北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

民俗衣装好きにはたまらない『民俗服飾博物館』

2016-06-20 19:43:51 | 北京暮らし おでかけ編

前回のつづき。

長いレポとなりましたが、お付き合いを・・・。

 

 

 

なんとか博物館の入り口を発見しました。

 

 

 

・・・が、なんか暗いな。 大丈夫か?ここ?

 

 

とその時、博物館の中からよぼよぼの老人登場。

 

 

 

 

管理人か? それとも、勝手に階段上がってきて怒られたりするんかっ!?

とびびりながら

「博物館、見学してもいいですか?」

と尋ねたところ。

 

 

 

 

 

・・・と、よぼよぼの老人は答えて去って行ったのでした。

 

 

 

それでは、いざ!!!

 

 

 

入口のしょぼさからは考えられない割とちゃんとした館内。

 

 

 

 

 

ずらりと並ぶ民族衣装!

 

 

おぉ~! 

これこれ! 見たかったのは!!!

 

 

 

と、盛り上がる私を呼び止めるヤツが一人。

それは。

 

 

 

受付のやる気のないおばはん。

 

 

 

どうやら受付で氏名などなど記入しなあかんらしい。

来館日、氏名はともかく “単位(つまり、勤務先とか学校とか)”を書けという。

 

所属先なんてありまへんと言う私に、やる気のないおばはんは「いいから何でも適当に書いておけ」と言う。

仕方がないので。

 

 

遊客 (観光客・トラベラー)

 

 

と書くと、おばはん、うんうんと大きくうなずき満足した様子。

(ちなみに、私の前の数人は皆、“退休”、つまり定年退職後の身分と記載してました。

さっきのよぼよぼ老人を含め、ここは定年退職後の憩いの場なのか?)

 

 

 

というわけで、ようやくここから博物館のレポが始まります。

 

 

 

 

 

 

もう、もう、見てるだけで嬉しくなるような可愛い衣装。

(左から時計回りに ヤオ族、新疆キルギス族、満州民族)

 

 

 

 

美しい刺繍がほどこされたもの以外に。

 

 

 

その土地の雰囲気を映し出す衣装も。

(左上から時計回りに 内モンゴルエヴェンキ族、新疆ウイグル族、朝鮮族)

 

 

 

 

 

内モンゴルオロチョン族の手袋と、何とも斬新な帽子!!!

これ、欲しいっ!!!!!

 

 

 

 

これら様々な少数民族の衣装を満喫した後は。

 

 

 

・・・ん? 漢民族のブースもあるんや。

しかも、2008年オリンピック時の衣装展示まであるという。

 

 

が、なぜかここだけ写真撮影禁止。

 

 

 

なんでや?

漢民族衣装には全く興味がないので別にいいねんけど。

 

 

 

というわけで、博物館の中で一番私が面白いと思った展示へと移りましょう!

 

 

 

 

中国南方のミャオ族の衣装です!

これだけにかなりのスペースを使っているのですが、どれもこれも可愛い!

 

 

 

これなんて、鳥の羽がついてまっせ! 奥さんっ!!! 

その名も“苗族百鳥衣”。 

もふもふです。

 

 

 

中国の南方、東南アジアに近いこともあり、以前ラオスで購入した、

 

 

 

 

スカートに雰囲気が似てるな~と思ったのでした。

 

 

 

 

さて、こちらは・・・?

ミャオ族の銀製アクセサリー。

 

 

 

 

ごっつい王冠も。

 

 

 

身につけるだけで重そうやな。

 

 

 

その写真も展示されているんやけど。

 

 

 

 

小林幸子か?

 

 

 

 

 

というわけで、民俗衣装好きにはたまらない展示がずらり!

楽しい博物館でした。

 

 

ちなみに、この階のエレベーター前にはど~んと展示物があり、そのせいでエレベーターが使用不可となっていたのでした。

 

そんなとこに展示物を置くなよっ!!!

 

 

『民俗服飾博物館』

北京市朝陽区和平街北口桜花路甲2号 北京服飾学院総合大楼3階

一般開放時間:火曜日・木曜日 8:30-11:30 13:30-16:30

          土曜日 13:30-16:30

          大学が休みの時は閉館