Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

レ・ミゼラブルみてきました

2013年01月02日 00時12分25秒 | Weblog
その前に。年賀状を今年は元旦に8通受け取りました。ありがとうございます。
ありがたいことに、昨年より2~3通少なくなりました。
ゼロになるまで書き続けます。年賀状、来年は出さないでくださいね。


さて「レ・ミゼラブル」映画館で今やってます。

今日は、夕方から高の原の映画館で「レ・ミゼラブル」を観てきました。
ミュージカルは観た方も多いと思いますが、
映画ならではの観点から撮影されていて、また映画俳優さんたちが生で歌っているということだそうで、
吹き替えみたいな作り物感もなく、本当にすばらしかったです。ミュージカルやオペラではまず期待できない、細やかな動きや表情があり、それをアップでとらえるところなど、舞台では見られない「レ・ミゼラブル」だと思います。3時間の超大作なので、トイレが近い方は水分を控えてご準備ください。
日本のHPの予告があまりよくありません。そんな映画じゃなかったです。もっと深いですよ。
特に、アン・ハサウェイがソロを歌っている(もう歌っているじゃないです。人生を語ってます。)の部分は、先に書いた、映画ならでは表情の変化がよかった。

まだの方は、ぜひぜひこの正月休みの間にご覧ください。お勧めです。

午後のイオンはすごい人で、もうあふれそうでしたが、夜は割と静かでした。
こんな日に、こんな映画を見に来る人はいるんだろうかと思ったら、以外に多くて、
200席くらいの小さなホールでしたが、中ほどのいい席はほとんど埋まっていました。
映画の券を持っているとお店で少し割引になるので、コーヒーを一人しみじみ飲んでから帰宅しました。

帰りの道々、ラジオでオーストリアの番組を探し、ニューイヤーコンサートを(日本のNHKを媒介せず)オーストリアの放送で聞きました。もちろん解説はドイツ語。なので、S-3さんが「せっかく楽しみにしていたのに、日本語の通訳がかぶって「Prosit Neujahr」が聞けなかった」という事故もありませんでした。
終わりの方の何曲かを聞いただけでしたが、楽しかったです。

映画の影響もあって、ドナウは涙でした。
前に書いたかもしれませんが、最初の長い留学を終え、最終日、大家さんにカギを返しに行く時にドナウ川を渡る電車に乗りました。その時、7年間ずっと鼠色だったドナウ川が、真っ青だったんです。初めて青いドナウ川をみた時の感動は、いまだに忘れません。その時のことがいつも思いだされるので、この曲をちゃんと聞くと泣けてきます。そんな今日一日でした。

明日も宴会です!明日の夜はお泊りになりますので、「はにゅうす」書けないと思います。
では、みなさま引き続き楽しいお正月をお過ごしください。




コメント (2)
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