デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

ジュエリーと子どもの目

2006-12-19 07:46:07 | 思ったこと・気づいたこと
 今年ももうすぐ終わり、そしてその前にクリスマス、プレゼントの季節となります。今年、ある目標に到達した自分へのご褒美に、私自身にも何か買いたいと思っています。やはりジュエリーかしら?どんなのがいいかと考えていると、ありとあらゆるジュエリーのメーカーが次から次へと新聞や雑誌で広告しているのが目に付きます。素敵なものはいっぱい、私もそれなりの年齢になってきたので、だいぶつけられるジュエリーの範囲が広がり、わくわくしながらそういう広告を見入っていました。

 ある日、新聞を広げて目に飛び込んできたのが、ティファニーのあの水色の広告でした。そして、きらめくダイヤモンドのネックレスの広告のとなりに、もうひとつ広告がありました。チャイルドスポンサーの広告でした。小さな子供の写真があり、ダイヤモンドに負けないくらいその目は輝いていました。

 多分私は何か購入するでしょう。だけども、あの対比を見て、両方のきらめきを見て、ちょっと後ろめたい気持ちになってしまいました。こちら側の世界の人たちは皆、まずは自分の生活、それも日々が楽しく素晴らしいものであること、自分を喜ばせ、幸せな気持ちを持たないと、他人を幸せにすることはできないと考えることでしょう。「その権利がある」私たちは、ジュエリーや高価なものを持つことでしょう。ではあちら側の世界にいる人たちはどう思っている?どう感じている? ちょっと立ち止まって考えてしまいました・・・。

お餅つきと今年最後の我が家の集い

2006-12-19 07:13:18 | 日記

 今年最後の日本での週末、土曜日は幼稚園でお餅つきがありました。幼稚園の行事は楽しいものばかりですが、このお餅つきも次々と釜で炊かれるもち米、かわるがわるつくお父さん達、歓声やお餅のつかれる音などでなかなか気分の盛り上がる行事です。

 ひと通りつき終わると(7-8回分はついたでしょうか?)、今度は子ども達の番です。小型の杵を持って、ぺったん、ぺったん!3人で順番についていきました。見るだけでなく、なんでも参加できるのは子ども達にとって楽しくて実感を持てることですね。

 最後はつきたてのきなこ、あんこ、そして磯部巻の3種類におしんこを添えて、子ども達はそれぞれ、ちょうど両手分のお餅を自分で丸くこね、おみやげに持ち帰ります。ショウミーも大切そうにかばんの一番上にしまい、帰り道、私に見せてくれました。

 そしてこの日は午後「今年最後の」友人を招いていました。いつも家族で遊んでいるMファミリー、そして今回はデンマークからの特別ゲスト、Kanaheiさんです。(男の人同士を引き合わせるのは失敗することが多々あるけれど、女の人同士を引き合わせるのは大抵うまく行ってちゃんと楽しく過ごせますよね。)

 私は冷蔵庫のお片付けも兼ねて、ありとあらゆるタイプのお料理を作りました。友人はブルーベリーのケーキ、Kanaheiさんはサラミやチーズ、そしてクネッケというスウェーデンの大きな大きなクラッカーのようなものを持ってきてくれました。これは40センチくらいの円形のもので、テーブルにどんと出して、みんなでパキパキ折りながら食べるのはなかなか楽しい食べ方でした。

          

 この今年最後の宴は7時間も続いたでしょうか。そんなに長い時間だったとは思えないくらい、あっという間の楽しいお喋りの時間でした。話題の中心はKanaheiさんだったかな?いろいろとデンマークや興味深い彼女自身の話をしてくれました(笑)。

 来年の目標-それは「もっと人を家に呼んで宴をしよう!」です。ジジが生まれてからは人を呼ぶことが少なくなっていたことに気づきました。たまたま最近人を呼ぶことが重なり、感想は「とても楽しかった」でした。少しばかりの温かいお料理を作って、手が回らない部分はゲストの手も借りて、気軽に集まり、会話や楽しい時間を共有していきたいなあと思っています。今回のように知らない人同士を一緒に呼ぶのも人の輪が広がっていいですよね。デンマーク人も家に呼ぶ習慣ですが、来年はもっと私も取り入れていきたいと思います。