Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

我が家に1枚だけの洋楽CD

2014年09月21日 14時26分42秒 | Weblog

たぶんジャズだと思うんですけど、ジャンルがよくわからないのですが・・・

我が家に1枚だけ洋楽(クラシックでない)CDがあります。

時々、本当に時々、探して出しては聞いています。

今日もなんとなく聞きたくなって、かけていました。

なんか好きな歌なんです。

日本人で六角幸生さんと言います。

いつだったか、嵐山の近くの駅の、駅前の機関車がホールの中にあって、

その横にスタインウェイだか、ベーゼンドルファーだかのフルコンピアノがあって、

そういうホールに聞きに行ったコンサートで買ったCDです。

ホール見たかったのかなぁ・・・

でも、私がCD買うくらいだから、そうとう気にいったんだと思います。

ましてや日本人。

どんな人だろうって、今まで一度も思ったことがなかったのですが、

さっき検索かけたら、残念なことに2011年の今頃(10月26日)にお亡くなりになっていました。

癌だったそうです。

でも、キリスト教の方で、これで神様に、それからご両親に会えるとおっしゃっていたと、どなたかのブログに書いてありました。

また、練習することは、神様に感謝することだと。

中の歌詞カードを見ると、ちゃっかりサインまでもらっていました。

六角幸生さんが有名なのか、どんなところで活躍してらした方なのか、なにもわかりませんが、

なんだか気にいってCD買っちゃったみたいです。

それにしても、なんで嵐山までいったのかよくわからないんですが、だれかに誘われたのか・・・

「私と行ったでしょ!」って、なんか覚えていらっしゃる方いますか?

今週は六角さんウィークにして、時間があればこのCD聞くことにします。

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わたし貧乏じゃなかった

2014年09月21日 09時45分35秒 | Weblog

最近、生徒さんたちに何度か「病気にはなっても病人にはならないでおこうね。」なんてセリフをどこかでのブログでみつけて(私が考えたかのように)伝授していました。

「私は身体が弱いから。」と思って生きていると、ちょっとしたことですぐに薬を飲みたくなるし、病院にも通いますよね。そうすると、そういう世界が「普通」に思えてくる。

反面、私みたいに喘息で死にそうになって肺年齢が80歳を超えているといわれても、毎日のようにお腹が痛くてトイレにかけこんでいても、「私、基本丈夫だし。」って思っている人間では、生き方そのものが全く違ってくるね、なんて話をしていました。

実際、薬は病気には効くかも知れないけれど、本当は劇薬ですよね。

その上、この間「インフルエンザに予防注射は不要。打っても無駄。」みたいな記事もちらっと見たほど。

喘息の時も、医者は「1年以上薬飲んでね」って言ってたけど、ウィーン行って調子よくなって、やめちゃいました。あれから2年以上たっていますが、喘息出ません。

(ときどきごろごろ言いますが、そういう時は静かに横になります。肺もまだ肺活量少ない気もしますが、気にしないことにしてます。歌うのには充分足りてます。)

で、その理論で行くと・・・

「私、貧乏だけど、貧乏人ではない!」と気が付きました。

わらっちゃいますけど、気が付いてしまいました。

今まで、ずっと貧乏だと思ってました。

音楽を始めてから、高校生でバイトしてレッスンに通い、大学でもバイト8本掛け持ちして生活して、大学院に行くお金はないと言われたので、奨学金取って留学という道を選び(それで奨学金取れるのが私?)ウィーン時代もずっと貧乏してました。

だって~

周りの音楽の人たちって、親がかりが多くて、まあまあ裕福にいろいろ持ってて、日本の実家から「カニ缶」とか届くんだもん…。

それでずっと「貧乏な私」って思いこんでいました。

ところが、この前、「あれ?病人理論で行くと、私貧乏だけど、貧乏人にはならないでいいかな?」と思ってしまいました。

それをウィーン時代の私を知っている友人に電話して話したら、

「私が一番安いハムを買っている時、はにゅうちゃんはレストランに行っておいしいもの食べてた!ちっとも貧乏じゃなかったよ。」って。

えっ?エンゲル係数が高い?

そういえば、それは私をよく知っているある人にも・・・

「はにうさん、お肉とか野菜とか以外にちょっといいもの買っていますよ。」

私は、その人こそお金持ちだって思っていました。だから、その人にそんなことを言われた時は、ぜんぜんピンとこなかったのです。

私、マーガリンは買いません。バターです。卵も最近ビタミン入りが臭くて他のに変えました。牛肉よく食べます。その上国産です。ブロッコリーも国産しか買いません。油は紅花油です。それが普通だと思っていましたが、違うと言われることも、多々あったような・・・。(お金持ちは普通でしょうけど、貧乏ですって人のイメージからは、あきらかにちがいますよね?)

本当の貧乏は、バター買わない?ウィーン行かない?演奏会も企画しない?レストランもしょっちゅう行かない?旅行もそんなにしない?

そういえば、この前も、「ワイン飲むのも贅沢なのですよ」って言われた。

ウィーン時代、湾岸戦争の時、90円のキュウリが買えなくて泣いて帰って来たり、財布に7円しかなくて1週間すごしたりしたのは本当です。

でも、夏にガイドのバイトをして、2~3カ月で150万くらい稼いで冬の生活にあてたりしていたなぁって。

それに、もともとブランドには興味がないけど、いいなと思ったら靴とか鞄とかも欲しいものは買っていたし、貧乏だからという理由でエアコン節約したことなど、一度もない。

貧乏なだけの記憶から、そうでなかった時の記憶もセットで考えられるようになってしまいました。

そう、こんな仕事なので、「あるとき、ないとき」「欲しい、欲しくない」「使う、使わない」のアップダウンが激しかっただけなのです。

今も、お金があるわけではなく、かなり貧乏な状態は続いてますけど、週3日しか働いてないのに、ほしいものや行きたいところには、まあまあ自由に行けたり、買ったりできているなぁって。

「なぁんだ、わたし、貧乏じゃなかったのか~」

と、わかったら、めっちゃ不安になりました。 

なんだか、「貧乏だけど、がんばってるはにうさん」のイメージくずしちゃいけないかなって。

いやいや、友人が「貧乏じゃなかった」と証言しているのをみると、私が思っていただけで、みなさんは「と、言いながら、いろいろ買ってるやん。」と思っていたと思いますので、この路線のまま行かせてもらいますね。

で、いままでは、安いものを、半額シールがあればそれを優先して買っていたのですが、「新生、貧乏じゃない私」が、勇気をだして、初めて買い物にいって、どうしたか。

欲しいもの買おうと決意して買ったのは、「いつもより高い牛乳」でした。

昨日は「いつもより高いトマト」でした。

今朝、その2個398円のトマト、食べるのにめっちゃ勇気要りました。でもおいしかったです。(^^)v 

自分で自分のイメージくずすのが、一番たいへんかもしれません。

今まで以上に、「欲しいもの、そうでないもの」がはっきりしてくるような気もします。

で、今日一番書きたかったのは・・・

この理論を発展させて、

「最近ずっと彼氏いないけど、結婚できないわけじゃない。」

とイメージ変えていきたいと思います(*^_^*)

 

 

 

 

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