デンマークでクリスマス、年越と過ごし、1月3日に日本に戻りました。今年の日本での生活が皆さんよりも3日遅れで始まったような、なぜか出遅れた気分でいます。この3連休で普通のペースを取り戻さなくてはと思っている次第です。
今年は記録が始まって以来の暖冬とはいえ、やはり外出がままならない冬であり、人とのつながりの大切さやありがたさを改めて感じるものとなりました。
さて、今回のデンマーク滞在でいくつか印象に残ったことがあります。おいおい、写真つきでまたご紹介していきたいこともあるのですが、今回はデンマーク人の印象について書いてみようと思います。
デンマーク人について、もちろん一言で語るなどということはできないのですけれども、以前からいくつか私が持っていた印象があります。
1.お酒好き、パーティー好きという社交的な面を持っている。
2.非常に自己主張が強く、決して謝らない。
3.半面、控えめな態度、謙遜、相手への思慮深い言動も目立つ(ヤンテの掟系)。
今回ここに新たな面が2つ加わりました。
4.忙しいスケジュールの人たち。
5.人生に対して真摯で前向きな姿勢を持つ。
「忙しいスケジュール」については、実は前々から夫と義母の物事の進め方のスローペースに私はすっかり呆れかえっていました。例えば今回のデンマーク行きについては、私だったらすぐに会いたい人に連絡を取り、アポイントを取るだろうに、2人ときたら「それはデンマークに着いてから話しましょう」などという悠長なことを言っており、結局は会いたい親戚に会えずじまいで終わりました。ここでは長くなるのでまた違うときに書きたいと思いますが、夫は何事においても物事を悠長に構えていて結局はすべてが間に合わず、というタイプです(ただし仕事のときだけは違うのだそうです。本当かなあ?)。
今回これを数名の方に話してみたところ、デンマーク人は本当にパズルのようにスケジュールを埋めていて、夫たちのような人は珍しいとの異口同音の意見をもらいました。さあ、どうでしょうか? でも確かに夫の友人達は一日にいくつもの予定を入れていたりします。それに寒くて外に出られない冬には、人との約束が何よりの過ごし方というのは、私もそろそろ実感しつつあるので「デンマーク人=忙しい」という図式は渡しも肯定しつつあります。逆に暇だと長い冬を乗り切れないのではないかとも思います。
もうひとつの「人生に対する真摯で前向きな姿勢」は今回の滞在で非常に感銘を受けたことです。
私は今、通信の大学に入学するかどうか迷っているのですが、その話をあるデンマーク人の友人に話したところ「ぜひ、やってみるべきだよ!カーステンも今、MBAを始めたんだよ。大丈夫、きっとできるし、やりたいと思ったらぜひチャレンジしてみるべきだよ」と笑顔でエンカレッジしてくれたのでした。そして他の人も、同じようにエンカレッジしてくれ、自分の体験談を話してくれました。学校と仕事と子育ての両立は非常に大変だった、でも自分もできたからきっと君もできるはずだよ、と。またもう一人の人は「私が何か役に立てることがあったらぜひメールをしてね」とメールアドレスを教えてくれました。
誰に話してもこういう反応が来るのは嬉しい驚きでした。単に「すごいわねー」とか言うのではなく、ちゃかしたりすることもなく、心から応援し、知っている具体例を挙げ、チャレンジすることを推奨してくれる姿勢を私は新鮮に感じました。それだけ厳しい自然の中で、彼らが切り開いてきた自負と自信があり、それがデンマーク人の強さなのでしょうか。同じようにチャレンジしようという人に、だからこそ共感してくれるのでしょうか。
今回の滞在では記録が始まって以来の暖冬とはいえ、やはり外出がままならない冬であり、人とのつながりの大切さやありがたさを改めて感じるものとなりました。
今年は記録が始まって以来の暖冬とはいえ、やはり外出がままならない冬であり、人とのつながりの大切さやありがたさを改めて感じるものとなりました。
