第九無事終了

城陽第九、無事に終了しました。
ずいぶん酔っぱらって帰宅しました。

結果よければすべてよし。
観客席にいた知人の何人かから、
「今年はとりわけよかった」
「感動で涙が出た。」
「いままでで一番よかった。」
など、おおむね高評価をいただきました。
ほっとしました。

合唱のみなさんもたくさんのいい評価を
お友だちからもらったようでした。
本番は今までになく「気」がとてもよく飛んでいたので、
きっと「何か」を受け取られたと思います。
明日、お友だちにお電話して、もう一度ゆっくり感想を聞くのも楽しみですね。

今年初めての人が4割。
この人たちが、くじけずに「先生歌えた！」
「最後まで頑張れた」という声を今日かけてくださったのもうれしかった。
この人たちは、初めてがゆえに、私が教えたことを「これが第九なんだ」と、
受け取ってしまう。
そして、またどこかで他の方の指導を受けるわけなので、責任があります。
途中でやめてほしくなかったし、ちゃんと歌ってほしかったので、
取りわけ嬉しかったです。

最後まで歌える幸せや、歌わせてもらえる幸せ、
イコール自分が生きていることを実感できる幸せは、何事にも代えがたいです。
そんな舞台に、ご一緒できたのも幸せです。



反面、体力的には本当にたいへんでした。
毎週木曜日は明け方まで興奮で眠れず、
おかげで金曜日はまるつぶれ。
叫んで枯れた声が戻るのには２～３日かかるという日が続きました。
これは、とてもきつい状況でした。
もっとうまくやればよかったのでしょうけど、
そういうわけにもいかず。
第九ってこんなにたいへんなの？って思ったくらい。

また、今日初めてご一緒したエキストラの方にまで、
「3年我慢して合唱指導してください！絶対向いています。」と
言われました。本当に複雑な心境です。
たぶん向いてはいるんだと思います。
昔、高校の教師やった時も学校の投票で一番人気でした。
向いているなぁと自分でも思いました。
でも、それをしていると歌えないんです。
自分は歌いたい。
実践を踏んで、まだまだ一人で歌って勉強したいことが山ほどある。
それをやっているから、教えることも上手くなっていっていると思っている。
だから、教えるだけにはなりたくないと思う。
でも、教えないと食べていけない。
不器用なのでうまくバランスは取れない。

今日の結果がよかっただけに、悩みます。

とってもよかったのに、あまり楽しそうな文章にならなくてごめんなさい。
でも、演奏や歌は、おそらくここ数年、この近辺の人たちが聞いたことがないくらい
よかったと思います。
みなさんお疲れさまでした。ゆっくりおやすみなさい。

寒いですね！

今日は午前中ゆっくりして、その後仕事に行ってきました。
明日は城陽第九の本番です。
きっと今頃みなさん、緊張でまだ眠れていないのでは？と思いますが、
なるべくゆっくりして、明日は全員そろって、いい声で歌ってもらいたいと思います。

それにしても、今日は寒い。
電車でうつらうつらしていても、
ドアが開いて、寒気がひゅ～っと入ってくるたび目が覚める。
冬本番って感じですね。
寒いと肩凝るのでいやですね。


さて、私も早めに寝ます。