先週土曜日。
なんだか不思議なほど連日空気がよい北京。
車内から撮った天安門の写真ですら、この美しさ!
そんなおでかけ日和のこの日、向かった先は。
「やっほ~」
北京原人の遺跡 ≪周口店遺跡≫へ!
まずは、なんだかスタイリッシュな博物館を参観。
周口店遺跡博物館(入館料30元)
中に入るといきなり。
北京原人がなんか担いでた。
前方のもさっとした北京原人(ここでは"北京人"と書かれている!)と比べて。
後ろはやたらイケメン。 山頂洞人。
博物館内は写真禁止なので写真をアップできませんが、なかなか見ごたえありました。
ちなみに博物館の近くに発掘現場があり、そこも普段なら参観可能なのですが。
現在修繕中。
来年には完成というけど、来年のいつやねん?
というわけで、ここの参観はおしまい! 次に向かうは・・・。
『張飛廟』
なんだかずんぐりしたおっちゃん。 もちろんこの方が張飛。
私は全く三国志に詳しくないので、同行した三国志好き数人にお話を聞きながらの参観となりました。
『桃園の誓い』ってやつをやったらしい。
右から関羽、劉備、張飛。 張飛は盃をひっくり返して、めっちゃご機嫌。
お肉を隠したという井戸も。 そしてそれにまつわるお話が壁に描かれてるんだけど、その豚の扱いはいかがなものか?
更に奥に進むと。
やはり、なんだか中途半端な絵。
そしてここでも、豚の扱いはひどい。
というかもはや豚ではない。 その柄は乳牛だ。
気を取り直して。
。
ここ、張飛廟は狛犬好き、アニマル好きにはなかなかのスポットで、ちょっと風変わりな石像(?)から。
馬、そしてクジャクまでいた。
中でも私の心をわしづかみにしたのは。
白黒でなかったら、もはやそれとわからない状態のパンダだ。
いいのか? みんなのアイドルをこんな姿にしてしまって・・・。
そんなこんなで参観終了。
どうやらここには宿泊施設や飲食施設があるようで。
一番右下は"犬肉"だった。
とまあ、なかなか私好みのあれこれがある張飛廟ですが、最後にとりわけ素敵なスポットをご紹介しましょう。
なんとここには・・・。
カラオケがあるのだ!!!!!
その名も "張飛音楽事務所"!
説明によると・・・
『"張飛音楽事務所"は、ここ涿州市の古き良き伝統文化と、現代のスタイリッシュな流行が完璧に融合した、スーパーでスペシャルな素敵娯楽施設であります!』
・・・らしい。
そうなんか?
『望荷亭』『桂香亭』などと、ご丁寧にお部屋ごとに名前まで変えてある。
もしかしたら。
「今日、張飛カラオケ、行っとく?」 「おっ! いいねっ!」
みたいなやり取りが日常茶飯事なのかもしれない。
もはや、扱いがひどい以前のモンダイではおまへんかっ!
誰や、コレ描いたんはっ?
ブタとホルスタインのキメラでも描きたかったんやろかっ?
と、突っ込みつつも・・・大笑いしたワタシが、そこにいた(汗)
エエのか、笑ってて・・・
ホルスタイン柄の豚!!!
何を思って黒い斑点を入れちゃったんでしょうね~。
いやいや、私たちも大笑いでした。
こういう突拍子もないものが現れるから、中国の観光は侮れないんですよね~。
なかなかクセになります(笑)