さて、今回のデンマーク滞在でいくつか印象に残ったことがあります。おいおい、写真つきでまたご紹介していきたいこともあるのですが、今回はデンマーク人の印象について書いてみようと思います。
デンマーク人について、もちろん一言で語るなどということはできないのですけれども、以前からいくつか私が持っていた印象があります。
1.お酒好き、パーティー好きという社交的な面を持っている。
2.非常に自己主張が強く、決して謝らない。
3.半面、控えめな態度、謙遜、相手への思慮深い言動も目立つ(ヤンテの掟系)。
今回ここに新たな面が2つ加わりました。
4.忙しいスケジュールの人たち。
5.人生に対して真摯で前向きな姿勢を持つ。
「忙しいスケジュール」については、実は前々から夫と義母の物事の進め方のスローペースに私はすっかり呆れかえっていました。例えば今回のデンマーク行きについては、私だったらすぐに会いたい人に連絡を取り、アポイントを取るだろうに、2人ときたら「それはデンマークに着いてから話しましょう」などという悠長なことを言っており、結局は会いたい親戚に会えずじまいで終わりました。ここでは長くなるのでまた違うときに書きたいと思いますが、夫は何事においても物事を悠長に構えていて結局はすべてが間に合わず、というタイプです(ただし仕事のときだけは違うのだそうです。本当かなあ?)。
今回これを数名の方に話してみたところ、デンマーク人は本当にパズルのようにスケジュールを埋めていて、夫たちのような人は珍しいとの異口同音の意見をもらいました。さあ、どうでしょうか? でも確かに夫の友人達は一日にいくつもの予定を入れていたりします。それに寒くて外に出られない冬には、人との約束が何よりの過ごし方というのは、私もそろそろ実感しつつあるので「デンマーク人=忙しい」という図式は渡しも肯定しつつあります。逆に暇だと長い冬を乗り切れないのではないかとも思います。
もうひとつの「人生に対する真摯で前向きな姿勢」は今回の滞在で非常に感銘を受けたことです。
私は今、通信の大学に入学するかどうか迷っているのですが、その話をあるデンマーク人の友人に話したところ「ぜひ、やってみるべきだよ!カーステンも今、MBAを始めたんだよ。大丈夫、きっとできるし、やりたいと思ったらぜひチャレンジしてみるべきだよ」と笑顔でエンカレッジしてくれたのでした。そして他の人も、同じようにエンカレッジしてくれ、自分の体験談を話してくれました。学校と仕事と子育ての両立は非常に大変だった、でも自分もできたからきっと君もできるはずだよ、と。またもう一人の人は「私が何か役に立てることがあったらぜひメールをしてね」とメールアドレスを教えてくれました。
誰に話してもこういう反応が来るのは嬉しい驚きでした。単に「すごいわねー」とか言うのではなく、ちゃかしたりすることもなく、心から応援し、知っている具体例を挙げ、チャレンジすることを推奨してくれる姿勢を私は新鮮に感じました。それだけ厳しい自然の中で、彼らが切り開いてきた自負と自信があり、それがデンマーク人の強さなのでしょうか。同じようにチャレンジしようという人に、だからこそ共感してくれるのでしょうか。
今回の滞在では記録が始まって以来の暖冬とはいえ、やはり外出がままならない冬であり、人とのつながりの大切さやありがたさを改めて感じるものとなりました。
2年ぶりに日本に帰る知人が、日本に帰るのが怖いと言ってましたが、やはりギャップを感じますか?(笑)
大学に進みたいという希望に対するデンマーク人の反応について、まったく同感です。
日本ではネガティブな反応が多かったというか、遠巻きにみられる、あるいは引かれてしまうことが多かったのですが、デンマークは家庭があろうが子供がいようが自分のやりたいことをやることは歓迎されますよね。だからこそ、最初にデンマーク人の博士の学生に会ったときに、プロジェクトをやるにも子供がいると躊躇しても、「経済的にも子供のあずけ先もまったく問題ないから!」とさくさくアレンジしてくれましたしね。
やりたいことをやるという意思さえしっかりもっていれば必ず実現しますよ!わたしも応援してます。
