum.jp

・日本科学未来館:12日〜13日13時から開館。
 http://www.miraikan.jst.go.jp

・山種美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.yamatane-museum.jp

・東京都庭園美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.teien-art-museum.ne.jp

・松岡美術館:修復調査、設備点検のため休館中。
 http://www.matsuoka-museum.jp

・原美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/

・畠山記念館:施設改築工事のため長期休館中。
 http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/

・目黒区美術館:12日~13日13時より開館。
 http://mmat.jp


【両国・清澄白河・駒込】

・江戸東京博物館:12日~13日13時から開館。
 https://www.edo-tokyo-museum.or.jp

・すみだ北斎美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://hokusai-museum.jp

・たばこと塩の博物館:12日。13日も臨時休館の可能性あり。
 https://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html

・刀剣博物館:12日~13日。14日から開館。
 https://www.touken.or.jp/museum/
 
・東洋文庫ミュージアム:12日~13日。14日から開館。
 http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/

・東京都現代美術館:12日~13日13時から開館。
 http://www.mot-art-museum.jp


【池袋・目白・板橋・練馬】

・永青文庫:展示替え期間のため休館
 http://www.eiseibunko.com

・古代オリエント博物館:12日。13日も臨時休館の可能性あり。
 http://aom-tokyo.com

・ちひろ美術館・東京:12日。13日から開館。
 https://chihiro.jp/tokyo/

・練馬区立美術館:12日~13日。14日から開館。
 https://www.neribun.or.jp/museum.html

・講談社 野間記念館:建て替えのため休館中。
 http://www.nomamuseum.kodansha.co.jp

・板橋区立美術館:12日~13日。14日は展示替え休館のため15日から開館。
 http://www.itabashiartmuseum.jp


【世田谷】

・五島美術館:12日~13日。14日から開館予定。(変更の場合あり)
 http://www.gotoh-museum.or.jp

・静嘉堂文庫美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://www.seikado.or.jp

・世田谷美術館:12日~13日。14日から開館。
 https://www.setagayaartmuseum.or.jp

・世田谷文学館:12日〜13日13時から開館。
 https://www.setabun.or.jp


【武蔵野・多摩】

・多摩美術大学大学美術館:12日〜13日12時から開館。
 http://www.tamabi.ac.jp/museum/

・東京富士美術館:12日〜13日。14日から開館予定。
 http://www.fujibi.or.jp

・町田市立国際版画美術館:12日〜13日。14日から開館予定。
 http://hanga-museum.jp

・三鷹市市民ギャラリー:12日~13日。14日から開館。
 http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/

・武蔵野市立吉祥寺美術館:12日~13日。14時から開館。
 http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

・府中市美術館:12日。13日から開館。
 https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

・八王子夢美術館:12日。13日から開館。
 https://www.yumebi.com


【神奈川】

・馬の博物館:12日~13日。14日から開館予定。
 http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/

・岡田美術館:12日〜16日。17日以降の開館については改めてお知らせ。
 http://www.okada-museum.com

・神奈川県民ホールギャラリー:12日。
 http://www.kanakengallery.com

・神奈川県立金沢文庫:12日〜13日。14日から開館予定。
 https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm

・神奈川県立近代美術館葉山館・鎌倉別館:12日~13日。14日から開館予定。
 http://www.moma.pref.kanagawa.jp

・神奈川県立歴史博物館:12日~13日。14日から開館予定。
 http://ch.kanagawa-museum.jp

・川崎市岡本太郎美術館:12日~13日。14日より開館予定。
 http://www.taromuseum.jp/

・川崎市民ミュージアム:台風による被害のため当面休館。
 https://www.kawasaki-museum.jp

・そごう美術館:12日~13日14時より開館予定。(交通状況により変更あり。)
 https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/

・茅ヶ崎市美術館:12日。13日から開館。
 http://www.chigasaki-museum.jp

・平塚市美術館:12日正午閉館。13日から開館。
 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/

・藤沢市アートスペース:12日〜13日。14日から開館予定。
 http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunka/FAS

・ポーラ美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.polamuseum.or.jp

・横須賀美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.yokosuka-moa.jp

・横浜市民ギャラリーあざみ野:12日〜13日。14日から開館予定。
 https://artazamino.jp

・横浜美術館:12日~13日。14日から開館。
 http://yokohama.art.museum

・BankArt1929:12日。13日よりBankART SILKはオープン、その他は休館。
 http://www.bankart1929.com


【埼玉】

・川口市立アートギャラリー・アトリア:12日。13日から開館。
 http://www.atlia.jp

・川越市立美術館:12日。13日から開館。
 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/

・河鍋暁斎記念美術館:12日〜13日。14日以降開館予定。
 http://kyosai-museum.jp/hp/top.html

・原爆の図丸木美術館
 http://www.aya.or.jp/~marukimsn/

・埼玉県立近代美術館:12日〜13日。14日から開館。
 http://www.pref.spec.ed.jp/momas/

・埼玉県立歴史と民俗の博物館:12日〜13日。14日から開館予定。
 http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp

・鉄道博物館:12日〜13日。14日から開館予定。
 http://www.railway-museum.jp


【千葉】

・市原市湖畔美術館:12日〜14日。15日は通常休館日のため16日から開館予定。
 http://lsm-ichihara.jp/

・佐倉市立美術館:12日。13日から開館。
 http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/

・千葉県立美術館:12日〜13日13時から開館。
 https://www.chiba-muse.or.jp/ART/

・千葉市美術館:12日〜13日13時から開館。
 http://www.ccma-net.jp

・DIC川村記念美術館:12日~15日。16日以降の開館については決定次第、改めてお知らせ。
 http://kawamura-museum.dic.co.jp

・成田山書道博物館:12日〜13日。14日以降の開館については改めてお知らせ。
 http://www.naritashodo.jp

・ホキ美術館:12日。13日から開館。
 https://www.hoki-museum.jp

・国立歴史民俗博物館:12日〜14日。15日は通常休館日のため16日から開館予定。
 https://www.rekihaku.ac.jp


12日はほぼ全ての美術館が休館し、13日も休館する美術館が多く、開館する場合も開館時間の変更が行われます。

また今後、台風の進路、あるいは被害によっては状況が大きく変化する可能性もあります。詳しくは各館の公式サイトをご参照下さい。(13日17時現在。随時更新予定)
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