デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

デンマークの空

2007-05-19 01:03:59 | デンマークについて

 デンマークから戻り、やっと少し気分的に落ち着いてきました。今回は1ヶ月程の滞在でかれこれ9回目くらいのデンマークでしたが、初めての春の滞在であり、新しい体験もしたことから、また少し新しいデンマークを垣間見れたように思います。これから少しずつ発見や気づいたこと、感じたことなどを書いていきたいと思っています。

 デンマークに着いていつも最初に感じること、それは空気のきれいさかもしれません。冬よりも春や夏のほうがより空気のきれいさを感じるように思います。冬は日本も空気がぴんとしていて、透明感があるからかもしれません。

 ずっと東京に暮らしているので余り気づかなかったのですが、デンマークに行くようになってから、東京の空がくすんでいること、空気には清涼感がないことに気づくようになりました。デンマークの空は青く澄んでいます。雲もしばしばくっきり、浮かぶのです。

 それからデンマークは、飛行機雲がとてもたくさん見られることを今回発見しました。というより、デンマークの飛行機は必ず飛行機雲を作ります。東京の空でも飛行機雲を見られますが、必ずではないように思います。空気中の大気の割合などによるのか、汚染によるのか、調べてみないとわからないのですが、どうもきれいな空気と関連しているように思います。

 デンマークは70年代くらいから環境に力を注ぐようになったようです。そしてそのころから風力発電が始まったのですが、初めてデンマークに私が行った2000年と比べても、かなりくるくる回る風力発電が増えたような気がしました。はじめのころは景観を気にする人たちからの批判もかなり出たようですが、今ではデンマークの象徴的な風景のひとつといえると思います。中には自家用風力発電を持っている人もいるのが、ちょっと驚きです。(ちょうど滞在中ニュースでもやっていたのですが、さすがに自家用となると、周囲の住民の大反対にあったりして白い高い塔のような風力発電を認めてもらえない場合もあるそうです。)

 ショウミーは軽い喘息があるのですが、デンマーク滞在中は全く薬のいらない良好な状態で、こういうこともやはり空気のきれいさに関係しているのだと思います。けれどもなぜかアトピーは非常に悪くなって、慌てて現地のドクターに診てもらったのですが・・・。この通院もちょっと面白い体験だったので、また今度書いてみたいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