義母の家に滞在し、義母の持っているお皿やコーヒーカップに再開すると、いつも何だか「帰ってきたなあ」という安心感を感じます。夫が小さいころに絵付けをしたお皿(多分、あれはドナルドダック)、小さなデミタスカップのようなやや古ぼけた3-4客のコーヒーカップ(ひとつはいつも私用に使わせてもらっています)、揃いの金の縁の普段使いのお皿たち。そういったものが何度も行くうちに見慣れ、使い慣れて、こちらも愛着を抱くようになってきています。
そしてその食器の揃え方は、私にとって何を持ったらいいのかという参考になります。なかなか気にいったお皿を見つけて、経済的にもマッチしたものを買い揃えていくのは時間がかかりますが、私は義母の食器棚を覗き込んではいろいろと学ばせてもらっています。
まずは普段使いの食器類ですが、これはパン皿の大きさのもの、26センチくらいの大きさのものを10枚くらいずつ揃え、毎日使います。他に大皿が数枚、これは深いボウル状もの、浅いものといくつかあり、デンマーク人の食事はだいたいこれで済んでしまいます。この他に昼食のスメアボー(パンの上にいろいろなものを乗せて食べる)のための小さなまな板のような木のボードを6人分ほど持っています。ソースをいれるためのポットも2つあります。
それとだいたい同様のラインナップで、お客様用の食器があります。ただしこちらはなんとそれぞれ20枚ずつくらいあり、キッチンではなく、リビングにある棚に収納されています。パーティー用として他にもガラスのサラダボウル、ミックスナッツや手でつまめるお菓子を入れるためのガラスのお皿を数枚あります。そしてここからがすごいのですが、ケーキを置くための専用の皿(ガラスの蓋付)、温かい料理を置ける高い台座(これはスペースの省略にもなり、パーティーのときに便利です)、クリスマスのお菓子リス・アラマンのためのガラスの小ぶりな器、またすべてのお酒に対応できるだけの種類のグラス類と、ありとあらゆるシチュエーションに応じたものをすべて取り揃えています。
これは和食器ではなかなか難しいことで、形の揃っている西洋のお皿でこそ実現のできるラインナップだと思います。そして購入するときはすべて同じシリーズで揃えているので、見た目も場所もすっきりしています。義母は普段使いのものは金縁のもの、お客様用のほうは青いラインの入ったお皿で統一しています。
義母の食器類を見るたびに、本当に必要なものを必要な分だけ持っているなあと思わされます。あれもこれも買い込むのではなく、家族にとって、またゲストを招いたときに何が必要なのかを絞り込み、そうしてそれをすべてきちんと持っているというわけです。(私の場合はかなり代用して使い回しているのだけど。)すべてのデンマーク人がそういうわけではないでしょうが、長く家庭を運営している人たちは同じような考え方を持っているように見受けられます。
私も食器については義母の基本を見習って買い揃えたいと思っています。が、なかなか日本の場合は作る料理のレパートリーが広く、食器の形もいろいろになってしまうので、ひとつのシリーズですべて揃えるというわけにもいかないのが困るところです。また洋食器、和食器と入り乱れてしまうので、量は増えてしまいがちだし、一緒に使ったときのコーディネイトなどが難しいのですが、そこを楽しむのが日本の食卓なのかもしれません。
そしてその食器の揃え方は、私にとって何を持ったらいいのかという参考になります。なかなか気にいったお皿を見つけて、経済的にもマッチしたものを買い揃えていくのは時間がかかりますが、私は義母の食器棚を覗き込んではいろいろと学ばせてもらっています。
まずは普段使いの食器類ですが、これはパン皿の大きさのもの、26センチくらいの大きさのものを10枚くらいずつ揃え、毎日使います。他に大皿が数枚、これは深いボウル状もの、浅いものといくつかあり、デンマーク人の食事はだいたいこれで済んでしまいます。この他に昼食のスメアボー(パンの上にいろいろなものを乗せて食べる)のための小さなまな板のような木のボードを6人分ほど持っています。ソースをいれるためのポットも2つあります。
それとだいたい同様のラインナップで、お客様用の食器があります。ただしこちらはなんとそれぞれ20枚ずつくらいあり、キッチンではなく、リビングにある棚に収納されています。パーティー用として他にもガラスのサラダボウル、ミックスナッツや手でつまめるお菓子を入れるためのガラスのお皿を数枚あります。そしてここからがすごいのですが、ケーキを置くための専用の皿(ガラスの蓋付)、温かい料理を置ける高い台座(これはスペースの省略にもなり、パーティーのときに便利です)、クリスマスのお菓子リス・アラマンのためのガラスの小ぶりな器、またすべてのお酒に対応できるだけの種類のグラス類と、ありとあらゆるシチュエーションに応じたものをすべて取り揃えています。
これは和食器ではなかなか難しいことで、形の揃っている西洋のお皿でこそ実現のできるラインナップだと思います。そして購入するときはすべて同じシリーズで揃えているので、見た目も場所もすっきりしています。義母は普段使いのものは金縁のもの、お客様用のほうは青いラインの入ったお皿で統一しています。
義母の食器類を見るたびに、本当に必要なものを必要な分だけ持っているなあと思わされます。あれもこれも買い込むのではなく、家族にとって、またゲストを招いたときに何が必要なのかを絞り込み、そうしてそれをすべてきちんと持っているというわけです。(私の場合はかなり代用して使い回しているのだけど。)すべてのデンマーク人がそういうわけではないでしょうが、長く家庭を運営している人たちは同じような考え方を持っているように見受けられます。
私も食器については義母の基本を見習って買い揃えたいと思っています。が、なかなか日本の場合は作る料理のレパートリーが広く、食器の形もいろいろになってしまうので、ひとつのシリーズですべて揃えるというわけにもいかないのが困るところです。また洋食器、和食器と入り乱れてしまうので、量は増えてしまいがちだし、一緒に使ったときのコーディネイトなどが難しいのですが、そこを楽しむのが日本の食卓なのかもしれません。
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