北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

【旅の思い出】モンゴルへはシベリア鉄道で! が、思ってたんと違う〜!

2020-08-05 18:49:43 | 旅の思い出 海外編

今回の旅の思い出は、前回アップしたモンゴルの大草原へ行くまでの出来事です。

私たちの旅につきものの「思ってたんと違う〜」が今回も!

 

 

 

北京からモンゴルへは飛行機で約2時間。

当然それが一番早いのですが、私たちがあえて選んだのは。

 

 

 
 
 
 
シベリア鉄道! 北京から30時間以上かかる旅。
シベリア鉄道の支線が北京から出ている!と知ってから、いつかはこの列車に乗りたいと思っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
2人用の個室です。
乗車した時は写真のように下側のベッドが壁に起こしてありました。
 
 
 
 
 
 
出発後しばらくしたら窓の外は同じような景色ばかり。
そして、車内のサービスは正直、残念レベル(笑)
 
 
 
 
ですが、シベリア鉄道に乗っていることそのものが感動なのです。
 
そしてもう一つのお楽しみがやってきました!

 
 
 
 
 
 
 


 
中国側の国境駅エレンホト(二連)に到着。

ここで列車は約5時間停車します。
出国手続きの他にもうひとつ大事な作業がこの駅で行われるからです。
私たちがとっても楽しみにしていたその作業とは・・・。
 
 
 
 
 
 


 
車輪交換!
 
 
中国とモンゴルでは使用している線路の幅が違うので、ここでモンゴル線路に合わせた車輪に交換する作業があるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 


 
おぉ~! ガンガン運んでるっ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 


 
車両はこのようにジャッキで持ち上げられ(なので、少しずつ浮き上がっていく感じがありました)、中国側の車輪を外したあと今度はモンゴル側の車輪を取り付けます。
 
 
 
 
交換作業が無事終了すると、今度は中国出国手続き。
部屋の中に何も隠し持っていないか厳しくチェックも入り、すべて終わったのが夜中の2時。
後はウランバートルに着くまでのんびりするだけ。
 
 
 
 
 
 
…と思っていたら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
あらら?????
 
 
 
 
 
 
よくわからない小さな駅で全員降ろされてしまいました。
 
 
 
 
 
 
なんと、大雨の影響で洪水が発生し、この先の線路が水没しちゃったらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
って、こんなよくわからない場所でどうすんねん?
 
こういう時って本当に情報が錯綜し、しかも英語中国語モンゴル語が飛び交いわけわからん状況。
 
 
結局。
 
 
 
 
 
 


 
バス数台に乗り込んで移動することになりました。

洪水で列車が通れない部分をバスで移動し、また別の駅からウランバートルを目指そうというわけです。
 
 
 
 
 
 
 


 

ここ、ほんまに道かいな?というような浅い池のような道をバスは進み、約2時間後。

 

 

 

 

 

 
 


 
またまた別の小さい駅に到着。

そこに用意してあった別の列車に乗り込んでウランバートルを目指すことになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
モンゴル仕様の素敵食堂車!
ヘトヘトだったけど、ここでビールを飲みながらのんびりウランバートルを目指します。
 
 
 
 
 
実はこの大雨の影響で、私たちの前の列車は。
 
 
 


 
こんなことになっていたのだとか。

一つ間違ったらこんな災害に巻き込まれていたかも・・・と思うと、とにかく無事に着いたことに感謝、感謝!
 
 
 
 
 
 
 




もともと長いシベリア鉄道の旅がさらに5時間オーバー。

無事ウランバートルに着きました。
 
 
 


 


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