今年の秋はウィーンへ

宝くじに当たったわけでもないのですが「60になったぞ！」の勢いで行かないと、いつになるかわからないということで、今年の秋に行くことにしました。

実は去年の秋にはすでに前回キャンセルしたホールに打診して、予定を押さえていたのですが、飛行機も高い、物価も高い、どこか自分の中で「ほんまにいくんか？」と思っていたし、正月に地震もあって、もしかしたらハシカが大流行するのか？など、なかなか気持ちの整理ができずのままでした。

誕生日も過ぎ、一昨日だったか、やっとみんなで飛行機を押さえました。一番安いチケットなので予定変更ができません。ANAで行きは直行便の15時間、帰りはフランクフルト経由で往復22万円。前回より7万も高くなっています。その上、帰りの便はまだ「政府申請中」だそうで、本当に飛ぶのかどうかもわかりません。

宿も半分以上予約しました。前回3人で6000円、一人2000円だったアパートが、今回4人で割っても一人6000円（24000円/日）になってます。ここはまだ安い方で本当に値上がりしています。値上がりというよりもユーロと円がもう少しマシになればそれほど大変ではないと思うのですが・・・

最近ヨーロッパに行っている人達のSNSを見れば、サンドイッチとコーヒーで軽く1500円ですみたいなのばっかりですので、かなりの節約旅行になりそうです。

出発は10月14日。13日に富山から東京成田のホテルへ行って、14日の朝の成田発に乗ります。

コンサートは16日に日本歌曲がメインのハウスホフマンシュタールのコンサート。

17日にドナウクルーズのコンサートでウィーン歌曲を。

11月2日のウィーン歌曲を地元の皆さんの前で歌います。

帰国は11月12日。その後しばらく東京滞在してから富山へと言う予定です。

他にも、ボンに行って抜井さんの墓参りとか、ザルツブルグで新しい民族衣装を買うとか、前に来たギターのおじさんの家にバーベキューをご招待していただいたり、アコーディオンのツィプさんには近くの名所に一緒に行こうと言われています。

博物館とかもめっちゃ値上がりしているので（ユーロが高いのもあって、美術館一つ入るのに5千円弱します）なので、10月26日の建国記念日と11月3日の第一日曜だけほとんどの美術館、博物館が無料になるので、その日に走って全部見ることにしています。

上手く行けば、はじめてのブラチスラバとかも行きたいですし、もちろんホイリゲは数か所行きたいし飲みたい。先日誕生日にやったドナウクルーズ➡デュルンシュタインからのウィーンもやる予定です。

そしてオペラは、今全部の予定が出たので見比べていますが、ボエーム・こうもり・ウェストサイドストーリー・メリーウィドーに絞って行こうかと話をしています。

コロナ以降、ホテルやアパートのチェックインも無人でと言う場所も増えて、その分ドイツ語で読まなければならない文章や、先に申告しないといけない資料も多く、今は毎日ホテル探しと、そういう雑用をこなしています。

メンバーは前回の3人と来るはずだったのに私に「来るな」と言われた合計4人で行きます。お土産はありません。あまりに高すぎます。でもまた状況やウィーンの雰囲気をブログでお知らせできるようにしたいと思いますし、富山のラジオもウィーンにいる間に放送日が当たっているので、電波さえ上手くつながれば「ウィーンから生放送」になるとか、そういうのって楽しいなぁと思っています。

ということで、秋はウィーン行ってきます！