老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

返礼、、、?

2023-04-26 23:19:37 | 日々是好日
       

ミシンを使ったのは久しぶりだ。

猫の模様の布を見つけていた。
10日も前に、、、

可愛い😻ちゃんの模様が気にいった。

その時思ったのが、猫を10匹も飼っている大の猫好きの人の事だ。

彼女が農協の婦人部で作ってもらったと言う、甘口の味噌を沢山もらった。
美味しい甘口のお味噌。
市販の味噌と混ぜて使っている。

味噌はあっちこっちの遠く離れた地域の味噌を何種類か買って味噌汁には混ぜて使う。
それが美味さの隠し味だと聞いてから、ずっと続けている。

知りあいのお寺からは、全国の檀家から贈られた味噌のおすそ分けをいただくことも。

知りあいから地元産の手作り味噌をもらったのは初めてだ。

このお味噌をもらってから、お味噌汁をつくるのが楽しみになっている。

色々、混ぜて味を楽しんでいる。
沢山もらったので、一年間は充分にある量だ。

味噌の返礼が、猫ちゃんの模様の生地で縫った袋だ。


    🐈        燕くる風待ち港の古燈籠

    😾     諍ふても行きところ無く春暮れる

    😻     日向水浴びる雀や新茶くむ   

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最も愛する梅

2023-03-07 18:18:35 | 日々是好日


冬籠りから抜け出せなくて、春になっても外へ出たくない。

しかし、気になっている愛する野梅を観なくてはと、重い腰を上げた。

屋島に登る道の一本で、普通にお遍路をする人は知っている?かな。
土地の人が利用をする登山口に咲いている。
まことに大きく枝を張った古木は、私が一番に好きな梅の木だ。

幹の太さは2メートル以上。
東西南北どちらから見ても枝ぶりは10メートル以上はある。                     
                                                                     
   


      

我が家からお遍路さんが普通に通る道を15~6分ほど歩き、右へ曲がると、もう一本の遍路道への入口の方に。

そこへ行く途中の一軒家の庭を走っている「猪」を見た。
道路にはフェンスが張られている。
フェンスまで降りて来て、踵を返し、この家に近づいた。
カメラを構えたが猪は山へ。。。

     
この猪が庭を駆ける家は、我が家の北窓を開くと遠望ができる。
一番上の家だ。

屋島には800頭の猪がいると聞いた。

梅の場所までは1、5キロくらい。
又、出くわしたら怖い、困ると思いつつ、梅を観たさに恐る恐る歩を運んだ。
車には何台か出合ったが、、、、

             

期待どおりに白梅は満開。
梅を観賞しているうちに、さっきの猪への恐怖は忘れてしまった。


     🐗     観梅や猪見かけたこと忘れ

     🐗     猪檻を横目に遍路の列の行く

     🐗     猪罠や屋島に多き無縁仏

                  

     
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帽子

2023-01-21 22:39:48 | 日々是好日
            

最近、愛用をしている帽子。
猫のブローチを横に付けた。
少し見栄えが良くなった。


🧢    冬帽子貧相な顔あなかしこ
👒    冬帽子目深に拗ねてゐる園児
🧢    真っ白きナースの帽子春兆す
    
私は薄くなったヘヤーを隠すのに春夏秋冬、帽子とマスクが離せない。

美智子さまはお帽子が良くお似合いだった。
見るのが楽しみだった。

子供の頃は、挿絵画家の藤田ミラノや藤井千秋の描く、帽子をかぶった亜麻色の髪の少女に目を瞠ったものだった。

冬帽子も夏の日よけ帽子も、日常の生活に直結している便利グッズにすぎない庶民。


しりとり俳句で詠んだ今日の句

    🌱    星降りて裸木芽を出す仕度かな

    🌱    裸木の大小の瘤頼もしく

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秋の法然寺

2022-11-27 21:15:50 | 日々是好日


法然寺(ほうねんじ)は、香川県高松市にある浄土宗の寺院。

高松藩祖松平賴重は水戸徳川頼房の長子で、二代光圀の兄に当たり、徳川一門が崇敬する浄土宗に帰依した。
建永の法難で讃岐に流された、法然上人を中興とし、仏生山来迎院法然寺と号した。
賴重の父頼房をはじめ、賴重以来の高松松平家一族の墓石222基が存在する。十王堂から参道を経て、黒門から仁王門へ、そして階段を上り、二尊堂、来迎堂へと続く境内。



最初の門を潜り、二河白道を通るり仁王門へ。
振り返ると低い紅葉山が。

    🍂    誰が打つ鐘や讃州秋闌ける
    

二河白道を三々五々、信心の人が往き来をしている。

     🍂     冬暖か寝釈迦さまにお逢いしに    

今年は紅葉狩りをやってなかった。
法然寺の参拝を兼ねて。メタセコイアの並木道を観にと思い立ったのだ。

メタセコイアの黄葉もさりながら、法然寺の紅葉がこんなにも美しかったとは
幸運だった。

     🍂     遠くから見えて漆の紅葉かな


     

          🍂     冬日向寺に棲みつく猫のをり


                       


     🍂               さきがけの鴨の家族や寺の池 

     🍂     冬萌えの芝ハナちゃんて犬駆ける
 
犬の名前は はなちゃん 。猫のハナちゃんを想いだした。

     🍂     桜紅葉門前町を一巡り

     🍂     最中割れば緑のあんこ返り花    

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皇帝ダリア

2022-11-25 15:39:05 | 日々是好日

     

とある家に咲いていた 皇帝ダリア。
大きな瓦の屋根の家。
旧家らしく二階の窓は漆喰壁に虫小窓。
と、皇帝ダリアの取り合わせが面白いと、撮った。

私は皇帝ダリアを好ましい花と思っていない。
別に意味は無いが、牡丹擬きの立派な花、そのうえ丈まで高く(5Mにも育つ)日本の空を我が物顔に咲き、見上げれば、なんだか睥睨されているようで、心が縮こまるのが素直な私の気持ち。

皇帝ダリアは、メキシコや中米を原産とするキク科の球根植物。
「デコラティブな花姿はダリアの王様にふさわしい気高さがあります。
このように感じる、人もいるらしい。
気高さね~😘 
そんな雄大な雰囲気を持つ皇帝ダリアですが、
花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」など女性の心や気持ちを表すものばかり。

私の心からは大いに遠ざかってゆく。今、以上に、、、。

    


しかし、季語としては、認められているらしい。
ちょっと調べたら、多くの俳人が詠んでいる。


    🌸   皇帝ダリア畏るるもののなき高さ   片山由美子

    🌸   おほぞらへ皇帝ダリアしんと立つ   櫂未知子


    🌻   仰ぎ見る皇帝ダリアといふ高さ    今井春生

    🌻   冬帝に皇帝ダリア奉る   服部早苗

    🌻   モネの園皇帝ダリア睥睨す  芦川まり

    🌻   見上げたる皇帝ダリアに見下ろされ  村上倫子

    🌻   腰のばし皇帝ダリア仰ぎけり   阿部文子


今日も買い物帰りに歩いて拾った一句。
5000歩。40分。


              🌼   皇帝ダリア部屋ぬち暗き虫小窓    葉



  





 









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