昨日のブログを、たくさんの人が読んでくれています。
誰だかわからないけど、150人以上。
きっと第九のメンバーさんや、
その結果を気にしてくれていた知人友人のみなさんだと思います。
ありがとうございました。
さて、その、ちょっと暗めのブログに励ましのコメントを3件もありがとうございます。
今日のブログでそのお返事にしたいと思います。
今日は、今週末のホテルロビーコンサートのために、
純奈さんとずっとハモリやダンスの練習をしていました。
ホテルにもよりますが、交通費は出るものの、
たいてい片道にしかなりません。
あとは宿泊とご飯がついてきます。
でも歌って踊ってよろこんでもらって、
なおかつ、温泉1泊が楽しいので、
ここ数年あちらこちらへ行かせてもらっています。
ホテルのロビーコンサートでも、
3人そろった練習は最低5~6回はしますし、
自分一人の練習を入れると、慣れた曲でも10回以上×2~3時間を費やします。
そのたびに、練習場所への交通費や、会場レンタル費、
そして、新しい楽譜や、衣裳、小物などを考えるだけでもたいへんですが、
それでも、今日のように一緒に練習して、ハモリやリズムを合わせていると
もう楽しくって楽しくってしかたありません。
これがリサイタルなんてことになると、半年以上にわたり、
その上、最後の2週間は全く他のことができなくなります。
ご飯を作ったり、部屋を片付けたりすることさえしなくなります。
そうやって、ギリギリのところでないと、1時間半のリサイタルを
ちゃんとしたレベルで維持することができません。
だけど「仕事」って漢字は「おつかえすること」って言う意味なんですよね。
誰かにお仕えして、社会のために役に立って、それでこそ初めてお駄賃をいただける。
私の場合、歌って喜んでくださる方も多いけれど、
教えている方が喜んでくれる人がもっと多い。
それと、教えて「ありがとうございます。」って言われる喜びと、
自分で歌っていて感じる喜びの種類が全く違うので、
それは比較することさえできない。
そこが問題なんです。
必要としてくださるのであれば、また体調を整えてがんばりたいと思う気持ち半分、
お願い好きな事させてちょうだいと思う気持ち半分。
もう少し悩みたいと思います。
(歌っていても、お客さんの好む歌と、自分の歌いたい歌は違うんです。
それも毎回悩んでます。そう、悩みやすい性格でもあります。)
う~ん、やっぱり目指すは「歌って役立つはに~」です。
でも、必要とされ、その時に私に時間の余裕があり、
生活に困っていたら、第九に限らず、やっぱり仕事はすると思います。
なので、年末ジャンボを10枚買いました。
当たったらごめんなさい。
さて、コメントにあったムーティーの「第九」演奏についてですが、
鎮魂の公演は通常、拍手をしません。
これは私もウィーンで初めて経験したのですが、最初は驚きました。
ただ、「第九」を鎮魂でというのは理解できます。
本来なら「レクイエム」を演奏することを考えるのでしょうけど、
おそらく「世界のみんな(兄弟Brueder)が日本を応援している。」ということを
表現したい気持ちも多かったのではないでしょうか。
震災当時ヨーロッパにいましたが、
例えばウィーンのフォルクスオーパーのコンサートも
「希望」という名のタイトル(それも漢字で!)でした。
私たちの3月のコンサートも「音のしらべ希望の光」と名付けました。
誰が見ても明らかな大災害は、嘆き悲しむ気持ちを抱えていても、
1歩でもよいので立ちあがってほしい、顔をあげてほしいと思う気持ちが
多く出るのではないかと思いました。
誰だかわからないけど、150人以上。
きっと第九のメンバーさんや、
その結果を気にしてくれていた知人友人のみなさんだと思います。
ありがとうございました。
さて、その、ちょっと暗めのブログに励ましのコメントを3件もありがとうございます。
今日のブログでそのお返事にしたいと思います。
今日は、今週末のホテルロビーコンサートのために、
純奈さんとずっとハモリやダンスの練習をしていました。
ホテルにもよりますが、交通費は出るものの、
たいてい片道にしかなりません。
あとは宿泊とご飯がついてきます。
でも歌って踊ってよろこんでもらって、
なおかつ、温泉1泊が楽しいので、
ここ数年あちらこちらへ行かせてもらっています。
ホテルのロビーコンサートでも、
3人そろった練習は最低5~6回はしますし、
自分一人の練習を入れると、慣れた曲でも10回以上×2~3時間を費やします。
そのたびに、練習場所への交通費や、会場レンタル費、
そして、新しい楽譜や、衣裳、小物などを考えるだけでもたいへんですが、
それでも、今日のように一緒に練習して、ハモリやリズムを合わせていると
もう楽しくって楽しくってしかたありません。
これがリサイタルなんてことになると、半年以上にわたり、
その上、最後の2週間は全く他のことができなくなります。
ご飯を作ったり、部屋を片付けたりすることさえしなくなります。
そうやって、ギリギリのところでないと、1時間半のリサイタルを
ちゃんとしたレベルで維持することができません。
だけど「仕事」って漢字は「おつかえすること」って言う意味なんですよね。
誰かにお仕えして、社会のために役に立って、それでこそ初めてお駄賃をいただける。
私の場合、歌って喜んでくださる方も多いけれど、
教えている方が喜んでくれる人がもっと多い。
それと、教えて「ありがとうございます。」って言われる喜びと、
自分で歌っていて感じる喜びの種類が全く違うので、
それは比較することさえできない。
そこが問題なんです。
必要としてくださるのであれば、また体調を整えてがんばりたいと思う気持ち半分、
お願い好きな事させてちょうだいと思う気持ち半分。
もう少し悩みたいと思います。
(歌っていても、お客さんの好む歌と、自分の歌いたい歌は違うんです。
それも毎回悩んでます。そう、悩みやすい性格でもあります。)
う~ん、やっぱり目指すは「歌って役立つはに~」です。
でも、必要とされ、その時に私に時間の余裕があり、
生活に困っていたら、第九に限らず、やっぱり仕事はすると思います。
なので、年末ジャンボを10枚買いました。
当たったらごめんなさい。
さて、コメントにあったムーティーの「第九」演奏についてですが、
鎮魂の公演は通常、拍手をしません。
これは私もウィーンで初めて経験したのですが、最初は驚きました。
ただ、「第九」を鎮魂でというのは理解できます。
本来なら「レクイエム」を演奏することを考えるのでしょうけど、
おそらく「世界のみんな(兄弟Brueder)が日本を応援している。」ということを
表現したい気持ちも多かったのではないでしょうか。
震災当時ヨーロッパにいましたが、
例えばウィーンのフォルクスオーパーのコンサートも
「希望」という名のタイトル(それも漢字で!)でした。
私たちの3月のコンサートも「音のしらべ希望の光」と名付けました。
誰が見ても明らかな大災害は、嘆き悲しむ気持ちを抱えていても、
1歩でもよいので立ちあがってほしい、顔をあげてほしいと思う気持ちが
多く出るのではないかと思いました。