老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

耳さとき猫が守宮を追いかけて

2016-06-24 11:44:21 | 俳句


朝から雨。
あちら、こちらで、梅雨の災害のニュースが報道されている。
お気の毒である。熊本は弱り目に祟り目。
神さまはいらっしゃらないのか、非情である。
天災は忘れた頃にやって来る。我が街とて、例外ではない。やだ、やだ。


しり取り俳句に参加させてもらった、原点の場所が
「猫髭言笑」である。
何も知らぬ、私は、(今日は)と挨拶をしてまるで押売が家庭を訪問するように飛び込んだ。
今では、仕組みも少しわかりかけたが、傍若無人にどこの、誰だか解らぬ輩 が、いきなりやってきたので、さぞ驚いたことであろうと、赤面のいたりである。
正直言って、抵抗があったに違いない。

どの、しりとり句会も先達の方がいて、皆さんの先導をしている。
句会の仲間とか、親しい誌友などで、運営されているようだ。
どこの句会場も、こんな、面白い所がある。じゃ、参加しよっと、軽いのりの私の言動は、池に投げた石のような波紋で皆さんの心の内を騒がせた。

しり取り俳句の仲間で、吟行句会も行っている。
吟行記を読むと、羨ましくなる。
近くに住んでいると、無理を承知でたのみ込んで、参加させてもらうなだけれど。。。な~。体力がついてゆかないか。

句会は指導者の実力にかかっている。
きっと、猫髭さんの句会は楽しいに違いない。

(猫さま なぞと、呼ばせていただいているけれど、本名は存知あげない。結社がどこで、、、
句歴は一度、読ませていただいた。他方面で八面六臂、大活躍をなさっているのも、存知あげている。が、私にとっては、謎が多い方なのである。)


今後ともよろしくお願いいたします。

    
    姫 は、お腹が満腹。のびて、朝寝。


「猫髭言笑」
参加者のしりとり句

   😹   梅雨なんぞ蹴散らしゆくぞGOしちGO   猫髭

   🐈   ディキシーを聴いてゆらゆらハンモック   猫髭

   😹   スカラベの夏は来にけり昆虫記   猫髭

   🐱   昆虫記の上に空蝉そつと置く   ラスカル

   😹   麦藁帽子父から子へと昆虫記   むめこ

   🐈   古書店に猫の座もあり梅雨深む   狐灯尼

   🐱   父の日の父素通りの古書肆前   佳音

   🐱   神田街古書の値知れず夕立かな   ミミ

   🐈   風の色ひそかに秘めて花菖蒲   ぴのこ

   🐱   舟揺れて色の乱るる花菖蒲   てまり

   😹   見つけやすいところに置かれ落し文   犬客
   
   😻   梅雨じめり六畳の部屋狭く住み   カツオ


梅雨が激しくなりました。
猫が、私の椅子の下にもぐって、ちょかいをしています。


      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする