カレンダー・キャンドル kalenderlys

デンマークのクリスマスにはたくさんの物が必要なのだけど、そのひとつが
キャンドル。
１２月になると毎日ディナーのときにカレンダー・キャンドルを灯す。これは
１(１日)から24(24日)までの目盛がついている。大抵はクリスマスのイラスト
などがキャンドルに描かれている。これを毎日一目盛ずつ灯して、クリスマス
まで楽しみに過ごすというわけだ。
最近はこのキャンドルは日本でも売っているけれど、けっこう高いので今年は
義母にデンマークで安く売っているときに買っておいてもらったものを使って
いる。
でもこれがなかなかうまく行かない。
どううまく行かないのかというと、今日現在、我が家のカレンダー・キャン
ドルは目盛の１のところまで到達していないのだ。目盛１の上の部分が長過ぎて
なかなかキャンドルが減ってくれない。（これじゃあ、まだクリスマスが始まら
ない・・・。）
そしてよくあったのが、ついキャンドルのことを忘れて灯し続けてしまい、明日の
目盛まで行ってしまうという失敗。

とにかく日本ではクリスマスは基本的に12月24日、25日あたりなのだけど、デン
マークでは12月が毎日クリスマスというわけで、こうしてキャンドルを灯したり
して、子どもも大人も少しずつ24日に向けて気持ちが高ぶっていく。
長い冬のデンマークで、クリスマスがなかったらどんなにさみしいだろうかと
思って、夫に「なんでジーザスは12月に生まれたんでしょうね。夏生まれだったら
デンマークの冬は本当にさみしいだろうねぇ」と言ったら、夫は私を馬鹿じゃ
ないかという顔をして見下ろしていた・・・。

今日のジジ

ジジは今週からすごーく喋れるようになっている。
まあ、ママは前から言えたけど、ファー（お父さん）をバー、
ショウミーのことはアンアンと言っている。これって私しかわからない語？
そして私の言った単語をそのまま口真似するようになっている。こうして
人間は真似して、それを何度も繰り返して、言葉として習得していくのだわね。
外国語を覚えるときに、とにかく真似することということを言う人がいるけど、
ジジを見ていると一理あるかなと思う。
ジジは今１歳７ヶ月。ワンワン、ミャーオ・ミャーオ、パ（葉っぱ）、メメ、
ミミ、ボンボン、そしてジジなどの言葉をすでに習得してる。一番最初の
言葉はボンボンだったっけ。さすが２人目。

明日はおゆうぎ会

明日はショウミーの幼稚園のおゆうぎ会。
幼稚園の行事は親のほうが楽しみにしているようで、私はまさに
前日からわくわく状態。
今日夕食の後、ショウミーが「ぶた・ぶた・コブタ♪　ぼーくは
コブタ♪」と振りつきで歌ってみせてくれた。
年少さんの歌や踊りって本当にかわいい。しかも自分の子どもは
とびきりかわいく、輝いて見えるものである。
デンマークの幼稚園にはおゆうぎ会も運動会もないので、日本の
幼稚園でよかったなぁ、こんなに親は幸せ、と思ってしまう。
さてさて、明日はどうなることやら。

子育てって面白い

私の場合、気づいたら母になっていて、特に子どもが欲しいとか思ったことは
なかった。上の子が生まれて最初の2－3年は子育てって大変、とよく思ってた。
でも2人目を妊娠したころから、やっと私も少し母親らしくなれた気がする。
母親として覚悟ができたのかな。それまでは母になりきれず、葛藤があった
のだと思う、今になると。
そして同時に、朝から晩まで子ども中心の生活というのを急に楽しめるように
なったみたい。
子どもっておもしろーい！　子どもってかわいくて楽しくて、いつも私に
金魚のフンみたいにくっついてくれて、ひたすら私のことを好きでいてくれて、
なんてスゴイ存在なんだろう、と思うようになった。
そう思うと、子ども達が少しぐらい軌道を逸してもなんだかOKになってきて、
それよりも毎日私に笑いをくれて、本当に面白い人たちだ、と気持ちに余裕が
できてきちゃった。
子どもを持っていない人は「子育てって大変でしょう？自分の時間もなくなる
んでしょう？」と思う人も多いかもしれない。
そうなんだけど、でも私は子育てってそれ以上のもの、子どもを持つことは
最高に幸せなことって感じてる。人生にこれ以上の幸せはあるかしら、と。
私達お母さんたちは、どんなに子どもが面白い存在か、どんなに楽しい存在か
ということをもっとアピールしていけたらいいなと思う。
少子化って子どもを持つことのそういうハッピーな面を知ってもらうと少しは
解決されるのかな？　仕事も自由な生活もお金を自分にかけられる生活も確かに
楽しかったけど、でも子どもを持つことのすばらしさに比べたら、母親になった
今では小さな楽しさだったなあ、なんて感じてる。

クリスマスカレンダー始まり！

いよいよ今日からクリスマスカレンダーの始まり、始まり！
12月1日から24日まで、毎日ひとつずつ、小さいプレゼントをもらえる。
この間だけはいつも起きないショウミー（上の子）も早く起きる。

今朝は早速ひとつめのプレゼントを開けると、ファーモア（おばあちゃん）
から小さなナショナルジオグラフィックのパズル２つとお菓子が３つ、
入っていた。
下の子ジジには絵本とお菓子。
並んで座ってラッピングをびりびり破き、２人ともとっても喜んでいた。
ファーモアに２人の喜んでいる様子を見せてあげたいなあと思った。