出発前にはメールを頂いていたのにちょうどその頃メールができない(送受信とも)環境にいて、帰宅したときには既に出発されたあとだったので、お返事することもできず、失礼致しました。。
楽しかったデンマーク滞在の様子、またお知らせくださいね♪
デンマークのみならず、西洋社会全体に言えることだと思うのですが、日本のように大学生=18~22歳という固定観念はないですよね。高校を卒業して数年旅をしたあとに入学する人や、18歳で入学しても4年で卒業しない(卒業のハードルが高く、しないというよりはできない、という感じでしょうか)人はザラですし、むしろ決まった年齢の若者しかいない日本の大学の方が不自然に思えてくるほどです。それを受け入れてくれる社会であるかどうかという違いもあるのだと思いますが、比較的自由がきくヨーロッパ社会に比べて、日本は融通というか「やり直し」がききにくい環境なのは残念なことですよね。
私も勿論halfkidsさんの挑戦には大いに共感しますし、自分自身もいつか学んだ英文学以外の学科を新たに大学で学べたら、と思っています。
不思議なことに?学生時代よりずっと学ぶことが楽しいし、学びたい!という意欲も今の方がずっと強いんです。
年齢という固定観念にとらわれず、いくつになっても自分を前進させる努力というのは惜しまずにいたいものですよね。
長くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します♪&お互い楽しい1年にしましょう♪
コメントは初めてなのですが、いつかデンマークに行きたい私は、
こちらへはよーくおじゃましていました。(*^^*)
通信大入学、私も考えているところです。夢を実現しましょうね!
さすがにこの程度の期間だとギャップは感じないけれど・・・(笑)。
日本ではさて、いざ学校に行こうとすると、受験の問題、費用の問題、子どもの預け先の問題、そして勉強時間の確保の問題といろいろと直面するわけです。もちろんデンマークでは直面しないわけではありませんが、受験がなく、費用もデンマーク人なら一般的に無料、子どもは保育園で長時間預かってもらえる、とだいぶ日本と状況が違い、羨ましく思います。
私の場合はこうした問題をクリアできそうもなく、仕方なく通信教育ということになりそうです・・・。本当は行きたい大学があるのだけど、遠すぎることと費用の問題で断念せざるを得なくて・・・。
でも応援してくれてありがとう。もう少し調べたり考えたりしてみますわ。
王子ママさん、
ただいま~!そちらの皆さんも元気でしたか?
(近々ゆっくり話しましょうね~!楽しみにしています。)
さて、私も王子ママさんの意見にほんっと同感です。どうして日本は18歳で大学に行くのか?行かなくてもいいじゃない、と思うのだけど、そこで行っておかないと二度と大学への道が開かれないのよ~というような空気があるのですよね。一度社会に出たり、違う経験をしてから簡単に大学に戻れるようであれば、もっと大学で意味のある勉強ができるでしょうに。
昨日、街を歩いていたらカラオケやさんの前で大学生がたくさん待っていたの。それを見て、あー、この人たちは大学で勉強しているんだ、親がお金を出してくれて、そして今、カラオケなのか~と思ってしまいました。大学に行きたくても行けない貧しい家の若者のような気分で見てしまったわ~。
私も長くなりましたが(笑)、こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします!
volcanoさん、
初めまして、コメントくださってありがとうございます!
デンマークへはどうして行きたいのですか?ご旅行ででしょうか? 夏はデンマークは本当にすばらしいですが、冬はどうぞくれぐれも行かないで下さいね(笑)。
通信の大学を考えていらっしゃるんですね。もしお互いに入学することになったら、一緒にがんばりましょうね!って私はまだまだ迷っていますが・・・。(通信の大学のブログでも立ち上げようかしら???)
では今後ともどうぞよろしくお願いいたします!