2021年まとめ

備忘録です。今朝はものすごいカミナリで目が覚めました。富山の冬はカミナリの季節でもあります。

今年もいろいろありました。先日の検査結果が来年に繰り越しているので、継続中という物も含めて、いいことも、そうでないこともあった1年でした。あとで2021年はどんな年だったっけ？と思った時に、この日を見ればいいように書いておきます。

■2021年は大雪からスタートしました。最高で125センチでしたが、関西では経験したことがない、また実は寒いと言われているウィーンでも経験したことがない雪の量でしたが、125センチだけではなく30センチくらいの雪は普通に降っていましたので、1月はずっと家にこもっている状態で、ネットスーパーや、野菜を送ってもらったりしながらしのぎました。

■その雪の中の生活からはじめたのがYou Tubeのドイツ語でした。2月には収録をスタートさせていましたので、今年新しく始めたことのひとつになりました。今日は第172回の編集をやっています。これも、そのうちウィーンに行って続きをしようという考えでしたが、まだまだ日本での収録が続きそうです。

■2月下旬から3月、4月にかけては、富山の春を楽しみました。立山が美しく、また「春の四重奏」は最高です。梨畑や毎日の空を見るのも楽しい季節です。2年前の春に富山に来た時は、どこに行っていいかわからず、また非常事態宣言が出ていたので、ほとんどでかけていなかったので、今年初めて春を楽しんだ感じがします。

■4月は師匠が亡くなったこともあり、下旬からしばらくは辛い時間が流れました。

■5月6月は少し感染が収まっていたので、電車に乗って出かけたりできたと思います。また5月には文化庁に申し込む方向で企画を練っていたので、その関連でバタバタしていました。

■夏の終わりに富山も感染者が増え、一時期練習室が使えなかったのですが、それまでの数か月は、本当に真面目に練習していたと思います。それがあったので、1か月使えない時期があってもなんとかなりました。

■6月で終わった第1シーズンのYou Tubeですが、第2シーズンを取るために、すぐにネタ帳をつくり、タイトルを決め、撮影に入るということをしないと間に合わないうえ、秋に演奏会をする間は収録や編集ができないので、その分前倒しにしなければならいので、9月末には101回～150回くらいの収録が終わっていました。なので、練習がない日に10本とか撮りだめするのがたいへんでした。

■また、申請した文化庁、本来なら6月には合格だったはずが、７月頃まで待たされて一度落ちて、9月に2回目の申請もして、もう私もピアニストさんも「もうダメだ。精神的なストレスが大きすぎて待てない。この中途半端な気持ちで（演奏会があるかないかわからないまま楽譜を抱えるのはものすごいストレスなんです。）でいつまで待ったらいいんだ？」という状態が辛すぎて、あと数日待ってダメならやめようと思っていた10月上旬に申請が通りました。今年の文化庁は、私たちだけではなく、多くの人がその運営方法に不満があったと思います。そして何よりも待てたのは、申請その他事務方をやってくださったマネジメントさんの励ましのおかげです。

■10月、その演奏会のチラシやチケットを作り、影絵の打ち合わせをしたり、会場との連絡をとったり、何かと忙しいさなかに、骨折。これは辛かったというより、不便極まりなかったです。

■11月～12月、富山・東京・奈良のコンサートツアー始まる。2年ぶりにお客様の前で歌えたのは緊張でしたが、嬉しかったです。一番よかったのは、前日に別場所だけど影絵と一緒にリハーサルができたこと。そのおかげで、富山の本番11時半というのが、上手く持っていけたと思います。富山と奈良の演奏も悪くはなかったとは思いますが、自分では、東京の演奏が音楽的に一番満足いくものになりました。音響のせいもあります。奈良は反響版がなかったので、その分しんどかったです。ホール借りる時に「反響版なくてもいいです。」と言ったのは私です。

■実はもう9月か10月くらいから時々出血していたので、続くとヤバいなぁって思ってはいました。コンサートが終わる頃には、ちょっとした貧血っぽいものがあるくらい出血量が増えていました。でも病名付けられたり、手術ですって言われると、精神的にコンサートに集中できないので、終わってすぐ病院に行き、ポリープ切除。子宮がんや子宮頸がんの検査は陰性だったのですが、ポリープが引っかかりました。その結果、大きな大学病院で精密検査。今は結果待ちです。これに関しては、結果を見てみないとわかりませんが、経過観察～お腹を全部取るに至るまですべての可能性があります。でも、先生に「放置したらどうなりますか？」って聞いたら、「う～ん数年で癌になって死ぬわね。」って言われたんですが、それでもこの先生との相性がいいのか、嫌な気分にはなりませんでした。ただ、今回本当に思ったのは、どんなお医者とペアを組むのか？これが本当に大切。睡眠時無呼吸で毎月見てもらっている先生も話のわかる人なので海外に行く時にもいろいろ便宜をはかってもらいました。なので富山にきてからもまだ電話でオンライン診療をやってもらっています。今回の大学病院の先生と、その前の婦人科の医者では大きな違いがあって、医業は信頼業なんだと本当に思いました。なので、これからは信頼できないと思ったら、腕が良くても他に行こうと思います。

前の医者で「再検査もっと痛いから」と言われてから、大学病院に行って、第一候補だった女医さんにあたるまでが一番落ち込んでいたのですが（おかげで4キロやせた。）今はもう「まな板の上」にいますので、精神的には落ち着いています。どんな結果でも、それに対応できるようにしようという感じです。ご心配をおかけしていますが、結果はまたお知らせしますので、お待ちください。1月後半です。

■そんなんで、今年の年末は静かに過ごそうと思います。おせちも今年の初めに6人前食べましたので、当分食べなくていいです。残念なのは、「くわい」がないことです。デパートで先週見たのがたった3個ほど入って700円とかするので、あきらめました。唯一、ネットスーパーでハーフのロゼのスペイン産発泡酒を買いましたので、これで一人乾杯だけして、新年に突入する予定です。あとは、通常食です。

何しろ、お餅は四角いし、くわいもないし、雪で家から出られないし、オミクロンきそうだし、動きは取れませんが、それでも、たった2か月ほどで、また美しい春が見られるとわかっているので、頑張れそうです。どちらにしても用事がある時以外は家にいようと思います。

ということで、今年をまとめてみました。いいこともそうでないこともありましたが、ゲッターズさんの占いでも今年は病気になりがちの年って言われていたし、夏頃の文化庁のストレスを考えると、そのストレスで体の細胞がいや~な気分になってひねくれたのは仕方ないと思っています。でも、来年はどの占いを読んでも飛躍の年らしいので、その方向で行ってみようと思います。（ほんまかいな？）

ではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。