老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

季語になっていないジャカランダ

2016-06-19 12:25:44 | 俳句

昨日、朝早く目が覚めたものだから、二階のベランダから、梅雨晴れ間の写真でもとご近所を見まわしていると、紫色の花をつけた大きな木が見えた。
朝日に輝いている。
桐の花、いいや葉が違う。
葉は合歓の葉に似ているみたいだ。
風に大きく揺れている。



散歩の帰り、たまたまご主人が道路に出ていた。
「いつも下ばかり見て歩いているので、この花に気が付かなかったのですが、ひょっとして、ジャカランダの花ですか?」
と聞くと
「そうです。庭に植えて七年になります。諦めていたのがやっと咲きました。」
と顔をほころばせている。

私が今まで気が付かなかったのも最も。
パソコンで調べると、熱海、宮崎では、名所になっていると。

ここ、讃岐では、珍らしいらしい。
探せば、そこここにあるだろうけれど、昨日は「NHK」の写真コーナーに投稿をしたいから、撮らせて下さいと尋ねて来た人がいたと、おっしゃっていた。

原産はアルゼンチンなど、熱帯アメリカだそうだ。
ラッパ状に咲く花がファンファーレを吹くトランペットを連想させるから
花言葉は「名誉」「栄光」というらしい。
歳時記の季語には、未だ無い。
どなたか、名句をものにしたら、季語になるかもね。

そうそう、秋になって咲くこれも紫色の花 「皇帝ダリア」
この花もダリアとなっているが、季語にあるのかしら。
無季にこだわらないが、やっぱり、素人に近い私なんぞは、まず季語の解釈をしてから、
説明では無い、ポエムのある俳句をつくりたいな~。いつ、そんな句ができるかな。


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コメント
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