北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

南米旅その5 マチュピチュじっくり観光、インカ文明すごい! ・・・からの、あれ?お財布は???

2017-02-17 21:26:06 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

 

マチュピチュの上からの眺めを存分に満喫した後は、いよいよ。

 

 

 

遺跡内の『市街地』観光はじまり、はじまり!

 

 

 

 

石組みで構成された、マチュピチュ遺跡における市街地。

 

 

 

 

『太陽の神殿』を上から見たもの。

マチュピチュ唯一の、カーブを描く壁が使われた建物。

 

 

見渡す限り、精巧な石組みで作られたインカの遺跡。

その素晴らしい空間に。

 

 

 

 

どっぷり浸りたい気持ちは理解できるが、おいこら、勝手に寝るな。

 

 

 

 

 

マチュピチュの石組みですが、結構さまざま。

 

 

 

 

このように大きな石を利用した場所もあれば。

(ちなみにこちらは、『太陽の神殿と陵墓』)

 

 

 

 

きち~んと同じサイズの石を隙間なく並べたもの。

 

王の別荘など高貴な方の場所であるほど、精巧な造りとなっています。

 

 

 

 

 

 

さらに私が心を奪われたのは、インカ文明における天文学。

写真のカーブを描く建物は『太陽の神殿』。壁に窓が見えます。

窓の向きによって、冬至あるいは夏至の太陽の光がぴったり入るように作られているのだとか。


 

 

 

上部の石、四方の角が東西南北をさしている『日時計』。

 

 

 

 

夜、月と星を観測したという『天体観測の石』。

 

インカ文明に限らず他の古代文明でも、遺跡では必ず天文学に関するものを目にします。 昔の人、ほんますごいわ・・・。

 

 

 

 

段々畑の脇に並ぶのは、16の水汲み場。

はるか遠くの山から、石の水路を使って水が引かれているというのですが、今でもちゃんと水は流れているのがすごい!

 

 

 

 

もうひとつ、私の心をわしづかみにしたのがこちら!!!

 

 

 

 

何かわかりますか?

実はこれ。

 

 

 

王様の水洗トイレ~!!!!!

 


水路と排水溝がついているとは、ほんますごい!インカ文明!

 

 

 

ところで。

 

 

以前のブログ『南米旅その3』で書きましたが、このマチュピチュ観光の翌日のフライトがまだ調整中である私たち。

昼のフライトに変更できるか確認中だったのですが、マチュピチュ遺跡を観光中に、電話で返答がありました。

 




結果。

 

 

ぶぶぶ~。 ざんねんっ!

昼のフライト、空席が1席しかないとのこと。



というわけで、夜のフライトで移動することになった私たち。

ま、席がないなら仕方がない。 気を取り直して観光を続けましょう!

 

 

 

 

午前中は青空が見えていたマチュピチュも、午後にはざぁ~っと雨。

 

 

 

 

天気の変わりやすいマチュピチュを、リャマと観光。

ガイドさんの説明を聞きながら2時間以上、ゆっくり堪能した私たち。

 

 

 

 

バスに乗って再びマチュピチュ村に戻ってきました。

帰りの列車まではかなり時間があるので。

 

 

 

 

もぐもぐタイム。

マチュピチュにまで来てパスタ・・・。

 

 

 


・・・を食べながら私たちが何をやっていたかと言いますと。

 





しつこく翌日のフライト調整。

 

さっきは空席が1席しかないとの返事だったけど、もしかして今チェックしてみたら増えてるかも! (しつこいっ!!!)

と、アマゾナス航空のサイトをチェックしてみると。

 

 

 

 

 

およっ!?

なんか、空席ありそうじゃない???




12:15発のフライト、2席分ゲットです~!!!!!


やった! やった! あとは、その前に乗るフライトが遅れないことを祈るのみ! 自分たちの運を信じよう!!!

(詳しい事情は『南米旅その3』をご参照くださいませ)



 

 

 

で、ランチの店から、向かいのこのカフェに移動。


そうです。

このカフェが、フライトチケットも確保でき、うほほほほ~と上機嫌だった私たちを失意の底に叩き落としたのであります。

 




そろそろ店を出ようと立ち上がった夫が一言。

 

 

 

 





「財布、ない・・・」


 

 

 

・・・・・へ???

 

 

 


やられました。 スリです。

ポケットから抜き取られていました。





店の防犯カメラを見せてもらったけど、私たちの席を映したものはなく、役に立たず。

となると、今やることはひとつでしょ。

 

 





クレジットカード、止めろ! 止めろ! 急げ急げ~!!!!!

 



お財布に入っていたものを洗い出し、まずはカードをストップ。(使われた形跡がなく、ほっ・・・)

連絡できるところには連絡! 電話だ!電話!!!



 

 

いやもう・・・。

マチュピチュでわっちゃわちゃ。(←ちょっと韻ふんでる?)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、帰りの列車。

お財布の件はがっかりですが、現金もそれほど入ってなかったし、お財布にカードとか色々入ってたけど全て対応できるものばっかりだったし、これで済んでよかった・・・というのがその時の気持ちでした。

 

何よりパスポートを盗まれたのではなくて良かったっ!!!

 

 

 

 

パスポート盗まれたらこの列車にも乗れないし、帰れへんやん、私たち。

マチュピチュで野宿かいっ!!!

 

 

 

 

 

ま、気を取り直して!!!


帰りの車内。

今更ながら高山病に効果があるというお茶などを飲んでみる。

 

 

 

 

若干沈みがちな私たちの気持ちなど知る由もなく、盛り上がる車内。

 

 

 

 

列車の駅に着いて、更にそこから1時間半の車移動。

ホテルに着いたのは夜の10:00過ぎ。

 

 

マチュピチュ遺跡に心が震え、財布スリ事件で(別の意味で)震えた、なが~い一日が終わりました。

ふぅ~・・・。

 

 

 

・・・が、翌日また別のハプニングが私たちを待ち構えているんですよね~(笑)

続きはまた今度!

 

≪詳しい写真と内容は4トラベルで書いています≫

南米旅その8 マチュピチュ遺跡をじっくり観光 すごいぞ!インカ文明!!!

南米旅その9 マチュピチュ遺跡観光後半、そして・・・お財布がな~い!!!

 

 

 

その後の旅では、お互いに常に貴重品確認!