北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

北京原人に会いに! そして思いがけずツボだった『張飛廟』

2017-12-13 18:25:11 | 北京暮らし おでかけ編

先週土曜日。

なんだか不思議なほど連日空気がよい北京。

 

 

車内から撮った天安門の写真ですら、この美しさ!

 

 

そんなおでかけ日和のこの日、向かった先は。

 

 

 

「やっほ~」

 

 

北京原人の遺跡 ≪周口店遺跡≫へ!

 

 

 

まずは、なんだかスタイリッシュな博物館を参観。

周口店遺跡博物館(入館料30元)

 

 

中に入るといきなり。

 

 

 

北京原人がなんか担いでた。

前方のもさっとした北京原人(ここでは"北京人"と書かれている!)と比べて。

 

 

 

 

後ろはやたらイケメン。 山頂洞人。

 

 

博物館内は写真禁止なので写真をアップできませんが、なかなか見ごたえありました。

ちなみに博物館の近くに発掘現場があり、そこも普段なら参観可能なのですが。

 

 

 

 

現在修繕中。

来年には完成というけど、来年のいつやねん?

 

 

 

というわけで、ここの参観はおしまい! 次に向かうは・・・。

 

 

『張飛廟』

 

 

 

 

なんだかずんぐりしたおっちゃん。 もちろんこの方が張飛。

 

 

私は全く三国志に詳しくないので、同行した三国志好き数人にお話を聞きながらの参観となりました。

 

 

 

 

『桃園の誓い』ってやつをやったらしい。

右から関羽、劉備、張飛。 張飛は盃をひっくり返して、めっちゃご機嫌。

 

 

 

 

お肉を隠したという井戸も。 そしてそれにまつわるお話が壁に描かれてるんだけど、その豚の扱いはいかがなものか?

 

 

 

 

 

更に奥に進むと。

 

 

 

 

やはり、なんだか中途半端な絵。

 

 

 

そしてここでも、豚の扱いはひどい。

というかもはや豚ではない。 その柄は乳牛だ。

 

 

気を取り直して。

 

 

 

 

ここ、張飛廟は狛犬好き、アニマル好きにはなかなかのスポットで、ちょっと風変わりな石像(?)から。

 

 

 

 

馬、そしてクジャクまでいた。

 

 

 

中でも私の心をわしづかみにしたのは。

 

 

 

 

白黒でなかったら、もはやそれとわからない状態のパンダだ。

 

いいのか? みんなのアイドルをこんな姿にしてしまって・・・。

 

 

そんなこんなで参観終了。

どうやらここには宿泊施設や飲食施設があるようで。

 

 

 

一番右下は"犬肉"だった。

 

 

 

 

とまあ、なかなか私好みのあれこれがある張飛廟ですが、最後にとりわけ素敵なスポットをご紹介しましょう。

なんとここには・・・。

 

 

 

 

カラオケがあるのだ!!!!!

その名も "張飛音楽事務所"!

 

 

説明によると・・・

 

『"張飛音楽事務所"は、ここ涿州市の古き良き伝統文化と、現代のスタイリッシュな流行が完璧に融合した、スーパーでスペシャルな素敵娯楽施設であります!』

 

 

・・・らしい。

 

 

 

そうなんか? 

『望荷亭』『桂香亭』などと、ご丁寧にお部屋ごとに名前まで変えてある。

 

 

もしかしたら。

 

 

「今日、張飛カラオケ、行っとく?」 「おっ! いいねっ!」

 

みたいなやり取りが日常茶飯事なのかもしれない。