デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

クリスマス気分の一日

2006-12-13 08:19:58 | デンマークの行事

 12月に入るともちろん気分は毎日クリスマスなのですが、やはり人が集うとよりクリスマスの気分を味わえるもの、この前の日曜日はちょうどそんな日でした。

 去年からデンマーク人会のクリスマスが大使館で行われるようになり、クリスマスムードいっぱいの大使館、まさに一番デンマークらしいクリスマスの雰囲気を味わうことができます。

          

 アドベンツクランツの飾りつけも、大きくて存在感があります。そしてあちこちにデンマークらしいニセという妖精が飾ってありました。

 今年はコペンハーゲンから来たという神父様のミサの後は、グルッグ(赤ワインベースのデンマークのクリスマスの伝統的な飲み物)やコーヒー、ペストリーやクッキーなどがふるまわれました。子ども達はジュースやお菓子を食べた後はお庭に出て、なぜか木登り・・・。そしていつものお友達を見つけて楽しく遊んでいました。

          

 そしてとうとうお待ちかねのプレゼントの時間です。その前にみんなでクリスマスの歌を歌いながらツリーのまわりをぐるぐる回ります。ようやくユールマン(サンタクロース)がやってくると一人ずつ名前を呼んで、プレゼントを手渡してくれました。ショウミーは素敵な銃(なんとかライダーのもので、ナイフにも変化する!)、ジジはリモコン付のおもちゃの車で大喜びしていました。実は今年はクリスマスプレゼントのお買い物のお手伝いを私もしており、これらは私が選んだものでした。喜ぶのは当たり前なのでした(笑)。

 夕方、このクリスマス会が終わり、その日の夜は我が家で友人達を呼んでのクリスマス会があり、急いで帰りました。以前ブログにも書いた、タイに住む友人がショートフィルムコンテストで優勝したということで、その映画をみんなで見るという目的もあり、急遽クリスマス会をやろうということになったのでした。

 みんなで食べ物を持ち寄ってもらい、勝手知ったる我が家のキッチンであれこれ準備してもらい、おいしいものをたくさん食べ、赤ワインを飲み、お喋りを楽しんだ、とてもヒュグリな心温まるクリスマスらしい時間を過ごしました。

          

 12月は本当にクリスマスがあるので、あまり寒さを感じない月です。これで年が明けてお正月のあれこれが終わるころになると、急に寒くてたまらないと思ってしまうのですが。12月にクリスマスが行われるのは、イエス・キリストが生まれたからではないそうです。冬至のある12月、これから太陽が強くなる季節ということを祝うことから始まり、キリスト教が本当の太陽はキリストだということでキリストの誕生を12月に祝うのがふさわしい、ということになったそうです。確かに納得のいく話ではないでしょうか?それにしても1月、2月のお楽しみもそろそろ考えておきたいものです。