Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

合唱の一日講師でした

2010年02月13日 21時04分38秒 | Weblog
今日は朝8時59分京都発の「舞鶴1号」で西舞鶴へ。

まずは「とれとれ市場」そこで昨日の牡蠣につづいて「牡蠣丼」なるものを食しました。あっさり味で美味しかったです。でも牡蠣はやっぱりフライかな。

その後、舞鶴の由良川中学校という小さくてかわいい中学校(だって全校生徒が50人程度しかいないそうです。)で、コーラス部の指導をしました。

今日始めてお目にかかる生徒さんたち16名なので、まずは自己紹介。その後歌や声についてのいろいろな説明。そして実際に歌ってみて、恒例の新聞やぶきや、ペットボトルを使っての練習をしてもらいました。

なにしろ久々の若者。普段おばさんの声ばっかり聞いているので、今日はみんなの声が若い!済んだ声で、まっすぐに、すーっとしています。反面、なにもしていないので、歌としての完成度が低かったり、ボリュームがなかったり。

一日で何かができるわけではないので、どの練習をする時も「考えて練習しましょう。」「どうやったら自分の体がどんなふうに動くか感じてください。」と叫んでおりました。
例えばイチロー。本当にそうしているかどうかは別にして、バットで素振りをする時も、100回するのが目的じゃないんですよ、1回、1回、「今のは腕の筋肉が動いていない。」「今のは踏切の足の位置が違う。」っていう風に考えて、1回、1回自分の素振りを修正するんですよ、って。だからただ、なんとなく「あーあーあー」って発声練習してはダメなんですよって。

どれだけいいこと言ったって、受け取る方が右から左に流してしまっては、その時良くても、あと何も残りません。若い中学生だからこそ、一つでも記憶に残って、そのことについて考えてくれたら、その伸び率はすごいと思うのです。次回が楽しみです。

それにしても、みんな目をきらきらさせて話を聞いてくれ、最後も1時間くらい残って、いろいろ質問してくれました。例えば「息もれするんです。」とか「上手くなるにはどうしたらいいの?」とか。かわいかったです。

おいしそうな干物もゲットしました。今日はこれからオリンピック開会式の再放送みながら晩御飯に舌鼓です。
コメント
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