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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

今 誰かが ,,,,

2025-03-18 16:32:28 | 老人日記
      
                        
二週間ぶりの医大だ。
眼科の予約で訪れた。
夫が正面玄関へ車で横づけしてくれる。

昨日は午后の予約だったから、いつもの混雑はなかった。

       

写真を撮る位置によにより、内部の様子が、すごく違って見える。


こんなリルケの詩が突然に浮かんできた。

    いま世界のどこかで泣いている、
    理由もなく泣いているの者は
    私を泣いているのだ。
    
    いま世界のどこかで笑っている
    理由もなく笑っているのは者は
    私を笑っているのだ。

    、、、、、、、
    、、、、、、、
    、、、、、、、、、

    いま世界のどこかで死にかけている、
    理由もなく死にかけている者は
    私を見つめている。


何んと言う哀しい詩を想いだしたのか?
ここに入院をしている誰、彼はみん病と闘っている。
明日、晴れて退院をする人。
一度、家族との生活に戻って行く人。
そんな人たちのことが頭の中で浮かんでは消える
笑う人、泣く人が入交る。

私は杖をついていてもよろける。
病院の支払いがまともにできない。
夫の支えが無ければ、薬も貰えない。

考えたくは無いけれど、死にかかっているくせに、文句ばかり言ってあちら、こちらで衝突をする不埒者だ。

病院では百人百様の患者が快復に向かって努力をしている。
私の異質な思いは、どこかへ吹つとばさなくては。。。


    今世界のどこかで悩んでいる
    理由もなく悩んでいるもの者は
    私を哀れんでいるのだ。。。。。(己)


恐いリルケの詩が浮かんだものだ。

目の方は、悪くはなっていないが、目だって良くもなっていなかった。


     ☆     世界中のどこからも春の満月 

    







買い物カート

2025-03-18 10:37:35 | 老人日記
         

買い物用のカートを買った。
以前、道路を歩いていて、すってんころりと転んだ。
おまわりさんが駆けつけて来た。
附近で工事をしていた職人さんがとんで来てくれた。
心配と迷惑をおかけした。

自分でも、ここまで足と腰が弱っているのかと驚いた。
いつも杖をついて歩いている。
買い物には、買い物用のカートを引いてはいるが、輪は二個。

それで、電器屋さんで見つけた、四個、輪の付いたカートを見つけて飛びついて買った。

これだと転ぶ心配が少し減る。

いつも買い物をするKマート、イオン系のパーワフルな店舗。
どちらへも、歩いて12~3分。

夫の足を借りなくても一人で歩いて買い物に不自由をしない。

歳をとると、何が必要になるか計り知れない。
とりあえず、買い物の件は私の中で解決をした。


      ☆    春霖や名知らぬ鳥が電柱に

入院日記(8)

2025-03-15 10:09:01 | 老人日記
            

事の発端は、このカッップ。

今になればお笑い種。

馬鹿な看護見習いと馬鹿な老患者。

一日のうち、午前中にに二時間、午後に二時間くらい病室を訪れる看護助手が二名。

おしゃべりを楽しむ?お互いに?

こんな若造と、話題が合うはずが無い。
無理してお相手をしているのにも気づかぬ、バカ看。

ある日の事、私が、お喋りの最中に「上記に載せて」いるカップにお湯を汲んできてくれるように依頼をした。

すると一人の助手が
「上の看護師に相談をします。」
と応えた。
それを聞いた私は、ためらう事なく
「出入り禁止、ここにはもう来ないで」
と言った。

私にすれば正直なところ、悪びれることも無く単純にカップにお湯を汲んできてもらえると大いなる勘違いをしたようだ。

その後、看護婦長が私の部屋に来て
「出入り禁止」の仔細を、まあな~あやまりつ、
看護助手の話と私の話の整合性を確かめたかった。。。みたい。


「朝に二時間、昼からも二時間、私の病室で時を過ごす看護助手に、親しい関係だと誤解をしたから、カップにお茶を汲んで来てと頼んだら、上司に相談をするから、、、と返事をされた。。。。」と言った。

いいかげん、こちらも迷惑なんですと、、、窮状を訴えた。

「うるさく、私の周囲をうろうろと時間潰しをしていて、カップにお湯を汲んで来てと頼むと、上司に相談とは、、、笑止千万、、、

杖を付いてそろそろと歩いてお湯を汲みに行く。
杖をついてもう一方に熱いお湯を持つ。そろそろと足をひこずるように進むのだ。
(お湯は90度。熱いお湯で濃い粉末のお茶を飲む。)


私、看護助手、どっちもどっち、人間がお粗末たらありゃしない

それから、看護助手をここに見習いに派遣をしている看護学校の先生があやまりに来た。
謝られる?
そんな大げさな事か?

😃 しかし、考えるに看護師の仕事は、ただ単に働くと言うより最も大切なことは「「気働き」」だと思う。
見えない看護をほどこすのが、役目ではないだろうか?

難しい事を求めすぎるのか?

汚点として残る事には違いない。

しかも、この件は看護学校でダメな事例として、話されるかもね。
おばかな助手は、こんな些細な経験を積んで一人前の看護婦に育ってゆくのだろう。

詰所を通るたび、看護師詰所の壁際で手持無沙汰のに立っている二人が見える。
二人に与えられた机は無い。
おのずから立ったままでいる。

何を考えているのか、いじわる婆さんには、あわれにしか見えなかった。

私には、いつもこんな、つまらない些細な事件?がついて回る。
それが恥ずかしい。

この「カップ」をみる度に病院での苦い思い出がついて回る。


      ☆     春愁や人あればあまた罪の生れ



しりとり雑感

2025-03-14 17:49:09 | 老人日記

日常が戻ってきた。

買い物の途中、栗林公園へ寄った。

梅園の紅梅。
お日様がさんさん、、、梅の木の枝が影絵のようにくっきりと美しい。


このニ三日のしりとり俳句から。
つくづくと、いつまでたっても進歩のない、へたな俳句ばかり詠んでいる。
恥ずかしげもなくブログに載せる。全く、、、何んと言いましょうか。


     :     胸切な巡り来三月十一日
     :     遠雷とまがふ雪解の轟ぞ
     :     早蕨や石佛並ぶ登山口
     :     大試験終わりて箍のゆるびけり
     :     丁々発止竹刀打ち合ひ卒業す
     :     まだ癒えぬ恋の傷跡ミモザ咲く
     :     鳥帰る無性にカレー食べたき日
     :     鯛釣り草ゆらゆら悩み果てしなき
     :     人の出入り無き病室や日の永し
     :     夜の梅一燈点すごときかな

俳句は難しい。
だから詠むのわ止めたら。
いいえ、それも難しい。


入院日記(7)

2025-03-13 11:29:25 | 老人日記
 
         


病院の受付を終え、入院室へと廊下を歩いていて、途中で図書室を見つけてしまった。

廊下の右側を見ると図書室があった。本の匂いがした。(ウソ)
とにかく病室へ行くまでに図書室の有り処を知ってしまった。

入院をして、二日目は目の手術。
それからは、おとなしく病室に籠っていたが、、、図書室へ見参を。

病室を出て歩ききまわるのには、看護師の詰所の前を通らなければならない。
パジャマのズボンをはき替えて、カーデガンをはおり、こそこそと詰所の前を通りぬけた。
玄関に近い、図書室は通る人も多い。
午后になると、入院患者の見舞いの人も多く行き交う。

服の下に隠すように、本を借りて帰る。

悪い事しているを訳では無いが、目の手術をして座ったままの生活を余儀なくされている。
目を大切に大切にしなければならないのに、本を読むなんて。。。。

、、、と自分で自分に言い聞かせた。
もっと目を大切に。。。
眼帯をかけて、本を読むなんて!!

内田康夫の浅見光彦シリーズ。 これが面白くなかった。
瀬戸内寂聴の本。たった一冊しかなかった。

そして、
白洲雅子の本。
戦中、戦後の上流家庭の生活。
そこでくりひろがれる華麗な交友関係。
別荘での疎開生活と言えど、有る所には有る。

田舎の貧乏育ちには、まぶしい生活の数々。
腐っても鯛の生活環境が垣間見える。
退屈しのぎの本だったが、世の中は広いと感じた。
他には読みたい本は無かった。


      📚    ブラインド上げれば春の大き空